恐怖の人体研究所(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

今日麸の人体実験…それを言うなら味噌汁やろ?
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超能力者、よってたかれ~~。
ワーイ、見つけた…と思ったら違ったァァァァ!
ギャワワー、こりゃ~アレですよ?ヤバイやつですよ?



超能力の研究をしているヘンリー博士は、
色んな物を犠牲にして「超能力に人生を賭けた」方。

賛同する研究者仲間と日々研究に埋没していましたが、
偽物に引っかかって笑いものになってもうた。


そんな博士たちの前に、ジュディスというおなごが現れよった。
以前転倒して頭を打ってからおかしくなっていき、
あまりの奇行に、家族から持て余されてた彼女は、体よく研究所に追っ払われたのでした。


しかしこれはチャンスですよ?と俄然やる気になる博士たち。
しかもジュディスは、そこら辺のちゃっちぃ奴と違って、
モノホンで強大な力をもってはる。


研究所の職員の中には「これちょっとヤバイんちゃう?なんか変やであの子」という人もいましたが、この千載一遇のチャンスを逃してはならじ~!と、みなさん急角度で実験に突っ込んでいきます。


ジュディスは、様々な実験を受けるうちに、人格が崩壊していきます。
いや崩壊に拍車がかかったというべきか?

あんまり危険なのでついに拘束することに。
拘束しても、キシャァァァァァ!!ともう凶暴すぎるって!


そんなある日、国防なんちゃらのエライさんロバートが来ます。
ジュディスは彼の前で超能力を発揮!
「こいつぁ、モノホンやでぇ!
永井豪先生的な何かを秘めているでぇ!」


軍が実験の後押ししてくれることになりました。

でも、職員は次第に不吉な「何か」を感じ取っていきます。

軍主導の実験が開始されます。
カエルを爆発させたり、そばにいる人の心臓を締め付けたり、
職員は気づいちゃった。


これ、あかんやつや!
悪魔のあれなやつや!


ここで「悪魔かよ」と舌打ちするマダムの姿がみなさんの脳裏に浮かんだことでしょう。


軍はジュディスを兵器として使おうと思ってます。
ジュディスの中の悪魔を彼女から、軍の兵士に移動させれんもんかにゃ~とか言い出しよった-。


ところがジュディスの悪魔は、もうあまりにも強大になりすぎちゃったので、
急遽「悪魔くん計画中止、すぐさま悪魔祓いをするように!」と計画変更。
神父様も来るよ?


儀式の途中で停電が怒り、
グアグググガガガガガガと苦しんだり抵抗したりしてたジュディスは、
一瞬正常に戻った!


( ゚д゚)ハッ!
っと思ったのも束の間、
ジュディスは心臓を破壊されてあの世行き。



そう、悪魔はヘンリー博士に乗り移ったのでした。
博士は行方不明になり、
この関係者も色々やばいことに巻き込まれてます。
事故とかそういうの、ただの身内とか友人とかってだけなのに巻き込まれる。

これ観てるアンタも、
あぶないで?

        おしまい

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モキュメンタリー。
インタビューをして、過去の映像やらを流して、
悪魔に憑かれた女の姿を映し出す。


つまんない!ことはないです。
インタビュー形式の作品がお嫌いな方にはつまんないでしょうが、
多少トイレ退場しても、
話が判らんくなってるーーーとはならない。


そこはいいんとちゃう?


こけて頭打ってからヒッキーに。
そして悪魔に…という、
頭打ってないけどボケが始まってて、
ヒッキーなアテクシは、
悪魔に乗り移られる可能性が高いんちゃうやろか。


この作品の、面白い…というか怖い部分は、
研究員や軍関係者への直接悪魔アタックもあり、
且つまた、その家族や友人と言った、なんとなく身近やん…って人まで攻撃のターゲットにされてるところ。


そしてなんといっても、
悪魔に取り憑かれたジュディスの演技がすごいの一言。

キシャァァァァァァァ!と獣のように襲いかかってきたり、
ちょっと、池沼っぽくみせたり。


映画として観たら、つまんない…でしょう。
似非ドキュメントだと思って観たら、そこそこ観られる。

悪魔の力身につけた博士は、
行方不明だそうですが、
その妻も子も、
あの事件の関係者も、
みんなまだ生きてはる。


悪魔、日銭を稼ぐのに必死で、
人類絶滅なんか、
後回しなんかのぅ。


結構みなさん厳しい評価なんですが、
話の内容は置いといて、
女優さんの演技に感心したので、
アテクシはそこそこ…でしたよ。
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