ホーホケキョ となりの山田くん(ネタバレり) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

なごむわ~~~。

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ケセラセラな山田家の人々が巻き起こす、
日常のまったりギャグアニメ。

ただし「ののちゃん」などを知らないと、ポカーンとなること請け合い。


映画でもどうどす?

あらすじも何も。
ちょっと抜けてる山田家の人々が、
日々織りなす脱力ギャグがゆる~く展開されていく。


毎日カレーだったり、そうめんだったり、
主婦として失格!なのに憎めない母や、
迷子になっても気にしないのの子や、
結構意地っ張りなばーちゃんや、
勉強せねば…とは思いつつ、生来のぐうたら気質が勉学から身を遠ざけるのぼるや、
そういう家族に囲まれて苦労の絶えないお父さん。

おしまい

ジブリにしては大コケしたらしいですが、
アテクシは結構好きかも。


なんといっても、ジブリに…否、宮崎監督につき物の、
あの胡散臭い説教臭さが微塵もない!
そこがいい。


コーヒー片手に、ぼーーっと観てても、
自然に( ´,_ゝ`)プッ…と笑ってしまうような…、
そんな作品。

ただ劇場でこれを観るのはキツイかなぁ。
たかしが月光仮面になったりするのも、
「?」ってなる人も多いかも。


絵は、水彩タッチでとても素敵なんですが、
白い!

アニメって書き込んでナンボ、みたいな部分があるじゃないですか。
背景もキャラもみんな淡い色合いで、
インパクトは、無いです。
ついでに言えばいしいひさいちの持つ毒気みたいなものもなくなってます。

映画でもどうどす?

ジブリ作品=壮大なスケール
ジブリ作品=描き込まれた作画能力
そういう刷り込みがあると、がっかりしちゃうでしょうね。

逆に、ジブリに対し「オメーは何様だよ、オレに説教してんじゃねーよ!鬱陶しい」と言う思いを抱いてる人には、
気楽に観られる良作になると思います。



アテクシは「ケ・セ・ラ・セラ」がすごく良かったなぁ。
ケ・セ・ラ・セラ、
なるようになる
未来は見えない
お楽しみ

↑この部分が秀逸!!!

映画でもどうどす?


なるようになる…生きてればなかなかこういう風に思えないことも多々ありますが、
いつも心に、
ケ・セ・ラ・セラ!


今回のビックリ!
のの子の声優が「渡鬼」の加津の子だったとは!
そして母が、あのおばちゃんぽい母が40歳だったとは!
アテクシと2つしか違わないのに(おい)何、あの貫禄!
美魔女ぶってる人よりよっぽど好感触だわ。
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