エリア0<ゼロ>(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

宇宙人に拐われるンだ!
エリア0<ゼロ> [DVD]/キャサリン・ジギスムント,コーリー・アイド
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家族でキャンプに行ったら迷子になった。
ナビも当てにならんし、
オトンはイライラ。



ノース・カロライナにあるブラウン山では、
謎の光が見えることがあるそうです。
そしてアブダクションの噂もあるそうです。

これは、ある一家が撮ったビデオに写っていた、
謎の光に関する、すげー真実。

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オトンとオカン。
兄ちゃんと姉ちゃん。カメラマンは僕です。
天気が悪いけどキャンプに行きます。

え~~、足元がぬかるんでるようなところでテント張るん?
ケツ冷えるやん、厭やん!!
でも僕は末っ子で自閉症らしいので、文句も言えません。



オトンと兄ちゃんと一緒に、ちょっと山道を散策しました。
山の壁面におもいっきりでけー落書きしてあるやん!


その夜、山の上に怪しい光があるのを見つけました。
撮った!撮ったでぇ!!


一泊したらもう次のキャンプ地に行くというオトン。
落ち着きないやつです。
きっとケツが冷えたに違いない。


僕はできればホテルに泊まりたいです。

オカンが「道違うんちゃう?」言うてるのに、
オトンは「ナビが言うとるんからこっちでええねん」と意固地。
あっという間に迷いました。


おまけにガソリンが残り僅か。

ガソリン満タンにしてくるという考えには至らんのか?
我が親ながら情けないです。


山道を走ってて、お姉ちゃんが「ゲボでそう」と言ったら、
「山道走っとんじゃ、我慢せぇ」と切れるオトン。

カメラで撮ってた僕も、理不尽に怒られました。

そのうちカラスが車に激突しだして、
道路にカラスの遺体が散乱。


トンネルが目の前にあるので、オトンと兄ちゃんと一緒に中を見に行きました。
オカンとお姉ちゃんは留守番です。

したらトンネルの中で車が事故ってますよ!
なのに、誰もいない。
パトカーまで停まってる。


不思議なこともあるものだと思ってたら、
変な生き物が襲ってきやがった。
オトンが「俺のことはいいから逃げろ」というので、遠慮なく逃げました。



何が起こってるのか理解してないオカンと姉ちゃんも一緒に逃げますが、
エンジンかからへんから車をおいて逃げるー。

家族全員がこの非常事態なのに、
でっかい荷物抱えて逃げる姿を見て、
「オワタ…」と思いました。



途中にある山小屋みたいな家に逃げ込みますが、
そこのオヤジが、
ちょっと怖い。

背に腹は代えられないので、その山小屋に居座らせてもらいます。
でも、電話もないし携帯の電波も届かないし、
救援要請出来ねーじゃん。



無線がありますが、無線はオヤジの兄貴との連絡に使ってるだけらしい。

オヤジの無線にオヤジ兄貴から「タスケテェェェ」と連絡が入り、
オヤジは出ていきます。

あの変な生物が、襲ってきました。
兄ちゃんは僕らを地下室に入れた後ひとり戦って行方不明になりました。


地下室に隠れてたら、オヤジが帰ってきます。
「はよ逃げよ!」
せかされるように山小屋から出たら、
オカンが空中に浮き上がり、
身体がエビ反りになってボギバギッと変な音を立ててます。
助けに行ったオヤジも、エビぞりされてます。



姉ちゃんと僕は必死で逃げます。
夜通し歩き倒して道に出たら、そこはあのトンネルの前でした。


ひぃぃぃぃ!
またもや逃げる僕達。
そこへパトカーがやってきて、
僕らは保護されます。

助かったーと思ったら、おまわりさんの顔がベキボキッとなって、やっぱり拐われる運命だったことを、
僕は悟ります。



宇宙船?みたいなんの中を撮ってますが、
あちこちで実験されてる模様。
なんじゃこりゃ?と思う間もなく空中に放り出され、落下。

カメラも落ちて壊れた。
僕はどうなったのかって?知らんわ!


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この僕ちゃんの録画した画像は、しかるべき機関が保存してまっせー。

エンドロールが流れる中、
ブラウン山の怪現象に関わった人たちのインタビューが流れます。


んで1年後。
オトンが裸でうろついてるところを保護され、
「また発見されました。どうやら父親のようです」

    おしまい

ブラウン山。
ここは実際に怪光線が見られた場所だそう。



何でそんなとこでキャンプすんねん!
インドアなアテクシには、このアウトドア至上主義の思考が判らん!


カメラで撮ってる(はいPOVですね)少年は、自閉症でカメラごしでないと不安定になるらしく、
ずっとカメラ回してます。


キャンプにしてもそうなんですが、
この一家(主にオトン)、計画性とか、かも知れない想像力とか、そういう部分がころっと欠落してます。


ナビに従うのも大概にせぇと思うし、
変やな?と思ったら引き返せ!
そしてずっと走ってて家も滅多に無いのに、
ガソリンスタンドなんか見つかるかい!

まー、ガソリンが無くなったと言いながらも、かなりの距離を走行してるけどさ。

件のトンネル。
中で車がワヤになってるのに、
奥まで見に行きますか?皆さん行きますか?
手近な車からガソリン抜いて(パチって)、逃げろよ!と思いました。


逃げたら逃げたで、でっかい荷物持って逃げるし…、
気になるのはわかるけど、
テントとかやろ?いらんがな!


そしてトンネル、宇宙人が出る割には、
ムッチャ落書きされてましたが…。
落書きをした人たちは何もされんかったんか?



宇宙人なのに、悪魔のお箱である、宙吊りエビ反りに持っていくのはどやねんやろ?

オトンが「また帰ってきた」ってことは、
他の家族も帰ってきてるの?
でもオカンは、どう見ても死んではるで、あれ。



宇宙人はちょろっと出てくるだけです。

でもまぁ、
一生懸命頑張って面白いものを撮ろうとしました!
って気概は、伝わってきました。


まじめに観たら、腹立つかもですが、
アホアホ映画と思えば、
まぁエエか…です。

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