- オール・ユー・ニード・イズ・キル ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/2枚組/デジタルコピ.../トム・クルーズ,エミリー・ブラント,ビル・パクストン
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元の世界に戻った。
死んだ。
( ゚д゚)ハッ!
元の世界に戻った。
死んだ。
( ゚д゚)ハッ!…
繰り返し。
前略、
地球が大変ピンチで候。
ギタイと呼ばれるウニョウニョ系エイリアンが、我が星を攻撃してるでおます。
戦況非常に不利。
主人公のケイジは、このエイリアンとの戦いをカメラに撮ってきてよと頼まれ、
厭ですと断ったら、
あっという間に最前線に送られました。
もう周りは屈強なやつらばっか。
「ほな明日の6時からエイリアン討伐に行くさかい、覚悟しさらせや!」
そんなこと言われても事務方一筋だったケイジに、
アーマードスーツの使い方がわかるわけもなく。
泣いちゃーいけないーケイジ君~~~♪
(もはやかなり古くて知ってる人いないかも)
さて、地球軍には、
リタという名の最強女性戦士がいます。
このリタと一緒に最前線に出たケイジは、
初陣であっさり死亡。
しかし、ギタイを一体倒したらそいつが珍しいギタイで、
こいつの血を浴びたせいで、
何度も何度もループできるようになっちゃった。
何度もループしてるうちにいろんな知識を得ていき、いっぱしの戦士になるケイジ。
そしてリタもまた、ループして最強にならはったことを知ってしもうた。
リタはループを唯一信じてくれるカーター博士とケイジを引きあわせます。
博士によると、
「オメガ・ギタイ」(オメーがギタイなんていうくだらない洒落を言ってはいけません)
とか言うのを見つけることが、この戦局をひっくり返すキーになるかもしれないそうです。
リタがループしてた時、ギタイの幻覚を見ることが出来、
それによりギタイの居場所を発見できたそうで、
それがリタを無名の新人兵から最強女戦士に格上げしたのです。
ケイジも、ギタイドイツにおったー、幻覚見たでぇ!
勇んでドイツに乗り込むケイジとリタですが、
それはオメガ・ギタイの見せた嘘のビジョンで、
まんまと罠にハマったリタとケイジは、また死にます。
今度は失敗しねーぜー!
さて、ループを繰り返すケイジですが、
そのループから外れる事態が一つあります。
それが輸血。
故に大怪我したりすると、もう死んじゃいなよ、とリタに殺されて人生やり直し。
無茶苦茶でござりまするガナー!なんて思いつつちょっとリタに惹かれていくケイジ。
カーターは、もう一つオメガの居場所を知る方法があるとケイジに伝えます。
「エライさんが、機材持ってはる」
ケイジはいろんな手段を使って機材を入手し、
本当のオメガが花のパリのルーヴル美術館の地下にいることを突き止めます。
その際事故に会い、輸血をされてしまいました。
わぁ、もうループできひんやん!
一回こっきりのチャンス。
ケイジ、リタ、そしてケイジと同じチームの兵士たち(ループを利用して得た知識で彼らの信用を勝ち取った)は、オメガを倒すためパリに向かいます。
ギタイの猛攻を受け、次々死者が出ていく中、
リタとケイジはオメガの居場所まで到達。
もうなんか、
ビクトリー球団と戦うアストロ軍団みたいな勢い。
リタの犠牲で、
おんどりゃーーとなったケイジは、
オメガと相打ちに。
ケイジ死す…。
でも、オメガを倒した時に再び血を浴びたので、
またまたループ。
今度ループした世界は、
ギタイを圧倒する地球軍がいる世界。
そしてケイジは、リタと再会します…。
おしまい
日本のライトノベル原作。
ハリウッド映画化。
故に主人公は、トム・クルーズなので、新兵ではありません。
事務方一筋のおっさんがある日最前線に送られてその日をループしてますよー。
リタも、ツンデレ美少女設定から、
きりっとした女戦士に。
ま、ちょっとおばちゃんだし、
強引な人ですが…。
眼鏡っ娘なメカニックは、カーター博士というおっさんに。
おお、さすがハリウッド。
ラノベ要素を取っ払って、すっかり普通のSFに仕上げはったわ。
ケイジが最初にビギナーズラックで倒したアルファ・ギタイは、
情報を過去に送る能力を持ってるそうで、
その血を浴びたので、ケイジの経験値のみが過去の肉体に蓄積されてるらしい。
●アルファ・ギタイ=リタとケイジが殺して血を浴びたギタイ
●オメガ・ギタイ=親分、ラスボス。オレの居所は知られちゃならねぇ!
リタが、自分たちがループしてることを知られたら、
捕まって解剖されて…と言ってることから、
どうも彼女はそういう経験をしたようですにゃ。
死んでもループしたらええやんと、何かというと「リセット」と言ってケイジを殺しちゃうリタたん。
ある意味ツンデレなのか!
映像はすごいです。
何度も繰り返す…という部分も、
飽きないように上手く作られてます。
最初は助けていた仲間を助けなくなったり、
無常感に襲われたり、
そう言うシーンをもうちょっと増やしても良かったかなとは思いますが。
娯楽作品としてみれば、かなり面白い。
開始直後に主人公死んだーも面白いし、
ギタイのあのウニョっと感も好き。
でも、ループものにはもっとこうなんていうか…謎解き要素とか、
ループしたお陰でえらいことになってしもうた要素を求めちゃうアテクシには、
カラッとしすぎてるかなぁ、という気がしないでもないです。
じゃ、原作のようなENDがいいかと言われれば、
それはそれでどうなんかなぁ…という気もしますけどね。
しかし、アホほど正直だったケイジが、
戦闘能力だけじゃなく、
交渉スキルまで身につけていくのは面白かった。
本作のテーマ。
経験値、大事!
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