初めて開催された、メジャーも含めたプロ選手達が全面的に
参加する、真の意味での「野球世界一決定戦」、"WBC"・・・。
「誤審」による惜敗、宿敵「韓国」戦での2連敗・・・。幾度も
厳しい状況に追い込まれながら、メキシコが意地を見せた、
度重なる「アメリカ寄りのジャッジ」に対するリベンジとも
言える、対アメリカ戦での勝利という「運」も見方に付けての
準決勝進出。
そして、TV中継でも映された「3倍返し」という応援ボードを
実現してみせた、「6-0」での、まさに、2連敗での合計点差
「2点」の3倍を取ってみせ、加えて「完封」というおまけまで
つけてみせた、日本野球の威信を取り戻した韓国戦勝利。
準決勝韓国戦で、度々チャンスを逃した際にみせた、日本
選手たちの押し殺した「静かな悔しさ」そして・・・、「気迫」。
その気迫、勢いを、決勝戦の初回から見せたキューバ戦を
「10-6」という見事なスコアで勝利し「世界一」の栄冠を勝ち
取りました。
各選手とも、プロ選手としての、本業の場であるシリーズの
準備期間であるこの時期を、「日の丸」のユニフォームという
栄誉のため、日本のプロ野球ファンの期待に応えるため、
"WBC"へのチャレンジを最優先として闘ってくれました。
一スポーツファンとして、世界GP、F-1、そしてオリンピック等の
国際大会を現地観戦してきました。やはり特に、思い出、感慨
深いのは、TEDDY岡田選手のオーストラリアGP500での優勝、
シドニー高橋尚子選手の金メダル・・・、国際大会で、頂点に
掲げられる「日の丸」がどれほど「誇らしく神聖なもの」か・・・。
シドニーでの、日本野球敗戦の悔しさも味わった者としては、
本当に、溜飲を下げた、快心の勝利です。
「プロ」という、選ばれた者達のみが身につけることができる
「日の丸」の栄誉。幾万ものファンに支えられた「プロ」選手は、
それだからこそ、「ファンの夢」をかなえる義務、責任があると
僕は思います。
今回、代表メンバーに選出されながら、参加を辞退した選手も
少なからずいますが、いくら名選手でも、彼等は本当には僕達
「ファン」を大事には思ってくれてないんだ、そう感じ、ただただ
ガッカリするよりなかった、というのが正直な気持ちです・・・。
本業のシーズンが大事なのは、プロ選手全員がそうなのであり
辞退した選手だけではありません。ファンあっての地位、名誉、
そして収入であるのなら、例え「一銭、一文の得」にならなくたって、
本当の意味での「プロフェッショナル」としての責任を果たす
べきだったと思います。
サッカー選手でW杯辞退する選手なんて絶対にいない よね?
まだ世界一への道のり半ばであることは否めない日本サッカー
ですが、でも協会をはじめとし、プロ選手全員が代表メンバーの
重み、責任、そして栄誉を理解し、同じ目的で闘っている姿勢は
今回の"WBC"を見る限り、日本野球以上であることは疑いようが
なく、素晴らしいと思います。
今大会の代表選手達の「決して諦めない姿勢」は見事でした。
本当に感謝しています。言葉では言い表せないくらい嬉しい![]()
こんな幸せな気持ちを味あわせてくれたことに感謝し、見事な
プレーに感謝しつつ、次回大会では、辞退する選手が一人たり
ともいないように祈っています。
プロスポーツ選手ではない僕ですが、仕事で日本を代表して
闘った経験はあります。英語を母国語とする連中に囲まれる
状況で、自分の力を100%発揮することが、どれほど困難な
ことか・・・。だけど、「日本代表」の責任と、任命された栄誉を
忘れたことはありませんでした。
「世界」で闘う。「世界」と闘う・・・。そして「勝利」する!!
本当に、本当に素晴らしい・・・。そして日本の野球小僧達に
新たな目標を、そして、「世界一」の野球国でプレーしている、
という「誇り」を与えてくれた王JAPANありがとう・・・!!![]()
WE ARE the CHAMPIONS!!!!!!!!!!

