ビーチ・シャーク(ねたばれあり) | 映画でもどうどす?

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映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。


砂の中をサメが泳ぎます。
んなアホな~!

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すとっぷぅ・しぃずんいんざさーん。
ところが季節は春です。
でも暑いので泳げるし、バケーションです。
そんなふるさと町おこし事業の最中、砂の中を泳ぐサメが登場。
犠牲者続出。
客を当て込んでるフェスティバル主催者と、危険だからやめろという警察&学者。
しかしフェスティバルは華々しく開催されます。
後はよくあるパターンに突入。


ちゃっちいです。CG。
しかし!ちゃっちいけど上手く観せてます。

話も「ジョーズ」以来伝えられてきた王道パターンなのですが、
キャラが立ってるというのか、
キャラに腹が立ってくるというのか…(苦笑)。



フェスの主催者・ジミーちゃんは、金金金!で、多少の危険があっても島を活性化させにゃ-、
どもならんのちゃいますんかい?
という思想の持ち主。

自分の仲間やお父さんが食われた時は、
「おおぅ!」
と頭を抱え込みますが、喉元すぎればなんとやらで、
「フェスここでやめたら違約金取られるし、決行します」
となるやつ。


どうも昔この島でサメかなんかで事故があり、
それ以来島は寂れる一方…って感じ。

借金を抱えたジミーちゃんは、ここで一発当てて、島もついでに栄華を取り戻そうやん。
そう思ってるんですね。


ジミーちゃんの仲間が食われた時、電気コードを持ってたので、
友人に食らいついたサメは、電流火花が体を走りボカーンと爆発。
ふぅ、あっけなかったけど終わりか。

ところが学者先生に言わせれば、これはまだ生まれたてのベイビィ。
つまりママンが居るかもしれない!
危険は持続中。


んなこと言われても、そいつが居るっていう証拠あるんかい?
今更(客も来てるのに)やめられっかい!←でもそんなに客いない…。

と、ジミーちゃん、フェス決行。

案の定フェス現場に、ビーチ・シャーク登場。しかも群れで。
食われます食われます。
若い衆食われます。



オー・ノー!となったジミーちゃん、
客を守る警官見習い(警察官の妹)と一緒に逃げるのですが、
妹ちゃん、体半分食いちぎられて、虫の息。
ここがこの映画の唯一のグロ見せ場です。



「ずっとあなたが好きだった」
ジミーちゃんは告白しますが、妹ちゃんは死亡。(ノ∀`)タハー


ビーチ・シャークを退治できるというサメ退治のおっさんと協力して、
フェスで使ったスピーカーから音楽をがんがんに流し、
サメをおびき寄せようとしますが、
途中でスピーカーのコードが断線してしまうのです。


ジミーちゃんは、オレが行く!と、
砂の上をひたすら走り回り最後には大の字になって寝転び、
「食ってみろやぁ!」
としますが、
ガブガブガブっと遠慮なしに頂かれました。

映画でもどうどす?
        来るならこいやー!!ほな頂きます~。


その隙に火炎放射器みたいなんでボーと燃やして、
サメ退治完了。


平和が戻ったのでし…あれ?あの山の向こうに見えてるでっかいヒレは何かにゃ~?

それはとても巨大なビーチ・シャーク。
サメ退治のおっさんはパクリんちょ。
警官と学者先生は、死力を振り絞って巨大サメを爆破。


ビーチ・シャークがミンチ・シャークになった…、
なんていう、(´゚д゚`)アチャーなギャグをかましつつ、
終幕するのでした。


最後に一人ずるっこして生き残ってたおねーちゃんも、
ビーチに食われた所で今度こそおしまい。


「サメ出しといたらええんやろ?」
という開き直りのサメシリーズが多い中、

これはなかなか、面白かったです。

映画でもどうどす?
         干柿鬼鮫ね…。

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