先週、
ほんのちょびっと実家に帰った時、
庭に、
何やら見慣れないものが設置されてました。
近づいてみると、
うわわ、
ゴーヤです。
松江のおじいちゃんちにも生ってました。
小指サイズの子も。
これらの園山家産ゴーヤは、
薄くスライスして、
軽く塩もみして、
流水でさっと洗って、
ぎゅっと絞って、
冷蔵庫で発見した「浅漬けの素」・「お酢」・「かつお節」と和えたり、
「ゴーヤチャンプル」にしてました。
うちの家族はあまりゴーヤが得意ではなかったようなので、
ほぼ私が食べましたけど。
ゴーヤ好きな私にはありがたい家族です。
畑には、
大きな「赤紫蘇」がどっさりできたようで、
母が、
「赤紫蘇の甘辛煮」にしてました。
また、
「コリンキー 」や「南瓜」もたくさん収穫できたとのことで、
「辛子漬け」になってました。
めちゃんこ美味しくて、
母にどうやって作ったのか聞いたら、
「辛子漬けの素、使ったんだもーん。でへへ」って言われました。
聞いた私がバカでしたが、
まぁ、美味しければいいんです。
その他、
園山家定番の「玉葱」で、
母の十八番料理「豆腐と玉葱のお味噌汁」や、
皮がかたくて、
噛みごたえ十分な「トマト」や、
「ピーマン」(母作の味噌炒め)
「エンサイ 」(母作の塩炒め)
「胡瓜」や「茄子」、
「あじ瓜」も作ったようで、
園山産だらけでした。
これらの食材を、
母は、ほぼ「お漬けもの」にしてたので、
園山家の冷蔵庫内は、
9割がお漬け物でしたけど。
それにしても、
この「あじ瓜」を食べると、
幼い頃を思い出すんですよね。。。
私が物心をつく前から、
夏になると、
毎年食べ続けたものだったので。。。
控え目なメロン味です。
出雲にいる頃は、
あまりに食べ過ぎて、
もう顔も見たくない時期もありましたが、
今となっては、
夏の出雲に帰ってきたら、
どうしても食べたい田舎ながらの愛しい味わいです。
これらの園山育ち素材達を見ていたら、
一気に10品近く作ってました。
母&私作料理で、
園山家の食卓が溢れかえってましたが、
実家に帰ると、
たいてい作りすぎます。
でも、
家族がいるので、
瞬く間に空っぽになります。
仕事で料理するのと、
プライベートで料理するのって、
なーんか頭の使われどころが違う気がするんですが、
いずれにせよ、
パクパク食べてくれる人がいるって幸せですね。
そして、
「おいしいね」って言われると、
また作ってあげたくなっちゃいます。
ボケたおばあちゃんに、
あまり得意ではない南瓜の料理を作ってあげたら、
「こぎゃんまいもん(こんなおいしいもの)、生まれて初めて食べたわぁ」と、
目に涙をためて言ってくれました。
きっと殆ど何を食べているかは分かってないでしょうけど、
去年も同じ台詞を聞きましたけど、
何度聞いても、
やっぱり嬉しくて、
おばあちゃんの顔を見てられなかったです。。。
また実家に帰ったら、
私まで嬉しくなる家族のための料理を作ろうと思います。
そして、
これからも、
大切な人にココロの料理を作り続けます。
私の料理を食べてくださる方、
おいしそうな顔で食べてくれてありがとうございます。
以下、ちょっと補足です。
現在の「出雲空港」は、
「出雲空港」ではなく、
「出雲縁結び空港」です。
故郷出雲の血を受け継いだ私も、
「出雲縁結び空港」と共に、
これからも、
「園山縁結び真希絵」で歩いていきます(テクテク)。