ザ・クロコダイル~人喰いワニ襲来~(ネタバレあり) | 映画でもどうどす?

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映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

ワニは頑張ってた!ワニは!!中国のアニマルパニック。
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中国人、ワニ食べるアル。
ワニ、食われたくないから逃げるアル。
問題は、そのワニがでかかったってことだけアル。


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落第点ばっかり取ってるシンは、成績表をもらった後、
熱川バナナワニ園…じゃなくて、ワニ牧場に行きます。
ワニ牧場にはマオという名の巨大ワニが生息していました。

ワニ牧場の牧場主リウ(山本小鉄に似てる)は、経営不振からワニ料理の店にワニたちを売ることに。
もちろんマオも売られます。
ドナドナ~~。

しかしマオは料理にされる前にトンズラ。

一方、
彼氏と痴話げんかをした挙句の果てにあっさり捨てられたヒロインは、
10万ユーロが入ったカバンを持って茶畑をうろついてたら、マオに出くわしてしまいます。
「アタシを食べても美味しくないわよ-」
と電柱によじ登ってバッグを振り回してたら、
バッグを食べられてしまいました。
「ちょ、アタシの10万ユーロ!!」


ワニ料理店の店主は、事故&逃走があったことを隠そうとしますが、シンの父親ワン巡査にバレバレ。
ワンさんはキケロのジョーに、そこはかとなく似ています。←どうでもいい情報。

警察が動き出し、
リウがマオ確保のため動き出し、
そしてワニ料理店の店主が、マオのお腹に10万ユーロの大金が入ってることを知り、捕獲に動き出し…。

リウが何とかマオを捕獲しようとしますが失敗。
しかし、ワンが放った銃弾がマオの脳を貫通し、マオは死んでしまうのでした。

ところが、マオの産んだ卵からは子供が孵り…。
続編がありそうな予感。

いつの間にかワンとヒロインがくっついて←…って、ヲイ!!∠( ゚д゚)/
おしまい。


ヒロインが、「10万ユーローー」と大騒ぎします。
金金金!と騒いで、ワニのいるところに行こうとするくせに、
食われる怖いと抜かします。
思考回路はショート寸前です。

お前食われろ!!

ワニ料理店の店主も、悪いやっちゃな~!と思いますが、
こいつは終始一貫して「儲けたい」と言う思考なので、
ブレません。


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ヒロインのブレ具合が半端ないです!
ついでにシンもブレてます。


ちびっ子たちが裸で(フルティン)水遊びしているところにマオが来ますが、
大して被害はなかったようです。

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 犠牲者、ヤギ一匹。ヤギだけにスケープゴートになったんやね!

家も破壊されますが、命に別条はないんだし、
食われたっぽいのは、料理店側の人間ばっかだし、
マオの方が哀れに思えてきます。

巨大ワニの造形は良かったです。
ガバァ!と口を開けて突進したり、
水からぷかぁ…と浮いてきたり、
車に追い立てられて、川を逃げまくったり、
階段を登ってきて人を襲おうとしたり…。

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ワニのがんばりが良かっただけに、
話の奥行きのなさ、
ありふれ過ぎた展開のつまらなさ、
グロの少なさ!
ヒロインのエキセントリックさが、イライラする素因になってしまうのでした。



とりあえず、
ワニ、頑張れ!とワニを応援し、
キケロのジョーが、何時の時代のゲームやねん?なゲームに興じ、
リウが自分のワニワニラヴ!な夢のため家族を犠牲にし続けて、嫁にごっつ恨まれてる…、

などが見所の映画。

特にリウの嫁さんの憎悪の演技は、怖かった~~(未知やすえふうに)。

コメディっぽい描写が多くて、
お前ら真面目にせぇ!
と思わせてしまうのもマイナス。

マオが妙に可愛く思えてくる不思議。もっと血飛沫出せやゴルア!
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