STOMP | ひとり語り ~松田眞樹のピアノ語り~

STOMP



行ってきました「STOMP JAPAN TOUR 2005」!

STOMPは,セリフもストーリーもない,
身体によるボディパーカッションや,
デッキブラシなど身近なモノから創り出されるリズムだけで創るパフォーマンスです。

1991年にイギリスのストリートから生まれたそうです。


以前ロンドンに行った時に,
「オペラ座の怪人」と合わせてぜひ現地で観たかったのが
このSTOMPでした。

ですが,だめだと思っていた「オペラ座・・」がチケットをゲットできて,
取れると思っていたSTOMPがチケット完売で,
とっても心残りだった思い出があります。

今回はそのリベンジで日本公演に行ってきました。


リズムっていうのは音楽の3要素(リズム,メロディ,ハーモニー)の1つで,
音楽はリズムから生まれたという説もあるほど原始的な要素。

というよりもリズムは音楽だけに限ったものでなく、
生きているもの全てに共通するものですよね。

たとえば心臓の鼓動(ビート)とか、生活のサイクルだって生活のリズムっていうし。

そんな我々にとってなくてはならない
リズムだけを使ったパフォーマンスがこのSTOMPなんですが、

セリフもストーリーもないということは,
言葉のカベもないということ。

頭で考えないで
観たもの聴いたものをダイレクトに体感できるということでもあります。

ということで,頭を空っぽにして観劇しました。


もちろん今日は、
私の席に誰かが座っているなんていうこともなかったし(爆)!
え?と思った方はこちらを読んでね(>_<)


今回のツアーにはなんと
アジア人で唯一の日本人女性が1人抜擢されて出演されており、
彼女を観るのも楽しみの1つでした。

その日本人女性は、
とても日本人とは思えない抜群のリズムセンスとパフォーマンスで
観客を圧倒していました。


こういう海外のパフォーマンスを観るといつも思うんですけど、
パフォーマーが圧倒的な実力と魅力を持っているだけでなく
遊びがあるんですよね。


その遊びも、
そのパフォーマーの気持ちの余裕みたいなものを感じさせるとっても自然な遊びで、
それを観ると思わず笑ちゃうような。

良い意味でマジメじゃないっていうか・・・。


ああ、エンタテインメントってこういうことを言うんだーって
説得力があるんですよ。


日本のパフォーマンスが遊びがないというわけじゃないんですけど、
とってもカンペキで細かいところまで本当にすばらしくて文句なしだけど、

どこかきまじめすぎるというか、

遊びが遊びになっていないというか、

自然じゃない感じがするというか、

そういう風に感じさせるものが多くあります。


なんか上手く言えないんですけど違うんですよね。


その違いをうまく良い方に生かすのもワザだとは思うんですけど、
まだその違いをパフォーマンスに生かしきれていないような気がします。


今日のお客さんは比較的若い層が多く、
ストリートファッションの人とかもたくさん観にきてました♪


会場がホテルの中に併設されているライブハウスのようなところなんですが、
(たしか今年できたばかり)

ライブハウスでもホテルの中だからか落ち着いていて、
大人な感じの素敵なところでした。


帰りにホテルの中で食事をしようと思ったら、


カープ

こんな看板が。



  あら。
  ここにお泊まりなのね。

  ここから神宮球場に行かれるのねなんて思って
  ケータイで試合結果を見たら・・・。


うげーっ!!Ξ(°Д°;)



ヤクルトスワローズ広島東洋カープ様にボロ負け!

・・・一体何があったんぢゃ?!

なんて思ってたら、ちょうど試合後のご一行様がお着きになられるところで・・・


良いパフォーマンス観てゴキゲンだったんだけど・・・(´д`)。

ま、こんな日もあるよね。(´・ ω ・`)ショボーン。


p.s.
「STOMP JAPAN TOUR 2005」、21日までやってますよ!
ご興味がある方はぜひに!

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