ラヴレース(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

リンダ、コマッチャウ!!!
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伝説のポルノ「ディープ・スロート」でヒロインを演じた、
リンダ・ラブレースの、真実!
秘技って…あれのことなのけ?




そばかすがキュートなリンダ。
敬虔なカトリックの家に育ったリンダですが、
実は前の街で妊娠騒動を起こし、
こちらの町に引っ越してきたのです。


厳しいママはリンダの生活に眼を光らせていますが、
リンダはバーを経営するチャックと恋仲に。

そして結婚に至る二人でしたが、
チャックは結婚した時からお金にピーピー。
警察のお世話になったりで、リンダは気が気じゃありません。
しかもチャックは、紳士的な仮面をかなぐり捨て、
暴君へと変貌していくのでした。



チャックはどうしてもお金が必要なので知人を頼り、
リンダをポルノ映画に出演させることにします。


素人丸出しのリンダに、スタッフは苦笑。
しかし、チャックが撮っていた、リンダとのエッティビデオが皆の琴線に触れたようで、
リンダはすぐにポルノ映画の女優としてデビュー。


映画「ディープ・スロート」は、大ヒット!
リンダは、一躍時の人となりました。


あちこちのパーティに行ったり、
トークショーに出たり、
リンダは大忙し。


ところがチャックは暴力的な本性をさらけ出し、
すっかりDV夫に。


チャックはリンダの名前でアダルトグッズを売ろうとしますが、
それも上手く行ってない模様。


イライラするので暴力…のパターン。
リンダは実家に逃げ帰りますが、
「夫の言うとおりにするのが妻の役目」
と、母親に追い返されてしまいます。

ショックなリンダ。



華やかに見える生活の裏側では、
チャックはリンダを、リンダファンに売りつけたりして(最低!自分の嫁なのに!!)小金を稼ぎます。
もちろんリンダ本人にはびた一文入ってきません。


そしてリンダはそれ以来映画に出ること無く、スクリーンから消えるのでした。

時は流れ、
リンダは自叙伝を書くことに。


あっという間にポルノクイーンとして一世を風靡したリンダ・ラヴレースは、ごく普通の妻になり母親になっていました。


リンダは、彼女の全てを受け入れてくれた今の夫と、
かわいい子供を母と父に合わせます。

色んな思いや憎悪やそんな感情を抱えながらも、
リンダは母と抱き合います。

リンダが
母親を超えた瞬間…でした。


       おしまい



リンダが稼いだお金もチャックが全部握ってけつかる。
リンダは籠の鳥。

リンダを褒めて伸ばしていい気分にさせてくれるならともかく、
他の男と仲良くしてたと言っては暴力。
言うこと聞かんと言っては暴力。



リンダがボロボロになって逃げ帰った時、
母親は、リンダの訴えを完全スルーで、
自分の経験だけで何でもわかったような気になり、
逆に説教をかます始末。



そら、アンタはええ旦那に巡り会えたから、
旦那様~となんでも頼って旦那にお任せvってしてたらええけど、
チャックは「アカン系」なんやから、ここは庇ったれや!


この映画、
ポルノという世界で咲いた徒花、
リンダ・ラブレースの、
ポルノ界を渡り歩いた苦労話じゃなく、

夫からのDVや、
母親の無理解&価値観の押し付けから、
傷だらけになりながら脱却した女性の物語なんです。



でも、自分の母親が、昔ポルノ女優だったと知ったら、
リンダの息子はちょっといややろなぁ…と(今は小さいから、判ってないけど…)。
息子もまた、
ポルノ女優の母を持った子どもとして、
通過儀礼を受けるのか…と、
そこがすごく気になりました。

リンダ役の方は、
惜しげも無くchi chiを見せてくれます。


キュートで可愛いけど、
爆発頭は似合わないっす…。

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