- モスダイアリー [DVD]/リリー・コール,サラ・ガドン,サラ・ボルジャー
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女子寄宿学校に転校生が来ましたが、
オメーのせいで楽しい学園生活が、
シッチャカメッチャカじゃねーか、ワレーー!
「今日から日記をつけます!」
そう誓ったレベッカ。
最近パパが自殺して傷心なんですが、
そんな傷心さえ埋め合わせるような友人ルーシーの存在!!
ルーシーさえいれば、アタシはもう幸せなんだから~!!
レベッカやルーシーには仲良しのメンバーが何人かいます。
仲間とワイワイやってると、辛いことだって忘れられるの。
そんな時、転校生のエネッサがやって来ました。
エネッサはルーシーに急接近。
ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!、ルーシーはアタシのものなのに、あのアマァ!!
ガルルルル!!!
そんな心境を隠しながら、レベッカはエネッサとも仲良くしようと頑張ります。
しかし、ルーシーは徐々に弱っていき、
仲良しグループにいたアジア系のはっちゃけ女子チャーリーは、
エネッサになにか言われた途端気が狂ったように暴れだし、
退学。
エネッサ、怪しすぎ!!
と、レベッカは友人ドーラとエネッサの部屋を覗いてたら、
エネッサ、窓をすり抜けて部屋に入っていくじゃない。
多分この映画唯一の、ちょっとだけセクスィなシーン…。
ななななななな何が起こったアルカ?
と戸惑うふたりは、
明日話しあいましょうと結論づけますが、
その夜のうちにドーラは転落、そして死亡。
エネッサに対し、
ビシビシスパルタ学園のような教育的指導をしていた教師も死亡。
吸血鬼カーミラの話を読んでいたレベッカは、
エネッサは吸血鬼に違いねぇ、ああ、違いねぇよ!
思い込み!
あの女、おかしいよ、変だよ!!と言い続けているレベッカは、他の皆から奇異の目で見られ始めます。
「変なのはオメーの頭だよ!」
と言われ孤立するレベッカ。
最愛のルーシーも、衰弱死してしまい、
レベッカは、
気付いてしまうのです。
エネッサが本当に欲しがっていたのは、
この…アタシなのよ!と。
鍵のかかった部屋に乗り込み、棺っぽいものの中で爆睡しているエネッサにガソリンを振りまき火をつけるレベッカ。
ギャーとなるエネッサ。
エネッサは死亡し、学園は類焼。
そしてレベッカは警察に連行されるのでした。
おしまい
なんじゃろう?
美少女(一人変顔系)の三角関係。
孤立していく恐怖。
我の大群。
セクハラ教師。
…と、それっぽい要素がてんこ盛りなのに、
何となく淡々としてしまったのは、何故かしら。
エネッサはヴァンパイアっぽく不思議&不気味系才女として描かれていますが、
血を吸うシーンもありません。
ドーラの死も、恐怖心を煽るわけでなく、
オバハン教師死亡に至っては、ボンレスハムが落ちてる…アレ?足?死体?程度の盛り上がり。
コレってほんとにエネッサは、ヴァンパイアだったんか?とも思える作り。
父親を自殺で失うというショッキングな体験をしたレベッカの精神の均衡が崩れ、
ありもしない吸血鬼伝説を勝手に作り上げ、
エネッサにそれを投影し、
殺してしまった…とも読み取れるよね。
チャーリーがおかしくなったのは、クスリのせいだし、
ドーラが死んだのは、
「何故窓を通り抜けたかのように見せられたのか」のトリックを暴こうとして屋根伝いにエネッサの部屋に行こうとして、転落死したのかもだし。
ルーシーが死んだのも、何かの病気だった可能性もある…。
レベッカの妄想一人相撲。
唯一ヴァンパイアの存在を見破った少女がヴァンパイアとタイマンを張る(卑怯な焼き討ち)話にするより、
実はすべてがレベッカの妄想で、
悪い回り合わせがたまたま起こっただけ、
エネッサは普通の人間でした。
そっちにシフトした方が面白かったかも。
美しい風景の中、
綺麗で可愛いチャンネーがいっぱい出てきて、
百合(でも純潔な百合)ゴコロ満載。
睨んではるのがエネッサ、金髪がルーシー、笑ってるのがレベッカ。
そういう雰囲気が好きな人はどうぞ。
グロはないです。
しかし、エネッサ、
顔怖い。
美人なんだろうけど、全然羨ましくない顔…ポチ
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