バーバリアン怪奇映画特殊音響効果製作所(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

きゃぁぁぁー、ブシュッ、ズゴッ!(最後のはちょっと違う)
バーバリアン怪奇映画特殊音響効果製作所 DVD/トビー・ジョーンズ,コジモ・ファスコ,ファトマ・モハメド
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ホラー映画の特殊音響所にやってきたオッサンが、
色々悩む。


すまん、もうイラストが思いつかなかったんでお茶濁しとくわ…悲鳴繋がりで…。


イギリスからはるばるイタリアに音響係としてやってきたギルデロイ。

自然映画の音響ばかりやってきた彼なのに、やってきた現場はホラー映画のスタジオ。
しかもかなりスプラッタでゴアゴアな映画らしく、
刺殺されたり頭部を破壊されたりチェンソーを振り回したり…なシーンが続いてるみたいでウンザリだぜ。


みたい…ってのは、そういうシーンは一切写さず音だけで効果を出してるってこと。


しかもイタリアくんだりまでわざわざ来たのに飛行機代も返してもらえない。
イライライラ

監督は陽気すぎるイタリア人だし、
イライライラ

スタッフも何か打ち解けないし、
イライライラ

ママから手紙が来るのだけが心の支え。


毎日毎日陰惨な音創りばかりしてたら気が滅入っちゃうよ、
早く飛行機代、返してくんねーかなー。



ところが、会社の経理部から言われます。
「あ、オメーの乗ってきた飛行機、フライトしてねーから、お金なんて出せねーよ」
「な…なんじゃってぇぇ?ちゃんと飛行機とんでるわ!バーカバーカ!」

ちょっとお怒りモードなギルちゃん。

ママからまた手紙が来ますが、
そこには「鳥が皆殺しにされてたよー」なことが書かれてます。

その後この手紙に書かれていたのと一字一句違わぬ台詞が出てくるからギル混乱!

ドアをノックする人がいて出て行ったら誰もおらず、
スクリーンに今まさに「ドアをノックする人がいて出て行ったら…」な自分の姿が映しだされてるじゃないのよさ!

どゆことよーーーーーー?なギルデロイ。


そして、シーンはまた最初に戻るのでした。

        おしまい

なんかわけわかんないです。
延々と悲惨な音を作り出してる音響係さんたち。

「ホラー映画の音って、こんな風に作ってるんだね、ペロ」
「そうだよ、大変なんだ、タンちゃん」

タンちゃん見てるよ昨日も今日も♪
「はたらくおじさん:ホラー映画音響の巻」ですよ!
違うわ~~ーーー!!


ゴメンナサイ。
もう何がなんだかさっぱりです。


音を作ってるボッチなおじさんが、
「オレの音作りはこんなもののためにあるんじゃないのに…」
と思いながら、おかしくなっていく話…?


キャベツあんなに切ってばっかりで、後でスタッフが美味しく頂きました…ってテロップ入れたほうがいいんちゃう?と要らぬ心配をしちゃったわよ。

たぶん、きっと本当は深いテーマがあるんでしょうが、
もうひとオチあるんかな?と思ったのにエンドロールが流れだすじゃんか!
「えええ?なんじゃこりゃ?」
と思っても仕方ないと思うねん。


音は流石にすごかったけど…。
音だけではちょっと、物足りないでござるよ。

蜘蛛を何度も助けたってるのに、
神さんは蜘蛛の糸の一つも垂らしてくれへんし、
主人公がヤサグレ気分で飛行機代返せっていうのもわかるわ~。

ものすごく暇な人か、
敢えてこの映画を観て裏テーマを読み解くぜ!と言う強い意志を持った人じゃない限りは、

観てても面白く無い…、
と思います。

ギルはんが、なんか金星人(コーマンの)に見えて仕方なかったよ…ポチ   
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