学研 」さんシリーズ第2段となった出版本「毎日食べたい野菜おかず 」の

表紙は、


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スープでしたが、


このスープを見て、


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メゾンドユーロン 』の「空豆スープ」を飲んで、


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「フカヒレの姿煮」を食べて、

先日乗った飛行機エピソードを思い出しました。



子供力ブログ 」に続き、

飛行機話です。


またまたお隣席は、

小さなお子ちゃまでした(今度は女の子)が、



「これより、皆様方に、お飲み物のサービスをさせて頂きます。 

温かいコンソメスープ・コーヒー…」と、

飲みものアナウンスが聞こえてくると、


その子が、

「スープが飲みたいけど、コンソメはやだ。フカヒレスープがいい」

と言い出しました。



お母様が、「フカヒレスープはない」と必死に伝えてらっしゃるのですが、


「だって、ママが、フカヒレスープを飲まないと、お肌がつるつるにならないって言ったでしょ」

「モデルになるにはフカヒレスープを飲みなさいって言ったでしょ」

と。


まだ小さな子のに、「フカヒレスープ」って…。


私がはじめてフカヒレを食べたのは、

20代半ば位だったのに…。


と思いつつ、


寝ようと思っていたのですが、

相当ダダをこねて大声で反発しているので、

寝るに寝れず、

そのまま2人の話を聞いていると、


「ママの嘘つき! だから、パパが逃げたんでしょ」

「ママは、パパは嘘つきだから、バイバイしたって言ったけど、

嘘つきはママだ!」

と。



まさか、フカヒレスープから、離婚話にまで進展するとは…。


親の発言は、

子供に直に伝わりますからね。


まだ結婚すらしてない私ですが、

自分の子供には、

夢を与えられる教育ができたらなぁと思います。


因みに、

私にとって、長年食べたかった夢のフカヒレは、


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メゾンドユーロン 』名物の「フカヒレの醤油煮」でしたが、


33歳と3ヶ月めにして頂くことができました。


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一緒に付いてくる「銀絲捲(揚げ花巻)」も、

フカヒレに欠かせないパートナーです。


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ソースまできれいに拭いとって、

ありがたく頂きました。


さて、

「フカヒレ水揚げ日本一」といえば、

気仙沼ですが、

津波と震災被害を受けて、

残念ながら、

この先の漁獲が危ぶまれてます。


しかし、

とある水産加工会社では、

水につかったフカヒレを回収し、

被害が小さかった別の会社の敷地を借りて、

商品として利用できるものがないか選別する作業を行ってらっしゃるようです。


まだ操業再開のめどは立たないようですが、

被害の小さなフカヒレはきちんと汚れを落として、

消費者の皆様に届けたいとおっしゃってます。


フカヒレのみならず、

まだまだ東北食材の復活が厳しい状況ですが、

こうして歯を食いしばって、

作り続けてらっしゃる生産者さんもいらっしゃいます。


だから私は、

積極的に東北食材を買い、

感謝と共に、

おいしく頂いてます。


相変わらず『園山 』でも、


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山形の「米の娘豚」はじめ、

茨城の「蕨」、

宮城の「仙台麩」

岩手の「じゅうね」等を取り入れ、


愛情込めて調理し、

お客様にご提供させて頂いてます。


さらに、

食べもの以外に、

宮城の日本酒「 (たなごころ)」も。


それが、

飲食店という形で食に携わる私達がすべきこと・できることだと思います。


ずっとずっと、

掌(てのひら)の温もりが感じる夢の国「日本」であるためにも。