ディスコード(ねたばれあり) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。


上!上にいてはる!!
ディスコード [DVD]/ケイティ・ロッツ,キャスパー・ヴァン・ディーン,アグネス・ブルックナー
¥4,300
Amazon.co.jp
母が亡くなったので、お葬式しなくちゃいけないのですが、
わたくしことアニーは、どうも母が好きではないので、
お葬式をブッチこくつもりでした。
ところが先に行った姉のニコールが、友人に娘を預けてそのまま行方不明になったので、
仕方なく、このアニー様も行くことになりましたの。
ところが家の中はなんだかイヤンな雰囲気で…。


映画でもどうどす?
         ワイルドセブンみたくバイクでブルル~ン!(実はとんずらかます所)

アニーとニコールの姉妹の母は、どうも毒親だったみたいです。
ニコールは、過去のことだから…&お葬式だから…とある程度許容はしてるのですが、
アニーの方は、未だ母許さずの構え。

ニコールが実家で娘とPCを通じてやり取りしていたら、
「ママの後ろにいるのは誰?」

ひぃえぇぇぇ!(°Д°;≡°Д°;)

その後ニコールは行方不明に。

知らせを聞いて駆けつけたアニー。
母親の葬式にもとりあえず出て、ニコールの娘と彼女を預かってくれたリズって言う従姉妹?と一緒にその夜は実家に泊まるのですが、
夜中にパラノーマルな出来事がっ!

アニー、知らない人が見たら一人格闘技選手権でもしてるんか?と思うくらいドッタンバッタン。
おまけに吸い込まれそうになります。

映画でもどうどす?



わばばばばば!と逃げ出すアニーですが、姪っ子が泣くので彼女をほっとくわけにも行かず、
姪っ子を連れて警察に駆け込みます。


しかし警察はアニーの言うことなんか、はなっから信用してません。
暗に「おめさが犯人だべ?」雰囲気プンプン。


でもまぁとりあえず話を聞いてくれる警察官もいて、
家の中の写真を撮ったり、
高校時代の友人で霊媒師の資質のあるヘイリーに
「お化けおりますんか?」
と訊いたり、逃げ腰ながらもアクティブに行動していきます。


このヘイリー、キモいんです。
悪い子じゃないんだけど病的で、恐ろしい…アンタのほうが悪霊なんちゃうんか?と聞きたくなっちゃうよ。
で、ヘイリーが「この中にお化けがいる」と言って入っていった部屋で、
何者かに引きずられるし、錯乱するし、
上を向いたら天井にお化けいるし、
お化けがギロッとこっち睨みよるし。
このへんのたたみ掛けるような流れはJホラーっぽくて良いと思うのですよ~。



さて、いろんな情報から、
この街には昔殺人鬼がいて、
アニーの家のお化けは、その殺人鬼に殺された女の人らしいことがわかります。


お化けは私になにか教えようとしてる?気付くアニー。
一方警察官は、アニーの家を捜索中何者かに首を刺されて絶命。
役に立たねー!



ヘイリーにご教授頂き、こっくりさんのようなことをするアニー。
アナタは殺されたジェニファーちゃんですか?
そうです。

ヒィィ!!

霊と交信してたら、霊が「下、下」と言います。
なんと床板が開き、そこから変なおっさんが出てきたではないですか。
こいつが殺人鬼だったのです。


ってことは、アニーたちの母親とこいつは兄弟だったので、
この殺人鬼と自分は血縁関係!

アニーは偶然見つけた警官の死体から銃をもぎ取り、
殺人鬼を殺そうとしますが、返り討ちにあい、クローゼットに閉じ込められてしまいます。
髪と手を縛られ身動き取れ無いアニーですが、
なんとハンガーで応戦。
これがホンマのハンガー・ゲーム…嘘ですけどね。



絶体絶命ギリギリの所で殺人鬼を倒したアニー。


お化けが実は殺人鬼退治の、キーマンになってたというね。


そしてこの作品が面白いのは、

もしかして。
アニーの本当のおかーちゃんは、惨殺されたジェニファーやったん?
実は殺人鬼がアニーの本当のお父ちゃん?

なんてことがさり気なく「そうかもしれませんけどはっきりとは言わないよ」と提示されてるところ。


そして、ラスト。
誰もいなくなったアニーたちの家の壁紙に覗き穴が開いていて、
ここから覗いてるよ…あの殺人鬼が…!!
殺人鬼がお化けになってこの家に取り憑いたんか?


…とまぁ、先住権をめぐってお化け同士でいざこざの絶えない家になりそうな予感をはらませて終わり


暑い時期、こういう映画で冷えピタクールするのも良いかと思います。
あと、子役のオンナノコがむっちゃ可愛かったです!!

気が向いたら押したって下さい。でないとアナタの家の天井に張り付くよ、アチシ!
   ↓

人気ブログランキングへ