古代食を求め、

出雲の家族5人を引き連れ、


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00507.jpg


松園に行ってきました、先日。


宿泊はしませんでしたが、

お料理のみもOKとのことで、


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00088.jpg


「弥生の宴」9000円のお料理を頂いてきました。


こちらです↓


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-未設定


お品書きの字がちっちゃくて、

見えないですね(笑)


全部ご紹介したいのですが、

かなりのボリュームがあるので、

多少省略してご紹介させて頂きます。


一番最初に、


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-未設定


どんぐりの粉で作られた「どんぐりパン」が運ばれてきましたが、

冷めてもふかふかです。


その後、


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00265.jpg


食前酒の「黒米酒」を飲み、

30種類位のお料理を頂きます。


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00302.jpg


お箸は、

黒文字で作られてました。


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-未設定


味が殆どついてないお料理には、

自家製塩・もろみ味噌・お酢を、

お好みでつけて頂きます。


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00121.jpg


「いぬびゆ」「すべりひゆ」等の「はい?」って聞き直しちゃうレア野菜はじめ、

島根生まれの素材が一堂を会します。


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00300.jpg


子状になった「蕎麦がき」は、

蒸篭で温めて、

もろみ味噌をつけて頂きました。


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00213.jpg


海の幸の中には、


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00233.jpg


「ゴジラの手(亀の手)」がいました。


数か月前には、

和歌山や六本木で食べましたが、

島根産は初めてです。


でも、


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00344.jpg


姿形はどこで食べてもおんなじです。


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00329.jpg


島根の「ひじき」は、

ぶっといです。



園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00260.jpg


ん、

この三角形の物体は何でしょ。


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00261.jpg


の実」でした~。


味もそっけもない感じですが、

どことなく「蓮の実」に似てます。

園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00153.jpg


「猪」「雉」「栗」は、


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00327.jpg


カリカリに焼いて、

「自家製塩」や「もろみ味噌」をつけて頂きました。


この他、

黒米ご飯・黍・稗・粟・山の幸の炊き合わせ・酢の物等、

盛りだくさんなごちそうを頂き、


お腹もはちきれそうになったところで、


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00390.jpg


「しじみ汁」と、


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00398.jpg
園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00405.jpg


「鯛の朴葉味噌焼き&いもづるのお浸し」と、


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00428.jpg
園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-未設定

しろざ 入り赤米の雑炊」でおしまいでした。


おばあちゃんの分まで食べたので、

鼻息も荒くなってましたが、


時間後には、


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00468.jpg
園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00534.jpg


別腹の甘いもの(ヨーグルトや、お饅頭や、最中や、アイス)を食べてた

私達大食い家族です。



それにしても、

『松園』には、

目にも珍しいお料理がいくつもありましたが、


一番の驚きとHITは、


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00157.jpg


左側のテリーヌ型状の「醍醐」と、



園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00210.jpg



一見、雲丹に見える「蘇」でした。



まず、

「蘇」ですが、

カッテージチーズをもっとしっとりさせて、

ほろほろと口の中でとろける食感で、

食べやすいチーズ風味です。



「醍醐」は、

テリーヌと、生キャラメルを合体させたような超しっとりなめらか舌触りで、

摩訶不思議な優しいミルクキャラメル味がするんです。




これらの正体を伺ったところ、


牛乳を長時間煮詰めて作った「古代の珍味(チーズ)」とのこと。



古代最高級の乳製品の名前で、

仏教でいう「五味の最上のもの」のことだそうです。




深い味わいや本当の楽しみなどに接した時、

「醍醐味(だいごみ)」といいますが、

「醍醐(だいご)」とは、

そこから来たとも言われているようです。



平安時代の字引には、

「牛乳を煮て作るのが酪(らく)で、その酪が蘇(そ)となり、

蘇が醍醐や乳餅となった」とあります。


まさに、

古代食の醍醐味ですね。


今度は、
園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00497.jpg

この高床式倉庫&竪穴式住居のお宿に泊まって、


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00485.jpg


さらに古代の気持ち風呂に浸かりたいなぁって思います。


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00472.jpg