アナベル人形の兄さん(芸人的な意味合い)ビリー登場!!
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送り主は不明。
そんな怪しげなもん開けるなや!とおばちゃん思うんやけどなぁ。
案の定、ジェイミーが留守の間にリサは何者かに襲われ殺されてしもたー。
ジェイミーを犯人ちゃうんけ?と疑う刑事も現れて、
ジェイミーは己の無実を晴らすため&リサの葬式のため、離れていた故郷に帰る。
そこで知った驚愕の事実とは!!!
あのSAWのコンビが放つサスペンスオカルト・ホラー。
メアリー・ショウにご用心。
子供の無い彼女は人形が好き。
もしも夢で出会っても、決して叫んではいけない。
叫ぶと舌を抜かれるぞ!
この詩と、メアリーが作ろうとしていた「完璧な人形」がのちのち重要な伏線になります。
舌を引っこ抜かれるって!
閻魔様並みですよ。
ドロロンえん魔くんもびっくりデスヨ!!
ビリー人形が怖い。
もう、ほんま怖い!!
元々が不気味な腹話術人形なのに、顔の向き加減やらで、もうやたらめったら恐ろしかです!
これ、年齢制限がないんですけど、子供が何の気なしに観ちゃったら、トラウマ必至ですぜ、奥さん!
妻殺しで疑われてるジェイミーは、嫌疑を晴らすため故郷に戻り、独自捜査を開始します。
実家に戻ると、折り合いの悪かった父親は、病気で動けなくなっていました。
しかし、頑固で意固地で傲慢だったのも今は昔、すっかり穏やかなおじいちゃんになっておった。
新しい奥さん、エラとも上手くやってる様子。
でもジェイミーは、そんな上手いこと性格が変わるかいなと懐疑的。
葬儀屋のおじさんに、メアリー・ショウの伝説を詳しく聞きます。
なんでも、腹話術師だった彼女は、公演中にある男の子からインチキ呼ばわりされ←このガキが、ヤなガキでのぅ…。
その男の子が行方不明になった事件の犯人だとされて、町の人間から舌を抜かれた挙句惨殺されたらしいのです。
彼女の遺言は、
彼女を人形にすること。
そして100体の人形とともに墓に埋葬すること。
ジェイミーは、葬儀屋のおじさんから、
「君の無実を証明するものがある」
と告げられ、メアリーのアジトへレッツゴー。
ジェイミーラヴな刑事(疑ってるふりしてるけど、ホントは君が好き…)さんも後を追います。
そこには埋められたはずの100体の人形が飾られていました。
しかし「ビリー」のケースだけが空っぽのまま…。
「なんでじゃー、どうしてじゃー」と思ってたら、
メアリーが化物になって襲ってきます。
舌がでろ~~んと伸びるの。
メアリーは、かつて自分を殺した一族に報復してるんです。
一族を根絶やしにすることこそが、メアリーの願い。
リサが殺されたのはジェイミーの子供を身籠っていたから。
何故わかった?とか突っ込んじゃダメ。
そんな理由で殺されたらたまらんわ!とかも思っちゃダメ。
真相を知ったジェイミーは人形たちに火を放ち、刑事とともに逃走。
追いかけてくる舌ベロンチョオババ。
「叫ぶな、叫ぶと舌を抜かれてしまう!!」
「この状況でごっつ難しい枷やん!」
高所にある通路から落下した刑事が思わず「わー」って叫んだら、
一族でも無いのになんでか舌抜かれて死んじゃった。
やはり、ジェイミーラヴだったから、仲間と見なされたのか?(もうええわ)
這々の体で逃げ出したジェイミー。
焼け落ちるアジト。
そして。
以下ネタバレ
此処から先は、知らないほうが本編を楽しめますので、
観ていない方は、観てから以下に進まれることをおすすめします。
実家に帰ってきたジェイミー。
父に会うが、なんか様子が変。
近づいてよく見ると。
父は繰り人形にされていた!
今まで会っていた父は、父の死体で作った人形だったのよ、奥様!!
そして、背後にエラが!
そう、
メアリーの作り上げた完全な人形とは、
ビリーではなく、エラだったのだ!
思わず悲鳴を上げてしまうジェイミー!!
オープニングに出てきた設計図で、ビリーだと騙されたぜ!!
若干グロは有ります(口を裂かれ舌を抜かれる)が、同じ口が裂かれるのも「ミラーズ」の顎ブラ~ンに比べたら可愛らしいもの。
クリーチャーメアリーも、びっくりさせはしますが、こいつが出てきたほうが怖くない。
ただ、ビリーは、本気で怖いです。
ホラー要素の強いミステリ映画です。
ミスリードの旨さや畳み掛けるような真相の解明(ここはSAW的)に、マダムはおおお!と思いました。
このビリー兄さんが後のアナベル人形に繋がっていくのかと思うと、
感慨もひとしおです。
チャッキーがアホの子に思えますポチ…。
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