11時半。
7月13日にリニューアルオープンしたばかりの『ヴァリエ 』さんに到着です。
このたび、
光栄にも、
「あまから手帖 」編集主幹様にお招き頂き、
大阪の高層ビルを眺めながら、
「スローフードな宿2 」話を伺いながら、
新装開店『ヴァリエ』さんランチを頂きます。
「赤パプリカのムースにトマトピュレをのせて」
「ポークリエットのブルスケッタ」
この鴨肉、
厚さ4㎝位はあったかと思います。
生命力の凄みを感じるシェフ渾身作です。
「タスマリア産 カレ・ダニョ(生後10か月以内の骨付き仔羊)のロティ」
一見、
普通の骨付き羊肉ですが、
ナイフを入れると、
「線路は続くよどこまでも」並みに、
どこまでも脂身です。
一瞬戸惑いましたが、
この脂身、
全く脂っこさがなく、
スーッとさらっと、舌の上で溶けて消えていきます。
食べれば食べるほど、
「え、何これ、脂だよね」と、
自問自答しながら、食べ続けてました。
魔法にかけられたみたいな感覚です。
“2009年度 園山真希絵の記憶に残る逸品”の特別賞にノミネートされました。
「抹茶カプチーノに浮かんだ3つの白玉団子」
「スイカとカンパリのスープ仕立て」
何やら、黒い物体が。
と思ったら、
こちらでおしまいでしたが、
シェフのご厚意で、
スペシャルデセールを出して下さいました。
丸く薄いショコラ生地の中には、
ピンクグレープフルーツや、
キウイやソルべがいました。
どれをとっても、
気分も晴れ晴れしてくる珠玉のお料理です。
お腹の底から、
ごちそうさまでした。
さて、
次なる目的地でも、
羊が待ってます。