THE JUON(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

おらー。観たったでぇぇ!威張るほどのことちゃう。
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伽椰子さんのお宅に行けば、
伽椰子さんに、
「ちょっとこっち来いや」
と言われる。それは外国人も変わらず。




完全リメイク…らしいよ?(本家観てないから)

外国人の夫婦の旦那が、マンションから飛び降りて自殺。
原因は不明。


身寄りのない外国人のお年寄り、マダム・ウィリアムズの家にケアをしに言った若いチャンネーが、何者かに屋根裏に引きこまれてしまうー。


そんな前振りがあったあと、
アメリカ人カップルの、ダグとカレン。
カレンは、介護に行ったままトンズラかましたようになっているチャンネーの代わりに、
ウィリアムズ家に行ってほしいと頼まれちゃった。



私に出来るかしら?と不安なカレンですが、アクティブに行動するのが持ち味よ!
とばかりに、ウィリアムズ家…つまり元佐伯家に馳せ参じます。

ごめんくさい、介護のカレンちゃんです、お入りなさい、ありがとう

そこには呆けたババァが、一人ぽつねんとおりました。

カレンは一生懸命お世話をしますが、何かイヤンな雰囲気が漂うの。
押入れの中には、猫と俊雄くんがいて、カレンぎゃー!気絶。


カレンが介護に来る前に、海外から赴任してきたウィリアムズ家。
不動産屋に連れて来られて佐伯家を見学に来ます。
不動産屋は風呂場で、伽椰子の第一のアタックに見舞われますが、
知らん顔でウィリアムズに家を売りました(貸しました…なのかな?)。

ひでぇ不動産屋やないか~~~い!


その日からウィリアムズの妻、ジェニファーは神経過敏になり、
ウィリアムズもそれに呼応するように、おかしくなっていき、とうとうふたりとも行方不明に。
残されたのは呆けばーちゃんの、エマのみ。


なんやかんやあって、屋根裏にウィリアムズ夫妻の死体があることが発覚。
顎も落ちてたよ。


外資系で働いているきれいなねーちゃんも、
伽椰子に襲われて死亡。
この時防犯ビデオに写っていた、謎の影から刑事中川は、
かつて佐伯家であった事件に思い至り、
あの時同僚が全滅したことをまざまざと思い出しました。


中川は灯油を持って佐伯家に行き、
燃やしたらぁ!としますが、
子供の声が聞こえたことから風呂場に行き、
逆に俊雄くんに溺死させられます。←甘いとしか言いようがない



カレンは伽椰子の日記から、伽椰子が大学教授(最初に自殺した人)に片思いしてストーカーしてたことに気付いたよ。

色々探るカレン。
一方ダグは、カレンの後を追い佐伯家に。

ちょっとイケメソのダグ。結構好みの顔立ち…。

ダグは伽椰子によって死亡。
カレンは、時間軸をさかのぼり、この佐伯家で何があったのかをつぶさに見てしまうのです。

・伽椰子、すてきな片想い
・伽椰子の旦那、ジェラシーの挙句伽椰子殺害
・伽椰子天井裏に
・俊雄くんも死亡(飼い猫も死亡)
・伽椰子の夫、伽椰子に呪い殺される




伽椰子アタックから生き残ったカレンですが、
遺体安置室でダグとご対面してたら、
カレンの後ろに、
伽椰子がっ…!!!


       おしまい



ダーク・ウォーターでもそうだったんですが、
あちらの方は、きちんと言葉で説明しないと分からない用で、
これでもかと言わんばかりに説明してくれます。

ちょっとくどいくらい説明してくれます。

だからでしょうか、非常にわかりやすい。

「寄らば祟る」な伽椰子さん。

サイコさんぶりを発揮した日記を書いていた伽椰子さんですが、
アテクシが旦那なら、浮気を疑うより、伽椰子さんのその精神を心配し、病院に連行するかと思います。

エレベーターの俊雄くん。最初はボーっと立ってたのが、どんどん近づいてくるのは、ちょっと笑えました。

それでも、ふだんある日常の延長線上に佐伯家があり(道を聞いたおばちゃんがちゃんと教えてくれる)、佐伯家の側には商店街もあって、ごく一般の生活が営まれている…というのが、逆に怖いですよね。

忌家…として、「近づいちゃならねー」と思われてたのかもですが…。

伽椰子さんのカクカク動きも気持ち悪かったし、
俊雄くんの突然のみゃーもビックリでしたし、
最初の介護学生が顎を引きちぎられて顎ガバァもそれなりにショッキングでしたが、
全体的にそんなに「恐ろしくてたまらんとですタイ」という程ではなかったです。


一番怖い(と思われる)シャワー中の後頭部から手がニューを予告で散々観せちゃうのは、どうなんじゃろう。
確かにお風呂に入って髪の毛洗う時にゾワッとくる怖さはありますので、怖さ慣れしてない方には、かなり怖いかもしれない…かな?


しかしこの作品で、何が素晴らしいかといって、
海外の(例えばパラアクなどの)素敵オサレハウス、
ゴミ一つなく整然と片付けられたオサレハウスに対し、

それなりに良いお家ではあるものの、
あの散らかり具合に…汚宅具合に…!
親近感が、怒涛のように押し寄せてきたこと、
ここに記しておかねばなりますまい。



ターゲットを決めたら、
KILLのロックオン♡
それが、伽椰子よ。

多分邦画より此方のほうがわかりやすい作りになってると思います。ポチ
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