- ザ・デッド インディア [DVD]/ジョセフ・ミルソン,ミーヌ・ミシュラ,アナンド・クリシュナ・ゴヤール
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アフリカで発生したゾンビはソマリア経由でインドに来ました。
インド、あっちもこっちもゾンビだらけなのだ~。
インドの港。
一人の男が怪我をしています。
なんでも「ソマリアで、基地外の女に噛まれた」らしい。
検疫制度はないのか?
インドの郊外で風力発電の技師として働いてるニコラス。
高所で作業をしてたら、地上では、どっかのおっさんがふらふらした男に襲われてはる。
?…となりながらもガソリンスタンドに行くと、
「なんか事故があったみたいで、ガソリンが入って来ーへんねん」
インドではよくあること。
仕事に戻ってたら、ムンバイで大変な何かが起こってるらしい。
暴動はよくあることやし~。
恋人のイシャニから「妊娠してしもうた」と電話があり、
ニコラスは「結婚しませう」と決意。
ところが電話の途中で、電波が悪くなり、イシャにと連絡が取りづらくなります。
「なんかおかしいの」
というイシャニに「家に帰ってなさい、迎えに行く」というニコラス。
このイシャニが、なんというか気が利かないというかボーッとしてるというか、
オロオロするばっかで。
まぁあんなパニックになったら誰でもそうなんでしょうけど、
ちょっとおつむ弱いのかしらん?と思うほど、アカン子。
イシャニは父親から「あんな外国人、遊ばれてるに違いないわ」と言われ結婚どころか付き合うのも反対されてます。
恋人を助けるためムンバイに行く決心をしたニコラス。
彼に助けられたことをきっかけに、行動をともにする少年ジャベド。
と言うか、ニコラスがジャベドに助けられたっていうほうが当たってるやん!
ジャベドの手ほどきで、車を手に入れ、食べられる果実なんかも教えてもらい、
順調にムンバイに行けるんかいとおもいきや、
検問で、ちょっと怪我してるだけでも「おめー、ゾンビ」判定からの~銃殺、
手に怪我してるジャベドも殺されちまう!
逃走。
回り道をしながら、
武器を調達しに行ってバイクを手に入れたり、
そのバイクを盗まれたり。
唐突にヘリが来て、ジャベドは救出されますが、ニコラスはそのまんま。
「ムンバイで待ってる!」
ジャベドの声が響きます…。
一方イシャニは、家に閉じこもってます。
オカンは噛まれて瀕死。オトンはこの地獄の有様に、自分の信念にちょっと疑問を持ちかけてる。
オカンがいよいよゾンビになり、家の中で喰い合いか?と思ったら、ニコラスがやって来ました。
オトンも(自分も噛まれてゾンビになるのが分かったし)、ニコラスの男気に感動し娘を頼む!
ムンバイの避難所に、逃げこむイシャニ。
ニコラスは、ジャベドを探し見つけ出します。
「もうワイら、家族やでぇ!」
なんとなく光明が見えたかと思いましたが、
避難所を軍がゾンビもろとも「なかったコトにしやう」と攻撃。
ニコラスとイシャニとジャベドは、
崩れ落ちる瓦礫の下に埋もれていくのでした…。
おしまい
助からへんのんか~~~い!
アフリカ・インドと来て、今度はチャイナかな。
イシャニが妊娠したことで激怒ったオトンは、
「キィィィ!あんなアメリカ人と結婚なんかさせるか!」といきり立つし。
ニコラスは昔、恋人が妊娠した時に逃げたという「サイテー!」な過去の持ち主。
ソレをまだ年若いオコチャマのジャベドに打ち開けて、
「まぁいろいろアラーな」といなされてるニコラス…。
でも、あんな気の回らん子と結婚したら、
きぃぃってなるで、絶対。
おっとりしてだれにでも優しい美点もあるんやけど。
ゆるゆるゾンビが、のたりのたりと襲ってきて、
精神的にしんどい。
『ゾンビ大陸アフリカン』(観たはずなのにレビューがなかった。たぶん前のブログに保管されてるのかも…)の、続編。
アフリカゾンビ紀行に続く、インドゾンビ紀行。
インドには、すごいべっぴんさんがおるのに、
なんであんな庶民的な女優さんを使ったのかなぁ。
あと、アカン言うてるのに急に走り出したりするジャベドに、
ちょっとイライラしました。
グロはそこそこ。
「子供のためにバイク頂きぃ」と盗んでいったおっちゃんが、子供にガウガウ喰われてたのが泣けるわ-。
ゾンビさんはいっぱいいてワラワラ。
ニコラスが空を滑空して逃げる時、空に手を伸ばすゾンビさんの姿は、美しいと思いました。
後味は…。
いくら前振りで生き埋めにされた王様伝説を聞かされたとはいえ…。
なんで無差別攻撃?
わからぬ!
ゆるゆるなので、地味です。
でもこれが本当のゾンビ。
ゆるゆるだから逃げられそうなのに、追いつかれる…この絶望感が、
ゾンビ映画の肝の一つ。
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