l神社に行くと、
必ず、
大木の前で立ち止まります。
根っこを目の当たりにすると、
逞しさとか、
生きる力を感じるからです。
そんな木のパワーを肌身で受け止めたところで、
お賽銭箱に丸いお金を2つ投じ、
両手を合わせ、
少し寝て(?)、
目が覚めると、
雨の切れ間に光が差し込んできてました。
すると、
どこからともなく、
みゃーみゃーと、
猫の声がしてきたので、
その声に導かれるまま境内の奥に進んでみました。
わお、
神社の看板娘の猫ちゃんがいるじゃないですかぁ。
年齢を聞いたら、
14歳とのこと。
長老です。
神社の主ですね。
その主猫ちゃんが、
「このお守り買ったら?」って、
テレパシーを送ってくれたので、
その白いお守りを買いました。
そして、
猫ばあちゃんから、
「お守りをポッケに入れて、心をこめて、おむすびを握るといいよ」って
聞こえてきたので、
その通りに、
むすんでみました。
今日で、
2011年3月11日からちょうど一年。
様々な思いが全身を駆け巡り、
考えることや、やるべきことが山のように湧き出てますが、
地球上では、
365日中、新たな命が産まれてます。
人は皆、
運命と宿命と感情の中で生きていて、
笑ったり、
喜んだり、
励ましたり、
感謝したり、
泣いたり、
悩んだり、
凹んだり、
怒ったり、
愚痴ったり…、
を繰り返す動物です。
人それぞれ感情の度合いは違えども、
どんな運命が待っていようと、
時は流れ続け、
前に進むことしかできないので、
運命と、大切な人やモノと共に手をむすび、
ホンモノの感謝の気持ちを携えて、
笑顔で朝を迎えられたらいいなって思います。
私は、
ご飯を炊く土鍋からぶくぶく音がして、
湯気が立ちのぼり、
炊き上がったら、
すぐに蓋を開けないで、
蒸らしてから蓋オープン。
そしたら、
炊きたてご飯のいい香りがして、
しゃもじでご飯をすくって、
まずつまみ食い。
それから、
ちょびっとのお塩をふって食べて、
残りのご飯は、
小分けにして、冷凍保存。
さらに残したご飯で、
おむすびを握る。
って日常の一幕に、
喜び・幸せ・ありがとうを感じます。
かけがえのないものや、
幸せは、
そんな当たり前の毎日に隠れてます。
目を閉じて、
人間にとって、忘れてはならないものを改めて見つめ直し、
また今から人間として生きていきます。
今日も、
お日さまが見守る中、
ココロの土鍋がコトコト音を立ててます。