日中、薔薇の服を着てお仕事をしていたとある日の夜、

パッション 』で、

薔薇のお皿からはじまるごちそうを頂きました。


ここ1年、

王道系古典派レストランに目覚めている私にとって、

こちらは、ずっと訪れたかったお店の一つです。


いつもの如く、

レモンをしぼったスパークリングウォーターに、

グラスの赤ワインを飲みながら、

「メニュー・ドゥ・セゾンコース」をありがたく頂きます。


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アミューズ1「ミニキッシュ&ミニタルト」


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アミューズ2「ゼリーのせ鯖のマリネ」「3色ムース」

パン「全粒粉パン」


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「ホタテのポワレ 季節野菜&ビゴール産生ハムのブイヨンと一緒に」


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「赤みがかったかぶのポタージュスープ」


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かなり写真がぶれてますが、

この「鴨の蓋付き器」から登場したのは、


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「ナント産仔鴨1羽丸ごとの暖炉焼き」


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お相撲さん級の大きさです。


まずは何もつけずに頂いたのですが、

幼い頃のクリスマスに食べたローストチキンの味わいがして、

思わず発狂です。


高級料理なのに、

懐かしくもあり、

素朴さを感じる心にグッとくるお料理だと思います。


3口めからは、


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グリーンペッパーソースや、


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グリオットチェリーソースをつけて頂きます。


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添えてあった「アーモンド衣のコロッケ」や「栗」も滋味深き味わいです。


この迫力ある1羽丸ごと鴨料理をメインとして食べておきながらも、

またさらにメイン料理の追加です。


なぜならば、


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パッション名物の「カルカッソンヌ風カスレ 」が

食べたくて食べたくて仕方なかったからであります。


念願フランス伝統料理に出逢えたことに、

また食欲がわいてきます。


赤褐色が逞しさを醸し出してくれてます。


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ラングドック地方の赤ワインと一緒に頂きます。


やはり同じ土地で生まれたもの同士の相性は最高ですね。


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鴨肉のコンフィや旨みぎゅうぎゅう詰めのソーセージ・豚足に加え、

大好物の白いんげん豆もたっぷり入れて下さいました。


予想以上に迫力あるメインお肉料理を2品も食べて、

これ以上お腹に入る余地がないにもかかわらず、


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「洋梨のキャラメリゼ キャラメルアイスとピスタチオのパイを添えて」の

デザートの後にも、


勧め上手な支配人さんの誘惑に負け、

追加で、

ビストロパッション 』のケーキを頂いてました。


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「チョコバナナタルト」です。


ほんとよく食べる同い年育ち盛りの私達です。


さらに、我儘オーダーで、

苺を添えて頂いたのですが、


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真っ赤な縁のハート皿でした。


ハートって照れますね。


未だかつて、

携帯メールの絵文字にハートマークを使ったことのない私ですから尚更です。


ハートはまだ続きました。

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最後の最後に運ばれてきたプチフールのワゴンデザートも、

節々ハート皿です。


「え、まだ食べるの?」って思われるかもしれないですが、

「はい、まだ頂いてました」

でした。


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「お店名物チョコムース」

「みかんのタルト」

「モンブラン風フィナンシェ」

「カヌレ」

「マカロン(フランボワーズ・ミント・キャラメルパッション)」


です。


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深く深呼吸するほどの量を頂いたのですが、

普段あまり人に会って会話をしない私は、

ここぞとばかりに喋ったお陰で、

食べた分だけのエネルギーを消費していたはずです。


それにしても、

やっぱり由緒正しい古典的な伝統料理って、

心に響くものがあります。


そして、

フランス郷土料理の「カスレ」の復興につとめる等、

昔ながらの祖国料理を頑なに守り伝え続けてらっしゃるアンドレパッションさんみたいに、

日本で生まれ日本で育っている私も、

日本の伝統料理を伝承していかねばと思いました。


よって、

今からお腹をシフトチェンジして、

王道日本料理を作ることに致します。


そろそろ日本の大行事「お正月」がやってきます。