劇場版 零~ゼロ~(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

ゲームとは別物!!!!
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閉鎖的な女学園で、
生徒が行方不明になっていくけど、
これは呪いですか?




ミッション系の全寮制女子校。
百合のかほり、プインプイン。

アヤは、他のジョシーズから、
崇拝されていましたが、
部屋に引きこもったまま出てこなくなります。


アヤの友人、ミチは、
「何が起こったべさ?」
と悩みング。


さて、この学園には、
夜中の12時に、好きな人の写真にチッスすると、
「呪い」がかかって、相手と想い想われになる…という言い伝えがございました。

それ呪いちゃうやん、おまじないやん!
ノンノン。

昔、お互いに写真にチッスをし合った女子2人が、
心中を図るのですが、
一人が死に、一人が生き残ってしまい(太宰はん状態)、
生き残った方は死んだ娘に、ずっと憑かれてしまうのです。
「呪い」ロック・オン。




アヤが大好きなカスミは、アヤの写真を入手して、
ふんごふんごしながらチッスをしますが、
そこからおかしくなって行方不明になります。


その後、
続々と行方不明事件勃発。
そして彼女たちは、
遺体となって発見されるのです。


こんな事件が起こったら、大騒ぎになり、マスゴミの餌食になりそうですが、そんなことも起こらず。


部屋から出てきたアヤは、ミチとともに失踪事件の謎を解こうとします。

写真館のゴスロリマダム、メリーさんに話を聞きに行く2人。
そこでメリーさんの息子(射影機を使って心霊写真を取ることに全勢力を賭けている子)が写した、アヤにクリソツの幽霊の女の子の写真が、みんながチッスしてたアヤの写真だと判明。

なんじゃー、
あいつら幽霊の写真にチッスしてたんかい!

アヤとミチは、
赤いリボンで手を結びながらお寝んねします。
しかし夜中にミチが、
夜歩く…となるのです=夢遊病の如く


アヤはミチの後を追います。
そこで、シスターの弟に襲われ、
貯水槽に放り込まれてしまうのでした。


「タスケテー」
叫べども叫べども誰も来ず。

ミチも失神して意識不明。


アヤはその貯水槽の中で、
記憶を取り戻しました。

かつてこの学院に引き取られた、アヤとマヤ。

学院長は言います。
「二人のうちひとりには、
なんの不自由もない生活を与えましょう。
その代わりもう一人は、この貯水槽に飛び込みなさい」


マヤは「お姉さんだから」と、アヤを庇って、貯水槽にドボンされます。
アヤにクリソツのお化けは、
マヤだったのですね。



そのマヤが、
アヤの前に表れ、
「ワタシの分も生きて…」
そう伝えると、躯になりはてます。


アヤはマヤを想い涙にくれるのでした。

ミチは、(;・∀・)ハッ?と気付き、
アヤを助けに行きます。


メリーさんが学校に現れ、
「昔心中した女の子の片割れが、
あなただったのね」
と言った相手は、
学園長でした。


学園長は、ずっと取り憑かれ、
ひとりで死んだから寂しくて来るんだわ、
だったら、誰か友達を与えてあげませう…と、
マヤをドボンしたそうです。

鬼畜やな、チミ…。


卒業を迎え、
アヤに写真を撮らせてほしいというミチ。
射影機を向けると、
アヤの周囲に死んだ女の子たちが満面の笑顔で写っていました。



新しい学年が始まり、
新しく生徒が入ってきて、
そして「呪い」は語り継がれるのです。

      おしまい




アテクシが怖いゲームと思ってるのは、
・バイオハザード(初期)
・サイレント・ヒル
・サイレン
そしてこの零なのです。

旦那と一緒にプレイしてて、
ヒィィィィィィとなっていたのが、これ。


なのに、なんということでしょう。
全く怖くないではありませんか。



射影機なんか、
扱いちっちゃ!!!


女の子だけがかかる呪い=百合LOVE嵐
ユリ熊嵐のほうが、
なんぼほど面白かったか!!!


オフェーリアとか、12時のチッスとか、
「私の呪いを解いて」
とか。

もう、あざとい!!


アヤ(実はマヤ)が、池の水面を歩いてくるシーンも、
「これ絶対、ウシガエル鳴いとるわ」
なんて思ったら、吹き出すしか無いし。

こないに事件が続いたら、
ポリスメーンが乗り込んできそうなもんやと思ったり。

知的障害のある弟と、彼を健気に守るシスターが、
犯罪に加担してたり。


何故か唐突に現れる子泣きジジィに似た風貌の、
パゲ野郎&イケイケチャンネーコンビが、
イタコだったり(なんの役にも立ってない)。



校長先生のお話の途中で、生徒がバタバタ倒れた時は、
「ヘドラか!ヘドラが上空を飛んでいったんか」
(わかる人にしかわからないネタ)
と思ったり。



とにかく、男無用の世界。
男といえば、シスターの弟と子泣きジジィくらいで、
後はJK捜索隊の人たちや、やんちゃ中学生くらい。


男の価値、零。
(;・∀・)ハッ?、
零…これが言いたかったの?(違う)


美山加恋ちゃんが、
大きくなっててびっくりした。
びっくりしたのはそこだけ。

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