埋没の固定力が強いのはメリット?デメリット? | リッツ美容外科Dr.牧野のブログ

埋没の固定力が強いのはメリット?デメリット?

こんにちは。リッツ美容外科東京院の牧野です。
本日は目黒で診療です。

本日は下眼瞼下制術と埋没二重を行います。
(下眼瞼下制術についてのブログは
こちら
 埋没二重についてのブログは
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件数が多いのでがんばります。

本日は埋没法についてお話しします。

当院はリッツオリジナル埋没法スクエアマルチプルノット(SMK)法を行なっています。
これは従来の埋没法の欠点だったラインが消えるという欠点をカバーした方法で、切開法に劣らないライン固定力があります。

しかし、ごく稀に「ラインが取れない方法だとラインが気に入らないときに変更がやりにくくなるので困る。」とおっしゃる方がいらっしゃいます。確かにSMK法は固定力を強める目的でやや複雑な糸の通し方をします。そのため糸を取りにくいと思われています。この内容は患者さまから言われるのはごく稀なんですが、同じ美容外科医から言われることの方が多いかもしません。
つまりラインが取れないメリットとラインを変更しにくいデメリットのどちらが大きいか天秤にかける考え方になります。
私の考えを申しますと「取れないメリットの方が圧倒的に大きい。」と思います。

以前、私は前勤務先では通常の埋没法を行なっていました。ループ法とかライン止めと呼ばれる一般的な方法です。その時はラインの固定力が弱いため、比較的早期に「ラインが浅くなりました。」と戻って来られる方が多かったように思います(50%程度だったと思います)。当時の私は埋没法は嫌いな手術のひとつでした。
その後リッツ美容外科でSMK法で手術を行い始めて、ラインが取れるトラブルはほとんどなくなりました。一方ラインを変更して欲しいという人がどれくらいいたかというと0.5%程度だと思います。以前の勤務先と比べて、埋没法の数は桁違いに多いのですが、トラブルはほとんど無くなりました。手術前のカウンセリングをしっかりとしているため、実際にラインを変えて欲しいという人はほとんどいないというのが実情です。

ラインを変える場合に糸を外せないのではないかという心配も、当院で手術を行なっている方は問題なく外せます。しかしながら時間がたって傷が綺麗に治ってしまうと糸の所在がわからなくなってしまうこともありますが、それは他の方法でも同じです。

現在は埋没法は好きな手術のひとつになりました。

私の施術したSMKのモニターさまです。


埋没二重のご相談はリッツ美容外科へおこし下さいね。