ミッドナイトFM(ネタバレあり) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。


こんばんは、浜村淳です
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長期に渡ってお送りしていた深夜DJを、
今宵限りでやめることになりました。
こんばんは、ソニョンです。
有終の美を飾るため頑張りたいと思いますが、
なんかトラブってます!
うちに、ヘンタイが来て
妹と娘を人質に色々要求してきやがります。
おのれどうしてくれよう!



映画とそれに纏わる音楽を流す深夜のラジオ番組。
ソニョンはそのDJを務めていたが、
娘の手術(声が出ない)で渡米するため、DJをやめることにします。

最後の放送の日、
長年ファンだったという男がラジオ局に見学に来ていました。
これがいかにもキョドってて、口下手で不器用で…、
まぁ女性にはモテないタイプ。

ソニョンは「あいつストーカーなのよ」と露骨に嫌~な顔。

この、ソニョン、声は確かに落ち着いたトーンで耳障りの良い声だし、
顔も、優しい顔立ちなのに、
性格がちょっとアレなんちゃうやろか?と思えてしまうんですが…。

映画でもどうどす?



そんな最終回に、リスナーから電話がかかって来ます。
「お前の家族は人質にしたので、俺様の言うとおりに進行せよ」
「はぁ?んなこと出来るけ!」
ソニョンは警察に電話。

警察は家に行きますが、あっさり犯人にやられました。
役に立たねー!!


映画でもどうどす?



「バーロー、こちとらマジなんじゃぜ~!」
妹の携帯から画像を流す犯人、妹が痛い目に遭わされてます。
「あああ、やめてぇぇぇ」
驚くソニョン。

人質を盾に、自分の思い通りの曲を流せと言う犯人。
その曲が、先にファックスで送られてきてたはずなのに、ソニョンと不仲のディレクターがどっかにやりくさった!

犯人の要求する曲は、謎解き(=思い出探しの旅)になってるので、
ソニョンは、必死に過去のデータやらを探すのですが、
実はあのストーカー呼ばわりされたソニョンファンの彼が、あっさり正答しててしまいます。



彼と協力すればいいのに、
あくまで自分の力で何とかしようとするソニョン。
ん、もう、意固地なんだから。



ひっちゃかめっちゃかの進行に怒り狂ったディレクターは、
かけるはずの曲を使わず勝手に別の曲を流します。
それに怒った犯人は、妹を殺してしまうのでした。
もちろん映像は送りつけます。

「おどれのせいで、妹死んだやないけ!」
怒るソニョン。



ソニョンが勝手な進行をしてたのが、脅迫されていたからだと知るスタッフたち。

なんだかんだでソニョンは自分の家に帰って娘のウンスともう一人のお子ちゃまを助ける!と言い出しますが、
色々あって、犯人にスタジをから出たことがバレ、
「娘ちゃん連れて、オラ、バイチャするけど、追いかけてくるなら来てもいいよ?」
と言われます。


カーチェイスが始まりました。
警察を振り切ってソニョン疾走!


珍走団が止めていたバイクの中に突っ込んだソニョンは、
バイクをそのまんまにして…いやむしろ、バイクを踏み倒して、犯人を追いかけます。

そら、珍走団の皆さんも怒るわ。
特攻の拓!ーーーと言いながら(言うてへん)、
鉄パイプとかでソニョンの車をボコボコにしますが、
ソニョンはそんな奴らに負けません。

「ソニョーーーン、フルパワー!」
アクセル踏んでブロロロロー、珍走団がすっ転ぼうが怪我してようが知ったこっちゃねぇ。
娘が一番大事じゃ、ボケ!そんな心意気です。



なお、この状況は、ラジオで流れているらしく、
リスナーの皆さんも手に汗握って聴いてます。


車のトランクにウンスが載ってると犯人から聞いていたソニョンですが、
実際には乗ってなかったことがわかり、
ソニョンは犯人の車に体当りしていきます。

犯人の車は、横転して大破しますが、
ソニョンの車は無事です。


「ウンスー!どこ?どこなのー?」
必死で探すソニョン。

ところがもう一歩のところで犯人に捕まります。

犯人は熱烈なソニョンのファンで、
戯れにソニョンがラジオの放送内で言った一言を…、
また、彼女がニュースキャスター時代に言った一言を、
神の啓示のように聞き取り、勝手に解釈し、
「クズは氏ね!」
と殺人を繰り返していたのでした。



自分の言葉が今のこの自体を招いていると知ったソニョン。
口は災いの元。
物言えば唇寒し秋の風。


ソニョンが拘束されて、強制的に放送を続けさせられている隙に、
ストーカー呼ばわりされてた男が、ウンスたちを助けます。

そのことに気づいた犯人は、彼を撃ちます。
そして、ソニョンも殺そうとするのですが、
ソニョンは反対に犯人のドタマに銃を打ち込むのでした。なんのためらいもなくぅ?

声の出なかったウンスも「マ・マー」(スパゲッティか)と叫び、
子どもたち助かってよかった…。
…でおしまい。


それにしても、あのストーカ扱いの彼は、
何度も何度もソニョンやウンスの危機に現れては、身を挺して戦ってくれたのに、
撃たれてタンカで運ばれるときに、ちょっと笑ってもらえるだけ。


ソニョンが、
助けてもらったのは感謝するけど、
アタシにアンタは不釣り合いよ!感丸出し状態
で、
何だかとても切なくなりました。


とばっちり食らって殺される人は、たまらんなぁ!
…と思えてしまう映画でもあります。

そんでもって…ウンス役の子が、あまり可愛くないのと、
声が出せないという役柄上の制約があるのかもしれませんが、
演技が大げさすぎて、
あんまり「可哀想!!」感がなかったです。

もう一人の子も「おねーちゃん何とかして、おねーちゃん!」言うばかりだし。

映画でもどうどす?


まぁ緊迫感もあるし、
ソニョンとディレクターの軋轢とかもちゃんと描かれてて、
そこら辺は面白く観ることは出来ました。

相変わらず韓国の警察はダメポ!

一番の犠牲者は、あのワンちゃんだと思う!
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