リアル鬼ごっこ2(ネタバレあり) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

あ、鬼がこっちの世界に!!
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パラレルワールドに翔んだ佐藤翼は、
鬼と戦ってるけど元の世界に戻りたいよーと願ってます。
したら元の世界に戻っちゃいました、
鬼と一緒に。
がぼーん!
こっちでもまた走る走る俺達~♪



原作がとんでもないアレで、映画一作目もアレ!!だったので、
とりあえず流しとくか…と観たら、意外に面白かった。

!リアル鬼ごっことは!
全国の佐藤さんが、鬼に襲われるから逃げるんじゃぜ~!って話。

これを念頭に叩きこんでね。


一作目でパラレルワールドに行っちゃった佐藤翼が、鬼を連れてこっちの世界に帰ってきた!

翼の妹、愛は、こちらの世界の愛と交信出来る能力があり、
おまけにレジスタンスのリーダー的存在でもあーる!

さて、こっちの世界の愛は、言葉も感情もなくした女の子。
ただ能力的には、時空移動をさせることが出来たりと、向こうの愛より力が強いのかな?

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★パラレルで死ぬと…あるいはこっち側の人が死ぬと、どちらの世界でも死を迎える法則~!
★パラレルで身近にいる人は、こっちの世界でも引き寄せ合う法則~!



まぁそんな法則があるので、
主人公の佐藤翼とその妹愛、
そして親友の佐藤洋。
レジスタンスで仲間になってる佐藤美沙と佐藤明も、
こっちでは看護師と刑事という形で関わりを持つことに。

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翼が「鬼がいてー、そいつに襲われたらえらいこってす」なんて言っても誰も信じないんだけど、
あんだけ大勢の人の目の前で、
大立ち回りやってたら、もっと警察が動いてると思うの。


翼、愛、洋、美沙は鬼や警察に追いかけられ、
走って逃げて隠れて戦って。
その繰り返しなんだけど、
結構緊張感もたせてるので、飽きてこないのはいい。
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パラレルでは、銃撃戦。
こっちでは走って逃げるだけ。
たまにこっちにあるもので応戦。
基本走る。
それだけの映画。


アテクシは、絶対最初に三歩走ったところで転んで殺られます。
若いっていいなー。

ってかアンタ、翼!
車と同じような速度で疾走って、
エイトマンかよ!

3体の鬼を倒して、ホッとしたのもつかの間、
向こうの世界の愛が洋を助けるため大量の鬼をこっちに送らせちゃったから、どひー!

絶体絶命危機一髪ですが、
翼がボスを巻き添えに海に飛び込み、それと一緒に鬼も海に落ち、
ビリビリビリ!←腕に仕込んであるスタンガンの強力なやつが海水でビリビリする

エフェクトでカッチョ良く見せてるけど、ホントはきっと笑える現場なんだろうなーな雰囲気を醸し出しつつー。

そして気がついたら翼は自力でパラレルに飛びました。ボスも一緒に。

さて、
警察上層部にいる鈴木ってのが、こっちの世界のボス。
ホントはパラレルの住人なんだけど、こっちに飛ばされて入れ替わったので向こうに帰りたいらしい。
そりゃこっちじゃ警部とはいえしがない宮仕え。
パラレルでは将軍だもんにゃ~。


んで向こうの世界に、ボス鈴木と来た翼ですが、
ボス同士が撃ち合いをして、警部鈴木が将軍鈴木に撃たれ、
「わしが死んだらオメーも死ぬんじゃよー、んもう、お馬鹿さ~~ん」
と死にましたので、
特にこれといったこともしていないけど、
救世主になっちゃったよ翼くん。



パラレルにも平和が戻り、
「オレは元の世界に戻るナリ~」
と飛ぶ翼ですが、
気がついたら江戸時代の偽物みたいな世界にきてて、
「パラレルワールドはいっぱいあるのよ、お兄ちゃん」
「くそー、仕方ねぇなぁ!いっちょやったるか」


おしまい。

惜しいと思うの。
何が惜しいかって、
これ役者が大根じゃなかったら、
少なくとも「GANTZ」くらいの出来にはなってたはず。


一番名前のある役者が大根島敏行って時点でアウトやん!

若手が頑張ってるのはわかるんだけど、
走って走って走りまくってるのはいいんだけど、
台詞が続くと、なんかもう…ね。


だから感想は、「惜しい!!」になっちゃうんですよ。

アタマからっぽにして見てる分には楽しいので、
いちいち引っかからないようにすること!

それがこの映画を楽しく鑑賞するポイントかと。

小中学生のお子様と一緒に見ても大丈夫です。
お子様にはとっつきやすいんじゃないかな?


ただ…、
オメーはシンちゃんか!!っていう台詞は、
どうかと思います。

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