放送禁止 劇場版~密着68日 復讐執行人(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

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映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

復讐してほちいの。手伝ってあげるの。
放送禁止 劇場版~密着68日 復讐執行人 [DVD]/長江俊和
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復讐を代行してくれるサイトを取材してたら、
いろいろ判っちゃったんです。




ネタバレと書いてますが、
大きな謎にはあまり触れてません。
まだ考えまとまらないままにこれ書いちゃったからさ。
'`,、('∀`) '`,、



復讐を代行してくれる闇サイト『シエロ』の管理人である、
七川ノラム。

仮面を付け、素顔を晒さずボイスチェンジャーも使っている彼女に、
取材スタッフがインタビューしていきます。

その流れから、
一度復讐の現場を見てみませんか?という流れに。


ホステス貴子に復讐。彼女は顔を切り刻まれて人生終わり。
ダメジャーナリスト古茂田に復讐。彼は目に硫酸をかけられて失明。
医療過誤ばっかりしてる医者深町に復讐。毒を飲まされて苦悶死。



密着取材をしていたスタッフは、最初の復讐劇が終わった時に、
「おめー、もういろいろ知りすぎちゃったから、
手伝うように!
嫌なら氏ね、家族も殺すよ」
と脅され、
何となく『劇団復讐座』の一員になってしまいます。
なし崩しに。


さて、この復讐劇、
あるいじめ事件が、大きな鍵になっていました。


かつて神野留麻という子がいじめられ、
幼なじみの江口来美がいじめの首謀者ということになってます。


しかし本当は、来美はいじめに加担せず、
しかし表立って庇うと自分がいじめられると、
微妙な立ち位置にいたのです。

いじめの首謀者は、クラスの美少女と医者の息子でした。
後のホステスと医者。

首謀者の命令で、留麻にガソリンをかけ燃やすことを命じられた来美。
もみ合った時に引火して、火事&大やけど。

生き残ったのは、顔に大やけどを負った来美。
しかし、いじめの首謀者であると報道され(この時捏造したのが古茂田)来美は行方不明に。


そして取材をしていたのは、神野光留。
そう、留麻のお兄ちゃんです。



光留は、古茂田を陥れる時に、宋野登津雄と名乗り、
宋野真津と名乗る女性と偽夫婦の役を演じていたのです。


真津にノラムの正体を訊くと、
サイトをじっくり見ろと言われます。


そこで光留は、シエロが、組み立てると「シ」「エ」「ロ」で「江口」になることを見つけ出します。

ノラムに「オメーの正体は、まるっとお見通しだ!」と大見得を切りますが、
「あたしゃ、あの子に呪われてんだよ、
目には目を歯には歯をだよ!」と、ハムラビ法典を出され、けむにまかれました。


光留は、復讐の連鎖は止まらないと言って、
ノラムに刃物を突き立てますが、
死亡したノラムの仮面の下にあったのは…。


光留も結局死亡してしまい、
真相は闇の中。

     おしまい


かなり端折ってます。

今回のアナグラム。
「ミルク派の男子」
「丸いな遺伝子」
「村の初孫」

「宋野登津雄」
「宋野真津」

「七川ノラム」を鏡文字にして角度を変えると…。


この作品、
テレビで放送された「放送禁止、デスリミット」を観ていないと、面白さが減っちゃうそうです。
本放送時の疑問が解けていくそうな。



観てへんわ!
でも、あちこちにいやらしくヒントらしいものが散りばめられていて、
目が離せませんでした。


オサレ女子なのに、何故いつも同じペンダントなのか?とかさ。
「替え玉ください」とかさ。
JKのソックスとかさ。

すべてが、なんかの伏線ちゃうんか?と思えてしまう。
こういう、宝探し的な話が好きな人にはたまらないけど、
わかりやすい映画が好きな人には、
ちょっとアレかもです。



オマケ映像をみたら、
余計わけわかんなくなったよ。




「ミルクハノダンシ」=「シンダノハクルミ」
「マルイナイデンシ」=「ルマシンデイナイ」
「ムラノハツマゴ」=「ゴマツハノラム」

「ソウノトツオ」=「ウソノオツト」
「ソウノマツ」=「ウソノツマ」



解説サイト様も多数あるようです。
ほほぅ、にゃるほど~ーー!と思うような解説や謎解きもあるので、お時間のある方は、映画を観てから、サイト巡りに出かけてはいかがでしょうか?

丸投げ。
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