月に3回は小豆を炊いて、

粒あんを作ってますが、


今回は、

新豆(帯広産)を起用です。


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鍋に水900ccと小豆300gを入れて、

強火にかけ、

沸騰したら茹でこぼします。


これをあと2回繰り返したら、

鍋に1500ccの水と小豆を入れて、

強火にかけて、

沸騰してきたら、

弱火にし、

アクをとりつつ、

柔らかくなる(小豆をつまんで、芯がなくなる位。新豆の場合は大体40~45分位)茹でます。


新豆でない場合は、

50分~1時間はかかりますが、

新豆は外皮が柔らかいため、

茹で時間が10~20分位短くて済みます。


百年の蜜 」と「素焚糖 」をそれぞれ50gずつ

(きび砂糖・はちみつ・黒糖でもOK)、

5分おきに3回に分けて入れて、


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その都度、

アクをとりながら、

木べらでゆっくり混ぜます。


なぜ甘みを3度に分けて加えるかといいますと、

一度に砂糖を加えると、

煮汁の濃度が高まり、

砂糖分がお豆の表面にくっついて、

お豆の水分を吸収し、

お豆がかたくなっちゃうからです。


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途中、煮汁が少なくなって、

鍋底に焦げつきそうになったら、

水をすこーしずつ加えて調整します。


ぽってりしてきたあたりで、

天然塩をひとつまみ(私はひとつまみともうちょびっと入れます)加え、

超弱火で混ぜながら、

3~4分位煮ます。


あんこは冷めるとかたくなるので、

それを見越した柔らかさにします。


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もうこの位でOKです。


あとはこのまま粗熱をとって、


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保存容器に入れます。


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粒あん大好き人間なので、

つまみ食いしすぎて、

かなり減量ですが。


私のエネルギー源粒あんで、

続々と新たな「日本のおやつ」が閃いてます。

もったいぶって徐々にご紹介致します。



粒あんに鼻がきくのか、

先日、大阪で、

「まんぷくどら焼き」なるものを発見しました。


即買です。


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ものすごーいあんこが分厚いです。


あんこだけでも高さ5㎝はあるでしょうか。


名前通り、確かに満腹になりますね、こりゃ。


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見れば見るほど「大阪らしいなぁ」と思って、

裏の製造元を見ると、


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まんまと「静岡」でした。


見てくれだけで判断してごめんなさい。


お詫びといってはなんですが、

おいしく頂きましたが、

思いの他、

あんこはしっとりで、

甘みもマイルドな美味たるどら焼きでした。


これからも、

食べものであろうが、

人間であろうが、

外見倒しで終わらない中身の質高きものを求め、


私自身、

満福になって頂けるものを生み出していこうと思います。