毎度おなじみ美軌模型店です。
Bトレ・スマイルトレインを点灯化しよう!その3
できました!
完成の日は、トップの写真は晴れ姿から!(^^)
・・・でも、ごめんなさい。
試作1両目の試運転は
キハ110に牽引してもらいました。
なぜなら、密連装着の動力車を
殆ど持ってませんもので(^^;
思い当たるフシをあたったら
こんなものになってしまいました(笑)
さて本題。
今日は台車集電板を試作・装着してみました。
バンダイの「走行台車T改」はなかなか手強くて
なかなか集電化の決定策に行き着きませんが
幸い今回お預かりした車両は
カトーの「小形車両台車」を履いていました^^
これなら、
すでに開発済みの「台車集電板」の方式で
集電化するのはそう難しくないのでは?
ということで、同方式で作ってみる次第です。
ひとつ危惧したのがこの梁の形状です。
付け根が絞られた形状のため、
ここにバネ穴を開けたら強度的にどうなのか?
それさえ問題ないのを確かめられれば
あとはいつも通り装着するだけですので
いきなりクライマックスですね^^
このカトーの台車は軸距11.0mmです。
今の製品で一番短いのが
グリーンマックス向けの13.5mmで
2.5mmしか違わないのですが
ずいぶん短く見えます。
内輪ネタを申しますと
実はこれ、試作だからといって
燐青銅の小片に4個だけ穴をあければ良い、
というわけにいかず
通常の製品を作るのと同じプロセスで
フライス加工からちゃんと行いました。
穴のあけ方も、実はポイントなんです^^
そして組み上げ。
大変なのはここまでで、
あとは組み立てて、くっつけるだけです。
はたして、台車梁の強度は
ちょっぴり落ちたかな、とは感じるものの
一度車輪を嵌めてしまえば
何ら問題を感じるレベルではないように思います。
これなら普通に扱えます^^
ところで本日、100円ショップに行きましたら
1g×4本で100円という瞬間接着剤を発見、
製造国が台湾だったので試しに購入してみました。
普段の模型製作で使用するかぎり
実は瞬間接着剤の成分的な問題上
それほど性能差が出るものでもなく
どちらかといえば、
液の粘度がその時の工作に合うかどうか、
が一番大切なように思います。
この黄色いチューブの台湾選手は
粘度が少し低めで、
サラサラの低粘度タイプよりは少し粘度があり
アロンアルファよりはサラッと流れるかな、
という感じでした。
早速接着してみたところ・・
完全硬化した頃、フチが少し白化したので
アセトンを綿棒に含ませて拭き取ろうとしたら
集電板がパカッと外れてしまいました。
あー、よく見ないで接着しようとしましたが
この床板、POM素材だったんですね(+_+)
こりゃ接着できません。
というわけで、すぐに作戦変更。
両面テープでくっつける事にします。
この最近の床板形状も曲者の香り(笑)
段差部分にスペーサーを入れるべきか
迷うところでしたけど
粘着感が充分そうでしたので
このまま行く事にしました。
ちなみに下の写真、貼る位置を間違えてます。
カトーのBトレ台車は回転中心位置が
オフセットされていますから
実際の集電バネの当たる位置は
もっと車端寄りになりますよね。
撮影後修正しました。
次に車体に室内灯本体を貼ります。
すでに回路は作ってありましたので
それを白色のマスキングテープでしっかり固定
あとは床板を戻して、
車体側と床板側のリード線をよじって仮止めして
実は、
片側台車集電にしたのはワケがありまして。
いつもの私的個人的工作だったら
作業量を半分にするための手抜きですけど(笑)
今回は何しろBトレです。
ただでさえ動力車の牽引力に限度がありますから
出来る限り走行抵抗の増加を抑えないと
満足に走ることが出来なくなるのです。
今日の試運転においては
まだウェイトも積まない状態ではあったものの
「少しチラつく程度」という結果でした。
今日は線路のクリーニングもしていない状態ですので
条件を考慮すればまずまず及第点と言えます。
とりあえず残り6両も
同様に加工する事にして
本日はひとまずここまで。
ちゃんと走るかどうか?
どうぞお楽しみに!
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