- ONE PIECE FILM Z DVD/田中真弓,中井和哉,岡村明美
- ¥3,990
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私設軍隊を用いて、
大事を画策しました。
黄猿と戦う、一人の男。
腕には大仰な武器が取り付けられています。
黄猿さえも圧倒するその男の名は、Z。
ゼータじゃなくゼーーーーット(水木一郎さんの声で読もう)。
あ、普通ゼータなんて読み方しねーのか。
火山爆発、ドカーン!
海軍全滅、ドカーン!
船上で花見をしていた麦わらの一味は、
火山灰が降り続ける海域で一人の漂流者を発見します。
リスクを冒してでも、彼を助けるべきというチョパの強い願いで、
その男を助けることになる麦わら一味。
程なく男は意識を取り戻し、海賊の船だと知った途端大暴れ。
なんでじゃー、どうしてじゃー!となる麦わら一味ですが、
そこに男の部下も現れ一戦交えることに。
一線交えると言っても、エロい意味ではありませんよ?
剣士様のエロシーンなんて、このアテクシが許すわけ無いじゃないですか!
フンゴー(鼻息)
この部下たちがかなりの手練で、
アイン(美人のおねーちゃんの方)の能力で、ナミ&チョパ&ロビンは12歳若返ります。
羨ましいじゃねーか!
オレは3発くらい喰らいたいぜ。
あら、ヤダ、アテクシ38から36引くと…2歳になっちゃうわー。
いや~ん。(ここでも38歳ネタを…)
ロビンはともかく、ナミは完全なお子ちゃまボディに。
Zの右腕は、海楼石で作られた「バトルスマッシャー」という兵器が装着されてます。
海楼石なので能力者の攻撃をいなすことが出来る上に、凄い破壊力!
敗退してしまうルフィたちは、這々の体でその戦闘海域から離脱っ!!
辛くも生き延びた、ルフィたち。
逃げ込んだ港で、Zが最近暴れまわってて困っちゃうなーと知らされます。
なんだかんだでその港のある島の隣の島(ややこしや)に行くことになる一味。
情報を集めるナミやロビン。
温泉でくつろぐ、ルフィ・ウソップ・サンジ、そして剣士様。
入浴シーン、(;゚∀゚)=3ハァハァ
肌色率アップ、(;゚∀゚)=3ハァハァ
そこに突如現れるクザン。(すでに入って待ってた…どんだけ暇やねん)
Zは元海軍大佐ゼファーどす。
そして、黄猿やクザンやスモーカーや…名だたる海軍の連中を育て上げた師でもありますんや。
彼は不幸に見まわれながらも海軍で頑張ってはりましたが、
ある日彼の船が海賊に襲われ右腕を失い、その上二人の部下(アインとビンズ)を残し全滅の憂き目に合わはったんや。
その海賊が七武海に加入したことから、
「絶望したーー、海軍がアイツを七武海に迎えることに絶望したー」
と、海軍とは袂を分かち、自分の軍隊を率いて、
海賊と海軍に復讐するお人にならはったんえ。
そんで、まだ話には続きありますんや。
Zは三箇所ある「エンドポイント」と呼ばれる火山を爆破して活性化させ、
新世界の海を火の海に変える終末戦争を仕掛けようとしてはるんや!
でもそんな大事になっててもルフィの関心はただ一点。
シャンクスの麦わら帽子をZに取られたから取り返しに行く!これオンリー。
二点目のエンドポイント、温泉島の火山が爆破させられる寸前。
ルフィたちはZとの最終決戦に挑みます。
意外にあっけなく、アインとビンズがやられ、
ルフィとゼファーの戦いに。
一方海軍も黄猿がパシフィスタを率いて乗り込んできます。
対抗するフランキーたち!
しかし海軍の進行は止まりません。
ゼファーは、ルフィたちを逃がすため、
黄猿&海軍と死闘を繰り広げ、その生命を散らしていくのでした。
…おしまい
これはスピンオフ作品だと思ったほうがいいです。
主役はあくまでゼファーというおっさん。
かつてヒーローになりたかった少年が、
一度はヒーローになりながらも夢と希望を砕かれ、
地獄に落ちながらも這い上がり、漢として散っていく話。
そして、その「意思」は、また次の世代へと受け継がれていく。
男の人は、この「意思」の受け渡し…ってテーマが好きですよね。
父親視点の話…ってことでOK?
男の子(人)向けの話になってるので、
おばちゃんはひたすら「剣士様~~」と観ていました。
そういう観方もあっていいじゃない!
あとは、あれだ。
ナミやロビンが元の年齢に戻る時、妙にセクシィショットだったのと、
ナミの乳アップゆれゆれがやたらめったら強調されてて、
ここに引っかかる人は引っかかるか?
疑問点
・ゼファーの船を襲った七武海って誰?
・黒腕のゼファーは、赫脚のゼフと何か関係あるの?(名前が似てるだけ?)
ビックリ点
・香川照之、こんなところにまで進出!日本映画界は、ほぼ手中に収めた?
見どころ
・オッサンスキーにはたまらん映画。主役がプロの声優さんなので安心設計。
・「ピチピチ18歳になって良かったじゃん」的なことを言うウソップは失礼な奴だと思いましたw
(多分みんな心で思ってたことを突っ込んでくれたネ)
・ナミがロリな分、ロビンがサービスしてくれた
アテクシは、結構楽しんで観ることが出来ましたよ。
ゼファーの生き方は、それはそれでありだと思います。
一般人を巻き込もうとしたのはアカンけど。
麦わら一味を主人公にした活劇を期待したら肩透かしかも。
あくまで主軸はゼファーと海軍との因縁。
ゼファーを倒そうとしつつも手出しできないクザン。
過去は過去と割りきり、猛攻をかける黄猿。
この対比が良かった。
ここがしっかり描かれてるから、暴走して収集つかなくなったゼファーの大義が、ルフィたちを助ける…という行為に昇華させられてても、そんなに気にならなかったです。
ゼファーの侠気にちょっと泣けました。
突っ込みどころも確かにあるんですけどね。
エンドポイント、いくら一般人には知られてなくて、海軍も「無いことにしている」からって、ちょっと無防備すぎひんか?とか。
その唐突に出てくる爆発物は何やねん!とか。
アインの能力は、ボニーの能力と、どう違うのねん?とか(アインは12歳限定若返り?ボニーは老若自由自在?)
いろんなコラボやらあって大変なのはわかるけど、露骨過ぎちゃうん?とか。
剣士様の出番もっと増やせ!とか。←それ、違…!Σ(゚Д゚)
とりあえずチョパが無茶可愛かった!
剣士様がかっこよかった!
これで良し!
クザンが義に厚いオットコマエだということが前面に出てた映画ポチよ。
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