スクワッド 荒野に棲む悪夢(ネタバレあり) | 映画でもどうどす?

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映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。


タルさ大爆発…。
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ゲリラと戦ってる隊から連絡が途絶えて、
応援に向かったら
そこには誰もいなくて、
なんか血まみれで、
女が閉じ込められてて、
気がつけばみんなおかしくなっていきました。



はじまってすぐは、そこそこ緊迫感もあったんですよ。
人気のない山?の上にある廃墟のような建物。
霧に覆われて、
視界の悪い中、
仲間に一人が地雷で脚を負傷。

そこにいるはずの別の隊の兵士たちもいない。
そして、血まみれの流し台。

負傷した兵士は、脚を切断せねばならず、
麻酔も撃てずゴロゴリグチョグチョと脚を無理やり切り落とし…。


一体前の隊に何が起こったのか?
彼らは今どこにいるのか?


悪魔除けの封印がしてある小部屋から、
女を救出する隊員たちですが、
紳士的に話を聞こうとする中尉(よそから応援に来た人)に対し、
「ゲリラには拷問なんじゃってば!」と言う軍曹(元々のチームメイトの中で一番偉い人)。


もともとあまり中が良くなった二人は、女をめぐって対立。
刺々しい雰囲気に…。
女は全く口を利かず「うーあー、うーあー」と奇声を放つだけ。


その頃兵士の一人が、前の部隊の隊員が書いた日誌を偶然読むと、
「女が来てから、歯車が狂いだした」
「女が感染症の発端やろか?」

的なことが書かれてて、ガボーン!( ̄□ ̄;)!!


女が逃げ、兵士たちは、どんどん疑心暗鬼に…。
「恐怖」「焦燥感」に支配された彼らは、仲間すら信用できなくなっていきます。


仲間内で疑惑の嵐が吹きまくり、
結局みんな殺しあって、

たった一人残った兵士が、山を降りて行こうとしたら、
隠れていた女がウワーと襲いかかってきました。

おしまい。



…タルい、女が見つかるまで、1時間くらいかかってたんちゃうやろか?

女も、出てきたらすぐトンズラこきくさるので、
実質、男たちのむさ苦しい画面を延々と観てることに…。


派手なグロシーンがあるわけもなく、
精神的におかしくなっていく過程を丁寧に描いた…といえば聞こえはいいけど、
丁寧に描きすぎて、
眠気が寄ってきやがります。


映画でもどうどす?



大きな声では言えないけど。
アテクシにはつまんない映画でした…。


疑心暗鬼が人を殺していく…というテーマの作品なら、
「カムイ外伝」の「疑心暗鬼」が秀逸すぎて、
あっちが実質20分くらいで巧くまとめてるのに、
こっちは時間取り過ぎやろ?って気がします。


まじめに、とことんシリアスに作ってるのは分かるんですが、
山も谷もないシーンが続くと、
飽きちゃうんですよね…。



そんなわけで後半は、、
( ゚д゚)ハッ!!寝てた、

巻き戻し!→巻き戻す必要なかったわ…のターン!


眠れない時に観れば、睡魔が誘ってくれます
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