ラスト・エクソシズム(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

■過去記事の中から引っ張り出してきたアルヨー■

雉も鳴かずば撃たれまい…を端的に映像にしてみました。
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オレコットン。悪魔祓いを生業にしてますのや。でもそんなこと実は信じてねぇ!

で、そういうのってホントはいねぇよってのを撮影してもらうために、
撮影クルーを引き連れて、
悪魔に憑かれたって言う娘っ子のところに行ったわけさ。
したら、なんかマジっぽいのよ、その娘っ子。

俺、どうしたらええと思う?



この映画も流行りの、ドキュメントタッチ。
もうこの手法ええわ~。
お金はかかるけどきちんと作ったほうが、良かったと思うんだけどなぁ。
 

コットンは悪魔祓いもパフォーマンス!
ま、ビジネスと考えてるわけよ。
だから、撮影クルーにネタバレ的なところも映してもらってる。



いろんな仕掛けを見せて、
「悪魔なんていないさ。悪魔なんていないさ」
 
だから悪魔に憑かれたという嬢と父親に会っても、
「思い込みや~~ん」
 
ところが、悪魔祓いに失敗してしまったところから、話がややこしくなってくーるー。
 
夜中に娘っ子が、コットンの居るホテルに来ていたり、
お兄ちゃんに切りつけたり。
 
そしてコットンは娘っ子が妊娠していることを知ります。
 
ちょ、待て。もしかしてこの娘っ子の悪魔憑きってのは、
妻を乳癌で亡くしてさびちんぼになっているオトンが不埒な行為に及んだ結果、ショックのパーで精神的に異常を来したことによるものなんちゃうんかいな?ドキドキ!!

 
悪魔なんて信用してない人は、みんなそう思うんです。
 
実は実は。
地元の牧師さんを始めとする多くの奴ら(お兄ちゃんも)は、
悪魔崇拝のカルト信者だった
わけですよ。
教会に近づけようとしなかったオトンが、本当は娘のことを一番案じていた。

そして娘っ子は、本当に悪魔の子を身ごもってた!
娘っ子の体から取り出した悪魔っ娘を火にくべるのは、
復活の儀式なん?

悪魔なんて信じていなかった、コットンの最後の悪魔祓い(ラスト・エクソシズム)。
悪魔ってやっぱりいるんやでぇ!!
そしてコットンを始めとする、クルーたちは、皆殺しにされ、
一連の映像を写したフィルムだけが残される…。


      おしまい
う~~~ん。

伏線をうまく回収できてるし、
悪魔なんていない、みんな精神的なもの!と見せかけて本当はいるのかも…、
と思わせたり、
嬢の首がカクカクっとなったり、ぼーっと棚の上にいたりするところは、
ゾクッとするんですけど。

やっぱり「ドキュメンタリー風」な映画手法にしちゃったのは、失敗だと思う。



悪魔から守ってくれるはずの教会が悪魔の手先で、
狂気にあふれた父親が本当は正しく正気だった、
…っていうラストをもっとババーンと見せて欲しかったと思うのはアテクシだけかなぁ。


あと、あんまりグロイシーンはないけど、
にゃんこに対する狼藉は許せないニャ~!!

とりあえずジャケを見て「イナバウアー!」と思ったアテクシは、
脳みそが古いと思いました。
んで「2」も出てるわけですが、それはまた後の機会に…ポチットね。
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