6月20日、まあまあ晴れたお昼時。


園山 』4周年(2006/6/6/午後6時開店)を記念し、

スタッフ全員を引き連れて、

感謝の気持ち入り「ありがとうランチ会」を開催してきました。


無事5年目に突入できたのも、

お客様はもちろん、

スタッフの支えがあってのことですから。


貴重なランチ会に選んだ場所は、

私の大好物店『オギノ 』さんです。


前もっての予定を立てるのが困難極まりない私ですが、

なかなか予約がとれない超人気店ですし、

何としてもみんなを連れて行きたかったので、

この日ばかりは、

1ヶ月以上前からスケジュールを確保してました。


結婚式並みです。


お店に着くと、

初っ端からびっくりな感動に出逢ってしまいました。


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00106.jpg

オギノシェフの美人奥様から、

4周年のお祝いにと、

特大花束を頂いたのであります。


レストランに食べに行って、

こんなお祝いの花束を頂いたのは、

生まれて初めてです。


感激と動揺のあまり、

まともに喜べなかったのが心残りですが、

オギノ様には、

改めてお礼させて頂こうと思います。


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00873.jpg

この心のこもったお花は、

早速、築64年のお店 に飾らせて頂くことにしました。


これでまた明日からお店 に行く楽しみが増えました。



その予期せぬ嬉しすぎるお花を頂いて舞いあがったからでしょうか、


お料理の前に、

シャンパンを頼んで乾杯しようと思っていたのですが、

まんまと頼み忘れてました。


どおりで、安上がりなお会計でした(笑)


オギノさんはじめ、

シャンパンを口にできなかった我スタッフの皆さん、

ごめんなさい。。。


しかし、

乾杯はお水でしたんでしょうか。


すでに記憶から末梢されてます。


しかも、

帰り際には、

帽子を置き忘れて帰ってました。


おっちょこちょいにもほどがあります。


でも、

頂いたお料理はぴったり体中にくっついてます。



そんな身に沁みたお料理は、

プリフィクスコースから、

みんなそれぞれ食べたいものを選ぶスタイルでしたが、

まずは、


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00102.jpg

定番アミューズの「豚肉のリエットとふかふかパン」からスタートです。


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00127.jpg
園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00291.jpg
前菜「グリーンアスパラガス・生ハム・ポーチドエッグ・トマト」


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00226.jpg
前菜「肉厚スモークサーモン 夏野菜のマリネ」

(スタッフにお福分けを頂きました)


このサーモンも全部食べたかったので、

追加で頼めばよかったです。


その位お気に召してしまいました。


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00331.jpg
スープ「ミネストローネ」


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00340.jpg
メイン「鴨肉のロースト さやいんげんやじゃがいもも一緒に」

(これまたスタッフにお福分けを頂きました)


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00354.jpg
メイン「エイヒレのポワレ 蒸しキャベツとトマトも一緒に」


これぞオギノシェフと言わんばかりのダイナミック且つ、

迫力の骨太料理です。


真っ向勝負なシェフ料理が大好きですが、

どれも味わいにとんがりがなく、

この絶妙なバランス加減と優しさが、

男前シェフの人柄そのものです。


お魚にナイフを入れると、

柔らかいを通り越したしっとり柔らかさで、

艶と潤いも感じられます。


また、

骨だと思っていた端っこ部分は、

軟骨だったので、


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00368.jpg

軟骨まで全てきれいに頂きました。


ソースもパンで拭いとって。


ソースが残ってないと、

お皿の汚れが減るため、

洗いものをしても、

排水管に流れる汚れが少ないので、

とてもエコです。


おいしいソースも食べ尽くせて、

地球にも優しいので、

一石二鳥ですね。


私には、

「今日一」のお料理でした。



そして、

ウキウキしながら、

最後のデザートにうつります。


ちょっとサプライズを仕掛けていたので、

なおさら宙に舞う気分ですです。


お料理同様、

この日のデザート3種(「ピスタチオのヌガー」「マンゴータルト」「カンパリグレープのゼリー寄せ&マンゴーソルべ」」)から、

各々食べたいものを選びましたが、


最初に運ばれてきたのは、


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00376.jpg

先日、

晴れて花嫁となった22歳の涼子嬢 への

サプライズメッセージプレート付きデザートです。


とてもダイナミックな文字で書いて下さって、

見応えも十分です。


幸せ感も倍になった気分に浸れます。


そして、

他のスタッフへは、


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00432.jpg

このお言葉を書いて頂きました。


しかも、全員にです。


事前に、オギノ奥様に、

これらのメッセージプレートのお願いしていたのですが、

全員分を書いて下さるとは驚きの嬉しさです。


さらに、、、


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00428.jpg

私にまで、

予期せぬメッセージプレートを作って下さってました。


お花も頂いた上、

こんな素敵なお言葉を頂き、

身に余る想いとはこのことです。


いつもながら、

ホスピタリティに富んだ『オギノ 』さんには、

この日も学ぶべきところがたくさんありました。


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00477.jpg

プレートに書いて下さったお言葉通り、

オギノ 』さんをお手本に、

さらに輪をかけて「口福」なお店にできるよう、

スタッフ一丸となって、

ますますおいしいごはんを食べて、

ますます一生懸命になろうと思います。


今回、私達が味わったように、

多くの方々に喜びを与えられる飲食店という場で働き、

自分達のおもてなしで、

お客様の喜ぶ姿を目の当たりにできるって、

とても素敵なことです。


そう思うと、

本来、一番やりたくなかった飲食店を経営して良かったと、

心底思えてきます。


もちろん大変なこともうじゃうじゃありますが、


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00449.jpg

支えになってくれてるスタッフの笑顔にも救われてます。


そんなみんなを思うと、

私もまだまだ頑張らなきゃなって気になるんですよね。


完全に「みんなの親」状態です。



シェフ渾身作を全ておいしく食べ終え、

暫しのゆるーい歓談途中、

私は次の現場に向かうため、

みんなより一足お先にお店を出たのですが、


タクシーの中で、

奥様から頂いた「バナナケーキ」を早速食べていると、


スタッフから、

「ごちそうさまでした。父の日のプレゼントもありがとうございました」メールが続々と届いてきました。


そうでした、

この日が「父の日」だったため、

私からみんなへ、

「父の日用のギフトカード」をプレゼントしてました。



「ありがとう」の言葉が伝えられるスタッフで私も嬉しいです。


若い内は、

ごちそうになるのが当たり前になって、

お礼すら言えない子が増えている大都会ですから。


と、年寄りじみたことを書いてしまいましたが、


こんな風に嬉しいメールがくると、

もっと色んなところに連れて行ったり、

喜ばせてあげたくなりますし、


感謝の気持ちを持ち続けているみんなは、

きっと生涯、素晴らしい人生が送れると思います。


そして、

オギノ奥様みたいにイイ奥さんになり、

オギノシェフみたいにイイ旦那様を見つけてくれることと思います。


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00499.jpg

オギノご夫妻様、

本当に素敵なお料理とお花とおもてなしをありがとうございました。


私はこれからも、

お二人のように、


園山真希絵オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門に福来る-」by Ameba-DVC00240.jpg

多くの人を幸せにしている人を思い浮かべて、

イイ顔して、

モリモリ幸せに働こうと思います。