- アメイジング・スパイダーマン2TM [DVD]/アンドリュー・ガーフィールド,エマ・ストーン,ジェイミー・フォックス
- ¥1,523
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ニューヨークの平和は、オラが守る!
けどさ、ヒーローのジレンマっつーの?
タイガーマスクと伊達直人のジレンマみたいなアレよ、
アレがオラにもやってきたっちゅーかね。
スパイダーマン・ピーターは、今日も街の平和を守りっぱなし。
あっちで悲鳴が上がればお助け候!
こっちで厄介事が起きればお助け候!
核燃料を盗んだ奴を猛チェイスで捕まえたりね。
ピーターはグウェンともいい感じなんだけど、
グウェンのオトン(死んではる)と、
「うちの娘を巻き込まんとって!」
なんて約束をしたので、ちょっぷり苦悩。
グウェンいい娘やし、可愛いし頭もいいし付き合ってて楽しいけど、
スパイダーマンとして彼女を事件に巻き込むわけには、いかねー、
いかねーんだよ。
ああ、別れたほうがエエねんやろなぁ…。うじうじ。
そんな時スパイダーマンは、オズコープ者に勤務するさえない男マックスを助けます。
「運命の出会いー」
ジョジョ風に言うなら、ズギュゥゥゥーン!しちゃったマックスは、すっかりスパイダーマンの虜v
ある日マックスは、機械の整備中にデンキウナギの水槽に落ちて電気人間・エレクトロになってしまいます。
水槽に落ちただけでデンキウナギの力を手に入れる…。
ちょ、おま…!
アドルフさんの苦労と苦悩は何やってん?
ちょっとむかっ腹がたつアドルフさん大好き倶楽部。
エレキテル…じゃなかった、エレクトロは、
自分はスパイダーマンのごっつフレンドやと思ってたのに、
スパイダーマンにとってはその他大勢の一人だったことを知り、
ガーーーン!!
しかも、スパイダーマンはみんなに好かれてるのにオレ様ときたら…。
スキがキライになるのに時間はいらなかったの。
一方、オズコープ社のエライさんの息子であり、且つピーターの友人であるハリーは、
おとーちゃんからの遺伝病が発症しかけてました。
治癒するためにはスパイダーマンの血が必要らしいっす。
スパイダーマンに「血ぃ、もらえませんやろか?」と申し出たハリーですが、
スパイダーマンの答えはNO。
「だってリスクが大きすぎるやん」
「そんなん実際に輸血してみんとわからんがな」
「危ないんやって、ではサラバじゃ」
もう意気消沈のハリー。
スパイダーマンに対するスキがキライになるのに時間は…。
というわけで、
ハリーはエレクトロと手を組むことに。
ここに、
「スパイダーマン・キライ同盟」が結成されたのであります。
ハリーは病の苦痛から逃れるため、蜘蛛の薬を打ちますが、
やっぱ副作用が出て、えらいことに。
もう痛いししんどいし苦痛やし、誰か何とかしてぇー。
そこで目についたオズコープ社製の人体一体型武器を装着して(これを斬ることによって、苦痛からがれられることがわかりますた!)グリーン・ゴブリンとしてヒール界にデビューです。
グウェンはイギリスに行くことになり、
ピーターと別れることに。
一旦は納得したピーターですが、
やっぱ好っきゃねん!とよりを戻します。
スパイダーマンとグウェンは二人の共闘でエレクトロを倒しますが、
そこへグリーン・ゴブリンが現れグウェンを拐います。
グリーン・ゴブリンと、激しい戦いをするスパイダーマン。
その戦いの最中、
グウェンは、死亡。
ええええええっ!
ヒロインあっさり死亡?
しかも後頭部強打で死亡?
ゴブリンを倒したものの、グウェンを失った喪失感は大きく、
ピーターはスパイダーマンであることをやめてしまいます。
そんなピーターの心を揺さぶったのは、
在りし日のグウェンのスピーチでした。
スパイダーマンは、再び街の正義と平和を守るため、
オズコープ社のアーマースーツ(?)を身にまとったライノと、
戦うのでした。
俺たちの戦いはこれからだ!的に。
おしまい
『アメイジング・スパイダーマン』→■ こちらもご一読を。
贔屓のグウェンちゃんが、あっさり死んじゃって、
ええっ!∑(゚Д゚)ガーン
この嬢、性格もよく美人でかしこく、その知力で援護射撃してくれてただけに、こんな早い退場に、ショックじゃよ。
ハリーも「旧友です」っていきなり出てきて、
「血ィくれ」言うても無理ですやろ?
ビジュアル的にはすごい綺麗!!!
なんつーか、往年のキャシャーンを彷彿させるように、美しく流れるようなアクション。
ストップ&スロー。
高所からヒューーーンと落下の蜘蛛の糸の…と、
観てて「ほぇぇぇ~~」と素直に感動。
ま、CGでしょうが。
ピーターの父親が言う、
「自分の遺伝子を受け継ぐものじゃないと、お父ちゃんの作ったこの薬?は効果なしでおます」
で、父から息子への、血の系譜が描かれてるわけですね。
ピーターも、ハリーも父親から「血」を受け継ぎますが、
明暗くっきり別れたっちゅーか。
ただねー。
ちょっち詰め込み過ぎというか…。
余りにもぎゅうぎゅうしすぎてて、
テーマが一体何個あるねんな?と思うほどの詰め込みっぷり。
エレクトロの、
「もっと自分を認めて欲しい」
っていう感情がどーんとテーマでも良かったんちゃうかと思いますがねー。
なんか憎めないんですよ、
あんなに好き好きスパイダーマンな気持ちを持ってたのに、
スパイダーマンに「電流くん」呼ばわりされてちゃー、アンタ。
モジモジくんじゃないっつーの!
スパイダーマンが軽いやつなのが、
ちょっとアテクシ的には、う~~~ん…なんで。
彼がグウェンの死で落ち込んでても、
復帰した時のキャラクターが妙に軽いから、
成長してねェェェ!って思えてしまって…。
深刻なスパイダーマンじゃなく、
明るくアクション満載のスパイダーマンが好きな方にはお勧めです。
…が、
隙があったらチュウしてこんかい!
な勢いでピーターとグウェンがチュウチュウしてるのには、
おばちゃん参った参った。
んで、一番驚いたのが、
予告でも「いかにも」な扱いで出てたライノが、
オチに使われてるというとんでもな結末。
これで「3」で、出番無かったら、
何じゃそりゃ…ですよ?
相変わらず「お前誰やねん」なキャラをラストに持って来よる。
次に観るときは、
そんなキャラのことはすっかり忘れてるわ!
なに?そんな忘れん坊、
アテクシだけ?
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