- 人肉レストラン [DVD]/マリオ・デ・ラ・ロサ,パコ・マンザネド,フェルナンド・アルビス
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ハラヘリヘリハラ!
翌日臭くて、周りの人が顔しかめるわ‐。
それ…にんにくや。
オッス、オレ、マルコス。
職業料理評論家。
美食をレポしちゃうよーー。
マツタケとか、コウベギュウとか、フグとか、
ジャパニーズ素材オイシイオイシイネ!!
でも、フグを食べる前にやってた小芝居(パフォーマンス)は、
あれジャパニーズカブーキとは別物じゃろ?
河豚は食いたし命は惜しし…ってやってる奴ら、チャイニーズっぽいやんけ!
もう美食を食い尽くしたと思ってたら、究極の美食があるって言うじゃん。
何かな何かな?
ツテを頼って、そのレストランに行くことになるけど、
そこは人肉を調理して出してくれるレストラン。
人間を食うなんて、そりゃヤバイっしょ?
食ったふりしてレポだけ書いちゃえ。
待ち合わせの場所で待ってたら黒塗りの高級車がやってきた。
いいよいいよ~~、この「いかにも」な雰囲気いいよ~~。
ちょっと調子に乗ってはしゃいだら、運転手に、
「じゃかーーしいわ!」
と怒られちゃった。オラ涙目。
しかも口に拳銃ぶち込まれて脅すんだもん、ガクブルになるさ、誰だって。
連れて行かれたのは、コジャレたレストラン。
そこでは人肉をオークションしてはった。
「サーロインです」
って、おめー、前に首がドデンと乗った皿が置かれてるのに、
オークションもクソもないわー。
そんでディナー。
人肉なんて食いとう無い…けど、みんなの視線が痛い…パク。
ああ、とうとう一線超えちゃったよ。
これ、食わなかったらどうなると思う?
食うか食われるか、
そう、
自分が提供する側になるんさ。つまり殺されて食される。
同業の料理評論家の女性(chi chiでかい)は、拒否したのか、捕まって一瞬逃げおおせたけどやっぱり食われたー。
オラはもう、仲間だから何度もレストランに行くことになるよ。
大金叩いて参加する権利を購入せなアカンけど。
何回か行くと、みんな心を開いてくれるしね。
でもやっぱり人肉を食うのは良くないと思います。
そこでオラ一計を案じちゃった。
グフフフ~~~。
今頃みんな、( ゚∀゚)・∵. グハッ!!ってなって死んで行ってるんだろうな~。
あ、捕まってたオンナノコ(本日の食材)にね、ちょっと細工しておいたんだ。
みんなが彼女の肉を食べたら、毒が回るんだぜ。
オラは食べた振り~~~。
「?」ってなって苦しみもがいてるだろうからメールしてあげるね。
「FUGU」…って。
オラは本を出して大ヒット。
でも、オラが今どこにいて何をしてるかは、
誰もしらないよ…。
おしまい
R-15。
意外におとなしかったです。
吊るした人間に熱湯かけて薄皮をむくシーンとか、
捌かれた方々の御首が皿にのってるやん!とか、
その程度はあるけど、グロ…とまでは行かないかな。
そら、解体シーンとかあったらR-18くらいになるか。
マッパシーンはいっぱいあります。
間違ったジャパニーズ文化を伝えるのはヤメレ。
冒頭の、
「オカンもう死にそうやから、誰か呼んできて」
「ママー、おなかすいたよー」
「呼んできて…」
「食べるものがなにもないよー」
な会話が一番怖かった。
会話咬み合ってへんやん!!!!
空腹は理性を奪うのか、もともとこの子が桁外れの食いしん坊だったのか?
死んだオカンを食っちゃうから凄いよね。
そこから人肉レストランが出来上がるわけだけど。
主人公のイケメソ系評論家は、
人肉食いの方々を皆殺しにしますが、
吊るされてたおにゃのこに、テトロドトキシンを注射したら、
バレるんちゃうやろか?
料理人が気づくんちゃうやろか?
っていうか、吊るされてる子に毒注入すんなや。
自分だけ逃走こくのも、なんだかなぁ。
グロ満載で、見るに耐えないゴアゴアかいなと思ってましたが、
タブーをテーマにしたミステリタッチの作品でした。
タイトルでちょっと損してるかな。
グロ系が苦手な人は、タイトルで敬遠するだろうし、
グロ系を観ようとした人は、「ちょ…肩透かし」って思うだろうし。
ナイジェリアでは、リアル人肉料理レストランが摘発されたそうですね。
異常プリオンが来るよぅ…!
正直言うと、この映画よりも、
綾辻行人の「特別料理」の方が、イヤン指数は高いと思うんです。
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そう、
アレなんですよ。
さかなくんって世界で唯一フグ毒に耐性のある人って、ホントなんスカ?ポチ
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