NSFW 絶対消去(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

リアル逃走中(オフィスの中で)

密林さんにも楽天さんにもブツがない!
如何致した事ぢゃ!


弁護士事務所で働くトム、
ちょっとした失敗からクビを言い渡されるが、
不審な人物に気付いたことで、
ややこしやな事件に巻き込まれたー!




トムは大手のオサレ弁護士事務所で勤務中。
同じ会社のアンナとは社内恋愛まっただ中。

ところが、遅刻はする上に秘守義務までうっかりで、
とうとう、
「チミ明日から来なくていいよ」
と通達されます。


折しも事務所は、
薬害で裁判中のデニング社の案件にかかりきり。


トムは仲良しの同僚に別れを告げ、
会社を去ることになりますが、
エレベーターで乗り合わせた男が、カバンを置いたまま立ち去り、
そのカバンを別の人間が入手した挙句会社の中に入っていったことから、
「なんか可怪しい」ピーンときたでぇ!



トムはもう一度社内に入り込みますが、
そこには会社を資料ごとアジャパーにしようとした工作員がいて、
おばちゃん社員を容赦なく殺したりしちゃってるじゃん!!


同僚を見つけたトムは、まだ残ってる社長さんとお仕事の依頼に来てる御婦人もまとめて一緒に逃げようとしますが、
社長たちはなかなか見つからねーし、
自分のカードキーは使えなくなってるし(クビになったから)。


同僚が殺され、
御婦人も殺され、
社長は負傷し、
なんとか資料室に逃げ込んだトム。


ところが、トムの携帯からアンナに連絡が行き、
アンナはまんまと人質になってしまいました。


機転を利かせて、アンナを救出、
犯人を資料室に閉じこめたら、犯人の仕掛けた爆発物がドカンとなって資料室火災。

トムは倒れた犯人を助けようとしますが、
社長が犯人を撃ち殺しました。


わーい、めでたしじゃよね~~。
違いました。
実は黒幕は社長で、工作員さんは雇われてただけなのです。

デニング社の極秘資料(世間に公表されたら会社存続の危機にまでなりそうな秘密)を見て、
「こんな会社許せへん」
と正義の血がたぎるトムですが、
社長は、
「デニング社を敵に回したらえらいこってすよ?
もう警察とか、色んなとこに彼らは入り込んでますよ?」
そう教えてくれるのに、トムは聞く耳持ちません。



社長は自殺。
警官がやってきます。

警官は死んだ工作員さんが持っていたトムの携帯から、
トムの存在を確認!


会社から出て逃げるトムですが、
警官の一人は、あのエレベーターから降りてカバンを置いた、その人でした。


「犯人は…」
警官が別の警官に連絡します。

そして、
別のの警官が、
逃げるトムとアンナを、
「見つけた…!」


      おしまい



70分ちょいと短いながらも、
コンパクトに纏められていて、良かったです。


工作員の人がいう、
「誰も居ないっていうのに3人も残ってた」
これ、
トムと同僚と社長だと思わせるミスリードなんですね。
3人のうちの一人は、
あっさり殺された女性社員…。



ただ、トムが何気なく投げ込んでおいたスマホによる録画された動画も、
あっさり犯人に見つけられ削除されちゃうし、
それいらんやん…とか思ったり。

まぁ「ロックを掛けておかないと、危ないよ」という警鐘にはなってます。


会社内だけで追いかけっこ(命がけ)、
低予算で登場人物も少ないけれど、
ミステリ慣れしていない人には、
面白いんじゃないかな。

ミステリ慣れしてる人には、
即オチが判るっていうね。



最初の部分が、丁寧に描かれてる(=かったるい)ので、
退屈ーと思うかもですが、
短い時間なので、最後まで観てください。


トムに引きずり込まれた形のアンナは、
この後一体どうなるのか、
そこが気になるところではあります。


これホラーコーナーにおいてあったんですが、
完全にミステリーのカテゴリーちゃうのん?と思うんですが…。


当然、殺人シーンはあっても、
グロは無し!
社長が腕を撃たれて血塗れ、
これが唯一のブラッディシーンです。

ホラーちゃうやん!!
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