- ゼロ・ダーク・サーティ コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]/ジェシカ・チャステイン,|ジェイソン・クラーク,ジョエル・エドガートン
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名前はマヤ。
きっとテロリストを探しだしてみせる。
見ていて下さい、紫のバラの人!マヤだけに…。
はい、ギャグパートここまで!!
あの9・11テロからCIAはオサマ・ビン・ラディンを探し…探し求めてぇぇ~してますが、何の手がかりもつかめません。
捕まえた下っ端を拷問にかけたりもしますが、みんな口を割りません。
しかし拷問と言っても、そんなゲェェなシーンではなく、
水攻めとかそんなん。
カムイ伝の農民に対する拷問に比べたら屁でもない気がします。
本当はもっとえげつないんでしょうけど。
世間の風潮が拷問に対して非難の風向きなので、CIAのみなさんも手を焼いておられるようです。
捕虜にアメとムチでなんとか敵の居場所を訊いたり、
独自の調査で手がかりになるキーマンと交渉を持ったりしますが、
ことごとく失敗。
あっちでもこっちでも自爆テロ、ドカンドカン。
仲間だった女性も、CIAの基地内での自爆テロというシンジラレナーイ!な行為で亡くなってしまいます。
しかもエライさんには「山のように金かけてるのに、ビンの居所もわからんのか?」と怒られます。
知らんがな!と思わないところが女性CIAマヤの偉いところ。
アテクシなら心折られるわ…、鋼の精神力やな。
誰もが捨て置いたちょっとしたネタを手がかりに、重要な人物を探しだすマヤ。
誰もが信じていないちょっとしたネタをずっと追い続け、
他の同僚たちからもエライさんからも呆れられながらも、
そして自分が危険のまっただ中にいると身を持って知らされても、めげること無く意思を貫き通すマヤは、
とうとう重要人物の手がかりをゲットします。
人で溢れかえる中を携帯の電波を頼りに車を発見し、ターゲットとなる人物を見つけ、その隠れ家まで探しだすCIA。
そして、夜のアジト突入、ビン・ラディンは銃殺され、マヤはその遺体の確認をします。
マヤの10年が、終わったのです。
でも、マヤはこれからどうするのでしょう。
特別機に乗り込んだマヤは「どこへ行きたいか?」と訊かれますが、
答える事ができないのでした…。
おしまい
長いです。
長いけど、退屈はしない。
いつもガーッと来てわーっと来て…という、内容はないけど見せ所だけはある!…端的に言えば娯楽要素の高い映画をよく観てるので、こういう真面目映画は、どちらかと言うと苦手なんですが、これは結構面白かったです。
ラストの突入部は、スリリングで眼を離せないし、
地道に物証を積み上げていって相手を見つける…という刑事ドラマのような展開も嫌いじゃないです。
実際にあった事件(というには大きすぎますが)、を丁寧にトレースしているので史実の確認な要素も満足できる仕上がり。
マヤの精神力にも感服。
これ、実際に観て頂いた方がいいです。
長いけど観る価値はあります。
結構短い感想にしたのは、皆さんに観て頂いてそれぞれ考えてほしいから。
アテクシなりに色々言いたいことはあるんですが、
かなり人道的にどうか?という感想なので、ここには書かないでおきます。
腰を落ち着けてじっくりとご覧ください。
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