ウルトラ備忘録 | みやみの『住めばmiyako』

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さて、先日の富士五湖打ち上げをもって、ようやくわたしのチャレ富士もフィニッシュ。

 

忘れないうちに、今回のウルトラの備忘録をしたためておこうと思います。

 

●シューズ

 

結局、今回はいつも朝練で使っているライトレーサーで走りました。

結論から言うと、一長一短。

 

良かったところ・・軽い分、ストレスなくスピードを出せた。

悪かったところ・・・早い段階から膝の痛みがでてしまい、やはり着地時の衝撃は大きい

 

とりあえず、71キロは完走ではなくタイムを狙いたかったので、本シューズの選択は間違ってはいなかったと思います。しばらく脚はボロボロでしたが、これに関しては想定内。7時間ちょっとで走れた代償は引き受けようと思います。

 

ただ、次のいわて銀河に関しては悩みますね。正直、ライトレーサーの薄底が今は不安でなりません。実は最近、ロング走はHOKAで走っておりまして、最初はウルトラ明けの疲労抜きと脚に優しいこれを選んでいましたが、慣れるとホント、楽なんですね。なんつーか、履くストレスが一切なく、むしろ走ってて心地よいと言うか。

 

次回のいわて銀河は、無理してタイムを狙わないことを決めているので、熟慮したいと思います。(いわてはサブ10が入賞目安なのでタイム狙うの諦めました。あんなドMのコース、ゴメンちょっとアタマおかしい)

 

●補給食

 

あれだけ現地に持ち込んだ補給食でしたが、

 

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結局自分で用意したジェルは3つしか摂りませんでした。15キロ地点でアスリチューン、60キロ地点でショッツ(カフェイン入り)、さらにその数百メートル後にメダリスト。

 

結論から言うと、案外ウルトラは持ち込んだジェルを摂る機会がないということ。

 

今回は、ドロップバックに、ジェル4つ、カステラ4切れ、シリアルチョコ1個を入れ、27キロ地点の大エイドに置き、そこまでなら、多くても摂るジェルは2個だろうと、まず2個だけポッケに入れて出発。途中で1つだけ摂りつつ辿りつきましたが、27キロっつったらまだまだ序盤。その時点では立ち寄る必要は全くありませんでした。

 

ただ、そこから50キロ近くあるため、ジェルは補給しておうとビットイン。ポッケにジェル3つ、シリアルチョコ1つを詰め込み、カステラを2切れ食べて出発。

 

以降、仲間の私設エイドがないシアクシデントもありましたが、公式エイドのうどんを食べて、カステラ食べて、わたしは摂りませんでしたがお握りも置いてあり、バナナやお菓子もちらほらと。

 

そう、案外ウルトラは死なない程度にちゃんと給食が置いてあるのです。

 

もちろん、固形物は入らないとか、ロスタイムが心配だとか、好みのものを摂りたいとか、いろいろな事情があると思いますので、全部エイドに頼りっきりと言うのも不安になるかと思いますが、実際、わたし、いわて100キロもいつもジェルを2個だけポッケに入れて、結局毎年1個か摂らないでゴールしているのが常だったり。その分、途中の大エイドには好物を送り込んでおいて(大概カステラと大福)、そこではしっかり食べますけどね。持ち歩く(走る)必要はないのかな、と。

 

余り荷物を持ちたくない場合、胃腸に自信がある方は、最初からエイドに頼りっきりでもよいのかなと思います。(118キロを手ぶらで走ったらんな~さんも生還してますし猫 照)いわてはわたしもほぼ丸腰作戦で臨もうと思います。

 

●ウェア

 

初めてのチャレ富士でしたが、今年はコンディションが良かったようですね。朝も寒すぎず、途中も気温が上がりすぎず、日差しも強くなく薄曇り。

 

この日は、どちらかというと朝の気温が高かったので(13度くらい)、わたしはインナー+Tシャツ+ランパン、アームスリーブにゲイターという、ほぼ別府やつくばと同じ格好で走りました。

 

これは途中、少し暑いかなと感じた反面、最後5キロの激坂では逆に寒いと感じました。振り返るとこの日は、午後からの方が気温が下がってきてたんですね。坂の途中では霧まででていて、わたしの通過時間は午後2時。それでも寒かったので、夕方、もし歩いている状態だったらかなり冷えていたと思います。

 

ウルトラは、考えてみれば、朝から晩まで走っているわけで、途中で気候が変わることも想定内。100キロの部であれば、確かにシャカシャカを腰に巻いて持っていくくらいの慎重さも必要だったかもしれません。

 

一昨年のいわて銀河はそれはもう途中、土砂降りでした。いつなんどき、天気が変わるか変わらなかったので、最後の最後のまでポンチョは腰に巻いていました。

 

 

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て、楽しそうですねアホ

 

●トイレ

 

いつもうるさいトイレ問題。ウルトラともなると、一度も寄らずにゴールできる、などという距離ではないので、タイミングと回数が重要になります。

 

今回のチャレ富士は、10キロ過ぎまでトイレがないと言う、メンタル的にプレッシャーになる情報があったため、それはそれは慎重でした。

 

ただ、「いつトイレがあるかわからない」「次のトイレまでかなり距離がある」と思うと人間不思議と行きたくなるもので、いわて銀河はまさに山の中、そのような状況の為、トイレを見つけては必ず立ち寄っていたら10回も行く羽目に。それだけでロス50分滝汗

 

今回は、最初の10キロを超えてしまえば、観光地だけあって、湖のほとりはトイレがいっぱい。お店もいっぱい。そんな安心感があったせいか、結局行きの足和田エイド(27キロ地点)で一回、帰りも同じ足和田エイド(55キロくらい?)で1回と、合計2回で済みました。

 

結局、精神的なものが大きいのかもしれませんね。もしかすると携帯トイレを持ち歩けば、行きたくなくなるかもしれない?

 

いわて銀河はすでにトイレの位置を案外記憶しているので、今度こそは回数サブ4くらいで帰還したいと思います。

 

●朝ごはん、夕ごはん

 

既出かもしれませんが、当日の朝は、27キロ地点のカステラ目当てにいつものフルより軽めに。パンと、スィートポテトと、大福と、カステラ1切れ。+ヤクルトとオレンジジュース。なーんにもエイドがない別府の方が、よっぽと神経質に食べ続けたがします。ウルトラは、途中でおやつ、昼食、おやつ、夕飯、を食べるイメージで大丈夫かと。(エイドで何が出るかはチェック必要ですが)

 

夕ごはん。というか、フィニッシュ後は、無料のトン汁をいただき、その後は、結局買ったけど、食べなかった補給食(チョコやお団子)をモグモグと。さすがにお腹ペコペコでした。

 

そして、帰りがけに、河口湖駅で富士山カレーを。(あいにく携帯機種変更に伴い写真消滅)胃腸が丈夫なので、ウルトラ後も何でも食べられるのがありがたいですね。

 

 

なんだか、また長くなってしまいました。来年のチャレ富士の情報にしては、まだまだ先だし、いわてへの備忘録であれば、身近な人が誰も出ないそんなマイナー大会のための情報、役にも立たずすみません。

 

これから、野辺山やオクム、柴又、飛騨高山にサロマ、隠岐の島。色んなウルトラが控えていますね。初挑戦の方もベテランの方も、それぞれに色んな想いでその日を迎えることと思います。

 

ウルトラは、こんな風に言う人もいます。

 

「10キロ走ろうが、100キロ走ろうが、

 目先の5キロは同じ5キロでしかない。

 どんな状況でも5キロは5キロなのだ」

 

その5キロを積み重ね、60キロになったり、71キロになったり、100キロになったり。

 

ただ、その5キロを刻んでいけば、きっと辿りつくところ。

 

わたしも、100キロに向けて、毎年のことながら不安は尽きませんが、そこまでの日々も楽んでいきたいと思います。

 

お互い、フルでは実感できない何かのために、進んでいきましょう照れ

 

↓去年のいわて銀河。やっばり楽しそうsei

 

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