キャンプ場の作り方(4) | マキオカのネイチャーな日々

マキオカのネイチャーな日々

山梨県の牧丘に手作りの2区画だけのキャンプ場を作りました。

広い空には満天の星。
ティピィの煙突からはバーベキューのけむりと笑い声。
ハイジのブランコは空まで届きそう。

いるだけで気持ちが和んでいく。そんな不思議なキャンプ場から贈ります。

こんにちは。今日も楽しいマキオカです。


土地も決まり、熊男に地主さんに交渉してもらうことになりました。

調べてみると、農地改革のため、土地が細かく分かれていて、地主さんもそれぞれ違います。


農地改革?うっすらと習った覚えがあるけど、こんなところで我が身に影響してくるとは。むぅ。


とにかく地主さんも皆さん快諾してくださり、はや、契約か?・・とはならないんですね。これが。

代金を払って終了、というのは不動産屋さんが入っている時のこと。

あの野原は地目が「農地」でした。


「農地」は農家じゃないと買えないんです。


知らなかった!

でもそりゃそうだよね。でなきゃ日本の土地は農家から簡単に奪われちゃうもんね。

農地は国の要。しっかり守ってもらわねばっ!


とはいえ地目を変えないと土地を手に入れることができないわたしたちは、必死で資料を集め、書類を作成し、地主さんたちにも書類を作ってもらい、農業委員会で演説をぶち、なんとか地目を「山林」に変更してもらい、契約にこぎつけたのでした。


ここでアドバイス。

地目変更の手続きは、その地域でも違うと思うにですが、うちの場合は農業委員会でお話しさせて頂きました。

学習塾をやっているので「子供たちを自然の中で遊ばせたい!」「地域の活性化!」など、一癖も二癖もありそうなじっさま達の前で話すのはなかなか面白い経験でした。


つづく