- クラウン [DVD]/アンディ・パワーズ,ローラ・アレン,ピーター・ストーメア
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息子の誕生日に、ピエロのコスプレをしたら、
それが曰くつきの衣装。
「ハラヘリヘリハラ」
になるので子供食います。
ケントは不動産屋。
息子の誕生日に頼んでいたクラウンが、スケジュールミスしくさって「行けません」ってぬかしよる。
売却物件の整理をしてたら、
うまい具合にピエロの衣装が出てきた。
ケントはその衣装を身に着け、
ジャックのバースデイに参上仕る。
ジャック大喜び、嫁のメグもホッと一安心。
ケントはその衣装のまま、ソファで寝入ってしまいます。
お父ちゃんは疲れてるねん。
ところが、翌朝起きたら衣装が脱げない。
赤っ鼻も取れない。
無理やり力まかせに取ったら血が吹き出しますやん。
仕事先にとりあえず行って、刃物や電動ノコで衣装を切ろうとするものの、
逆にけがをする始末。
衣装身につけたままだと、
しっこが出来ぬではないかぇ?
(そこが一番のちんぱい)
ケントは、衣装があった家の持ち主を調べますが、持ち主はすでに故人。
しかし弟が生きていたことは判明。
「どういうことですやろ?」と訊きにきたら、
薬を入れたお茶を飲まされ、
気がついたらおっさん、ケントの首をちょん切ろうとしてるやん!
大慌てで、逃げ出しますが、
おっさんが言ってた、
「ピエロはもともと悪魔でしてん…」
「クロイン言うてね…子供を食い殺してましてん」
という話が頭の片隅にこびり付いて離れない。
そのうち、ケントの身体に異変が現れ始めます。
吐いたり、異常にお腹が空いたり。
ケントは、家族に迷惑をかけないよう、一人で解決策を見出そうと家出。
でもお腹すくやん?
我慢できひんねん…という訳で、
子供の指を噛みちぎってしまったり、
宿泊先のモーテルで知り合った子供を頂いてしまったり…。
人間の心がまだ残っているケントは、苦悩。
精神的に、ひっじょ~~にチビシ~~!状態。
メグに連れられ自宅に帰りますが、鎖で繋がれ地下室に幽閉。
ケントは息子に地下室から出してもらうとその足で息子の友だち(小憎たらしいおガキ)の家に行くと、彼をむしゃむしゃやっちゃうのでした。
メグは、あのおっさん=カールソンに、
「どういうことか説明しろや!
ダーリンを元に戻すにはどうしたらええんじゃゴルァ」
と迫ります。
実はカールソンも過去に悪魔になっていたことがありますねん。
衝撃告白を始まった-!!
当時、小児科医だった彼の兄(あの家の持ち主だった人)が、
死にそうなガンの子供を5人犠牲にして、
悪魔の呪いから逃れたというのです。
その頃ケントは、ゲーセンにこっそり忍び込み、
子どもたちをかっ食らっていました。
子供の血塗れの腕とかが発見され、ゲーセンは大騒ぎ。
警察も駆けつけてます。
もう、猶予なしと悟ったメグ。
ゲーセンで迷子になっていた顔見知りの女の子を、
生贄にしようと考えますが、やっぱ無理!
そこへ現れる警察!
「おめー、そこでじっとしとれ」
と言われてるにもかかわらず胸騒ぎがするので自宅に帰るメグ。
すると、自宅には、避難させていたはずのジャックが、
避難先にしてた爺ちゃん(メグのパパ上)と一緒に帰宅してるやん!
「何で避難しとらへんねん!」
「メグー、わしゃーメグの味方やで。
血痕が落ちてたけど、綺麗にしといたか…」
ズシャァッ!
パパ上、すっかり悪魔になったケントに殺されました。
ケントは、ジャックを渡せといいます。
そしてメグのお腹にいる子供も渡せと。
母親の本能がメラメラと燃え上がります。
子供は渡さへん!
非力な女性ながら、メグは必死で抵抗。
ぶん投げられたり、お腹に爪を突っ込まれたりしながらも、
「うぉりゃぁぁぁぁぁぁ」
ジャックが捕まりそうになった間一髪、
メグはケントの首を落とします。
ケントは、死んでやっと悪魔から開放されます。
警察が駆けつける中、
ジャックとメグは終劇(おわり)を確信するのでした。
おしまい
子供を殺す。
これ、タブーなのよのさ。
一応。
しかも残酷に食い殺す。
ご遺骨が散乱してたり、
内蔵もりもりで殺されてたりしますが、
基本殺戮シーン(直接の)は、ほぼ無しです。
ピエロの鼻を喰っちゃったわんこが、
白塗りわんこになってしまうのは、ちょっと笑えました。
悪魔に憑かれた人もわんこも、
死ぬと初期のショッカーの怪人のように、シュワシュワ~と泡を吹いて消えていきます。
そんで元の姿が残ってるの。
あれ?
じゃ、死んでるのは、ケントだよね?
ケントが悪魔に取り憑かれてましたって言っても、
そこにあるのは頭部切断のケントのご遺体だよね?
間の悪いことに、爺ちゃんのご遺体もあるよね?
なんか先行き暗澹たる結末しか予想できないんですが…。
ジャックの証言なんて、誰も信じないだろうし。
一番気の毒なのはケントパパ。
息子を喜ばそうとしたことで、ここまで振り回されちゃって…。
自殺しようとしても死ねないし。
銃で死のうとしたら脳漿とか血液がカラフルになってるのは笑った後、キモッッと思っちゃった。
ああいう色使いって不安定で、
心の平衡感覚を奪われそうになる。
アテクシの個人的な感想です。
あと、あちらは、子供を放置して出かけたら虐待なのに、
あんなほったらかしでゲーセンで遊ばせてても虐待にならんのか?
その線引基準が判らん!
あんまり期待してなかったからか、
以外に面白かったです。
怖くはないけど…。
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