フッテージ(ネタバレあり) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

おっさんが、ひぃぃって怖がる映画。
フッテージ [DVD]/イーサン・ホーク,ヴィンセント・ドノフリオ,ジュリエット・ライランス
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一発屋のノンフィクションライターです!
ココらへんでもう一発当てとかにゃ~、
あの人は今になっちまいますがな!
そこでわし、一家揃って人死にのあった家に移り住み,リアルなノンフィクションに挑戦!
…なんてこと考えてましたが、わし、怖いよぅ。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル


過去にビッグヒットを飛ばしたものの、今は鳴かず飛ばずな作家、エリソン。
嫁ハンや子供には瑕疵物件ってことは内緒で、
一家揃って首吊り自殺を遂げた曰くのある物件に住むことに。


この物件が、
「破産寸前~」「お金あらへーん」
とか抜かしてるくせに、
かなり広いんですよ奥様!
自分の書斎まで確保しやがってよ~(広い)!!


映画でもどうどす?



その家の屋根裏に、8ミリフィルムが残ってて、
「一家そろって」
「バーベキュー」
「プールパーティー」
「おねむの時間」
「芝刈り仕事」
というタイトルが書かれてます。
わーい、家族の楽しい団欒だー!
ちゃうやん!!皆殺しやん!Σ(゚Д゚)キャー



発生してる家も住んでいる地区も、
年代も何もかもばらばらで関連性がないようなこれらの事件。
共通してることは、
・一家のうち子供一人を残して後は全滅
・子供は行方不明になっている

これだけ。


エリソンは、ビビりまくりながらも、
フィルムを全部見ます。

映画でもどうどす?
若い子にはわからないネタ

たまに停電になったり、ドン!って音が聞こえたりする度に、
エリソンは、Σ(゚∀゚ノ)ノキャーってなります。

いい歳こいたおっさんが、いちいちΣ(゚∀゚ノ)ノキャーです!


エリソンはフィルムの中に、不気味な顔の男が写っていることを発見しました!
やったぜ!
で、こいつ何者?

地元の警察官の助けを借りて、オカルトや宗教に詳しい教授を紹介してもらいますが、
その教授が、被害者の惨殺現場に描かれているマークが、
文献にも載っていないような「魔のモノ」を示すマークではないか?それが何かはわかんねーけどな!と教えてくれます。



エリソンが、逃げ腰ながらもこの事件にハマって行くに従って、
子どもたちの様子が不安定になっていきます。
特に上のお兄ちゃんは、昔患って完治してたはずの「夜歩く」が再発したり。

映画でもどうどす?
イリュージョーン!オトン、見て!なぁ、すごいやろー?


妻が「ここ何かあるやろ?」と問い詰めるので、
「実は…」と話し始めるエリソン。
嫁にどえらく怒られますが、
とにかく一発当てないとどうもならんエリソンは、この家に留まることをお願いプリーズ。

そうこうしてるうちに、エリソンには怪奇な現象がどんどん起こっていきます。
とりあえず、バットを持ったりしますが…。

映画でもどうどす?

おばけさんも、チラチラ出て来るようになります。

映画でもどうどす?
こんなに顔を寄せられてるのに、気づかない…
映画でもどうどす?
男のガキには興味もないので気づかない…(違います)


ビビリのエリソンは、もうヒィィ!!ってなります。

エリソンは、8ミリフィルムを映写機ごと燃やして、
「引越じゃ、引っ越しや、今から引っ越しするでぇ!」



かつての自宅に戻った(まだ売れてなかったんか)エリソンに、
手伝ってくれてた地元警察官から電話が来ます。
「あの事件の共通点がわかった」

それは、A一家が引っ越した先で一家が全滅し。
そこに越してきたB一家が、そこを引き払って引っ越した先で一家全滅し。
またその事件のあった家に引っ越してきたC一家が、引っ越していった先で一家全滅…。


「つまり、エリソンさんは、もう、、呪いの連鎖に巻き込まれちゃったってわけっすよ」
引っ越した後でそんな重大事項が分かってもーーー!
ほならあそこで我慢しとったら良かったってことけ?


オカルト大好き大学教授からも連絡があり、
「どうもあのマークは、古より伝わる悪魔のマーク。
記録がほとんど残っていないのは、その絵を見ただけで呪われると、皆が信じてたから。
その悪魔は子供をを取り込み魂を喰らう…」

そして彼は、焼き払ったはずの8ミリフィルムが、なぜかまたちゃんとあることに気づき、ぞぞー!
そこには新しいフィルムが加わっていました。


そのフィルムには、
行方不明になってる子どもたちが、実は次々と家族を殺して行く姿が映し出されていたのです。

あひー!
あひー!
なエリソンが、コーヒーカップの下にあった紙を見たらそこには…!

映画でもどうどす?


( ゚∀゚)・;'.、グハァ!って毒が聞いてきて倒れこむエリソン。

気がついたら、ぐるぐる巻きにされてて身動き取れないであります。
妹ちゃんが、ズルズルと斧を引きずってくる姿が見えます…。


血まみれになった妹ちゃんは、
家族が身体をバラバラにされている絵を描いてます。
フィルムの向こうから、子どもたちがその姿をじっと見ています。
突然子どもたちが逃げ出し、
妹ちゃんは悪魔に連れられフィルムの世界に、入っていくのでした…。

おしまい


イーサン・ホークのビビリ演技がすごすぎて、
可愛いなぁと思っちゃいましたよ。


でもあんだけ、どんがらガッタンしててもなかなか起きてこない嫁さん!
嫁さんが悪魔と戦ったほうがええんちゃうか?

いきなり首を吊り、悶え苦しみながら死ぬシーンが始まるので、
お子さんと観るのはどうかと思いますが、
グロいシーンは殆ど無いです。

そういうシーンが来そうになると、場面が変わります。


殺人のフィルムを巡る話かと思わせておき~の実はお化物なのですが、
結構、中だるみもなく観ることが出来ました。

結局行方不明になってた子供が犯人っていうのは、予想のついたオチですし、
エリソンも「誰がこの映像を撮ったのか」「子供はどこへ行ったのか」と最初にネタバレ的なものを表示してくれてるので、
驚きの結末!!にはならなかったです。

ただ、
遊びの延長のような感じで、家族を殺していく子どもたちは、怖いにゃ~と思いました。
んで殺した後に、シーーーってするのね。
内緒だよ、と言わんばかりに。

お化けがはっきり出過ぎてて、どうもなぁ…という意見もあるようでございますが、
アテクシはこれ結構好きです。


しかし、いくら一発逆転を狙ってるからって、
家族に内緒で曰くのある家に住むなんて、
家族はえらい迷惑ですよね。
知らずに住んだならともかく…。


こういうのを見ると、格安物件は怖いなーと思います。
でも、エリソン一家が殺された家は、
かなりの豪邸だったので、
なかなか二束三文では売りに出されないんちゃうやろか?


それと、引っ越してきた家族に子供がいないと、
この惨殺ショーは、延期になるんか。

見所→イーサンのビビリまくりシーン。
ちょ、落ち着けイーサン!

とにかくアメリカの家は広々してるのが憎そいわー!
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