V/H/S シンドローム(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

いや、18禁やわ!アカンわ、これは18禁やわ!!
V/H/Sシンドローム [DVD]/出演者不明
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街のチンピラさんが、探しものはナンデスカ?してたら、
怖いビデオテープを見つけて、
見入ってたら、ぎゃわー。




なんかようわからんが怖かったデス!!
今回長いです。
ついでに表現にはかなり気を使ってますが、グロがダメな方はお気をつけ下さい。



POVなので、酔う酔うすごい勢いで酔いそうになる。

TAPE56

チンピラ4人組。
ろくな事しない4人組。
駐車場でお姉ちゃんを襲ってオパーイ露出させてはそれを録画して売ってる4人組。

こういう、馬鹿チン野郎ですから、
怪しい儲け話にもスタコラ乗っちゃいます。

Mission!
ある家に行って一本のビデオテープを見つけてくるヨロシ!

馬鹿ですから、即実行。
行ったらじーさんが死んでました。
テープはアホほどある!

どれが目的のテープなのかしら?

馬鹿ですから、ビビりながらもテープを探します。
一人が残ってじーさんの遺体と一緒に、ビデオを見ることに。


こうして恐怖のオムニパスがスタート。


『AMATEUR NIGHT』

メガネにカメラをくっつけた、なんか昔のいかがわしい通信販売のようなものを装着した主人公。
童貞君なので「今夜こそなんとかするしかあるめぇ!」なんですけどね。

お相手は、悪友二人がクラブで拾ってきたおねーちゃんたち。
一人は酔いつぶれて気絶。
もう一人は見るからに怪しそうな雰囲気プンプンの女の子。
悪友のうち一人が、この危険な香りのするオネーチャンとイタしてたら、いきなりガゥガゥ!!と獣になるおねーちゃん。

交尾したら喰われるのか?

もう一人の悪友が果敢に立ち向かいますが(スッポンポンで)、あっけなく殺されます。
主人公は、腰を抜かしながらも、なんとか逃げるのですが、
結局捕まって(ノ∀`)アチャー。

クリーチャー女子の立ちポーズシルエットがHKっぽくて笑いました。
いきなりのクリーチャーもの。血飛沫ドバー。
怪しい女の子なんか連れて帰るな!


『SECOND HONEYMOON』

旅行に来てるカポ~。
泊まったホテルが安っぽくて汚らしいと彼女はちょっとご機嫌斜め。

そこへ誰かがノック。
どうやら「明日一緒に車にのせてくれねーかぇ?」と、女の子が訊いて回ってるらしい。
もちろん断る彼氏。


鍵のチェックもして、戸締まり用心火の用心!してるのに、何者かが侵入してます。
ついでにお金も頂いていきます。
いっちゃん怖いのは、歯ブラシを便器でつけ置き洗い。ちゃぷちゃぷ~。
そんなこと露とも知らず歯ブラシを使ってしまうとか…。
ヒィィ( ̄□ ̄;)

翌日お金がないことに気づく彼氏は、彼女に「何買い物したんじゃ、勝手に」と怒りますが、
彼女からは「知らんがな!アンタの勘違いちゃうのん?」という返答が。
「そうなんかなぁ、勘違いかなぁ…」

その日の夜泊まったホテルでもまた何者かが侵入。
今度は、盗撮やら盗人やらそんなまだるっこしいことはせず、
いきなり彼氏の喉を掻っ捌きます。

グサッ、ブシュー、ドクドク、グッグッ、ゲェェ、ドクドク、ブシュワー…。
擬音で表してみました。

犯人は彼女の彼女。
ええ?ドユコト?

彼女はこうして男を咥え込んでは殺してたってことですか?


『TUESDAY THE 17TH』

ヒロインちゃんと一緒に湖にキャンプに行く4人組。
人気のない森、あんまり綺麗じゃない沼みたいな湖。
イヤンな雰囲気を醸し出す、きのこの山…じゃなくてキノコに覆い尽くされた樹。



実はここでは、昔殺人鬼が現れて、友人たちが犠牲になったのよ…、と語りだすヒロインちゃん。
なーんてね!と笑ってごまかしますが、
殺人鬼は本当にいたのです。

ブロンド美人ちゃんが「怖いものを見せまーす」と言った途端後頭部から何かにグッサリ刺されて、
お目ン玉ぶら~ん。
「刺されてるよ!」みたいなことを言ってパニクってる男子一名、頼りにならねー。

当然彼も殺されます。

この森の殺人鬼を誘き出すために、わざわざ友人を贄として連れてきたヒロインちゃん。
みんな殺されていき、ヒロインちゃんも殺されるのですが、

この殺人鬼が良うわからん。


複数人数いるのはわかるのですが、カメラには映らない。
ノイズみたいな感じになってる。
お前ら一体何者なん?
そしてヒロインちゃんは、何で敵わないのが分かっていながらこの地に舞い戻ってきたん?
友人まで巻き込んで…。

このへんの関係性が、ちょっとわかりづらかった。

とにかくグロいです。
本作の中でも突き抜けてグロい。

でも、グロいだけです。
「怖い」感覚はないです。


『THE SICK THING THAT HAPPENED TO EMILY WHEN SHE WAS YOUNGER』

アテクシ的に一番「怖かった」作品。

スカイプ(?)してる遠距離恋愛してるカポー。
彼氏は医者?
女の子は、借りてる部屋がおかしい、誰か居る…と言って不安そう。
ついでに腕に痣みたいなのが出来てて、これも心配の種らしい。




カポ~が会話してると、子供みたいなのが走っていく姿が映りこみます。
こういうのがチラチラと写る。
非常に怖い。
Jホラーのあの感覚。


暗い部屋にチラ。
見えなかったら安心だしーと目隠ししてたら、後ろに立ってはるし。

ヒィィ、これは怖いと思って観てたら!
彼女さんと霊?が遭遇して彼女さん失神。
すると遠くにいたはずの彼氏がドアを開けて飛び込んできます。

はいぃぃぃ?

そして、彼女さんの体内から、赤子のようなものを取り出してくれます。
どうも、エイリアンのおこちゃんを生むための母体にされてたらしいのです。

そして彼女さんは病院で「統合失調症だって診察された…おかしいとか言ってたのは心の病のせいだったのよ」と、やつれ果てた顔で彼氏に伝えるのでした。

で、その彼女さんとは別のおなごと、
彼氏はまたスカイプをしていて、
その子も身体に痣があって…。

ちょっと待て!
ひぃぃってなったアテクシの心を返して。

何がしたいのかよくわからない、尻切れトンボな作品ですが、
映り込むシーンは怖かった、マジで怖かった。(こういうの苦手なマダム38才)

で、オパイを出し惜しみせずポロンポロン出してくれるのはいいのですが、
形が悪いです。
大きいだけで垂れてます。(・д・)チッ


『10/31/98』

お馬鹿だけど人は良さげな若者たちがハロウィンに、他所様んちに乗り込んだら、そこで女の子が縛り付けられておっさんたちが騒いでました。
一緒にノリノリになって「ヒャッホゥ!」って声あげたら見つかりました。

したらいきなりおっさんたちが、突然何者かにブンブンとぶん投げられ、
若者たちはその隙に女の子を助けて逃げようとしますが、
壁には手形がどんどんとついていき、ハナハナの実のごとく壁から手が生え、

いつニコ・ロビンが出てくるのかと心待ちするくらい手がニョキニョキです。

車に彼女を積み込んで逃げようとするのに、
線路の真ん中で車が立ち往生して、
女の子はとっとと車外にいて、彼女を助けてあげた善良な男子が全員列車と衝突してしまいました。
理不尽なー!!


件のVHSを観たチンピラたちが一人…また一人と消えていくのです。
最後に、部屋に来たリーダーが、仲間の死体を発見(首がゴロンともげりーの)
あの死体だったじーさんが、迫り来る…。


自分たちもまた録画されて、秘蔵の一本にされてしまうって言うオチ。

     おしまい


じーさんが途中で椅子からいなくなってるし!なのに、気付かない脳タリンチンピラ。
じーさんは、ゾンビってことでいいのかな。
死臭はしたらしいから。


R-18指定がかかってるのもなんかわかるなぁ…という出来です。
人の心の善なる部分が、悪いもので満たされていく感覚。

POV系の中では、怖い方じゃないかなぁ。
色んな種類のあるバラエティミックスみたいな感覚なので、
どれかは「怖さの琴線」に触れる可能性が高いし。

ただし、どれもこれも、完結してないもやもや感は半端ないです。
だから何やねん!!と問い詰めたくなるものも。(どれとは言いませんが…)


もう、早速第二弾が出るようですよ。
こっちのほうが怖いのかも知れない、予告を見る限りでは…。


POVの「パラノーマル」では、かっぱえびせん片手に見る余裕ぶっこいてましたが、
これは…かっぱえびせんは無理…なのでマカダミアチョコレート食いながら観てました。

結局喰うんかい!!!

とにかくグログロしいシーンが多いので、グロがあかん!という人は手出ししないほうがいいかもポチ…
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