「片づけられネーゼ」になる些細なきっかけ~実体験編~ | 新米ママの理系的子育て日誌

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元洗剤メーカーの開発担当者が、出産をきっかけに子育てにまつわることを理系的にリサーチしてつづります!

今日は、恥ずかしながら、私の実体験を書きたいと思います叫び

何をかくそう、「片づけられネーゼ」ですので!


実体験が一番わかりやすいっ!

でも、

恥ずかしくて、中々書けなかったのよ~~あせる




さて、気を取り直しまして、



勝間まなみ先生の著書によると、

「片づけられない」のは、「だらしない」からでも、「忙しい」からでもないんです!



救われますね。その言葉だけで。



私ってダメだわ~って何百回思ったことか!


で、

何が原因か?



それは、心の問題なんです。



心のなかに、片づけにブレーキをかけるものがあるので、


・片づけようとすると、気持ちが重くなったり

・他の家事を優先させちゃったり

・テレビ付けちゃったり(気が重いから、なんか明るい気分になろうかな~。ってカンジね。)


しちゃうんですね。



片づけられない心の問題は、次の3つに分類できるそうです。


1子どものころのトラウマ

2ストレスの蓄積

3変化を嫌う本能



1の片付けのトラウマは、小さい頃に片付けたつもりがダメ出しされた経験など、片付けにまつわる嫌な記憶です。

これが多い人ほど、片付けようとすると気が重くなって、片付けに取りかかることができなくなります。


このトラウマがある人に2のストレスが加わると、

片付けられない状況に拍車がかかり、いわゆる『汚部屋』にまで悪化することもあるそうです。



で、一旦『汚部屋』になってしまうと、

本能的にその状態をキープしたがるんですね。それが、3


動物というものは、新しいことに慎重になるように設計されています。

変化を嫌うという本能があって、「それはキケンだ!慎重に行け!」

と脳から指令がいくんです注意



では、実例を明かしましょう~。


私のアルバムを開くと、

小学校低学年までは、

室内の写真は、何も物がない整然とした部屋での写真ばかりキラキラ



母は小学校教諭で、朝早くから出勤、帰宅後も日記やテストの採点・・・

よく時間を作っていたなぁ~と思います。



ところが、状況が一変します。



小学3年生以降、写真がほとんどなくなり、

室内の写真があっても・・・・・ちょっとこれは見せられないのでは????

というものに叫び




何があったのでしょう?




それは、

祖父の入院です。



今、書きながらでも、うるっときちゃうくらいの

「悲しさ」「寂しさ」

がありますね。



祖母は、連日看病のために病院に寝泊まりしていました。

母は、食べられなくなった祖父のために、毎日りんごジュースを作って、祖母のお弁当とともに届けたあとで、学校に出勤していました。

父は、会社の帰りにお見舞いして帰ってくるという


家族が家に居ない日が2年間続きました。



母は、相当なストレスだったと思います。


元々、祖父と祖母に厳しく厳しく育てられた母です。

きっと、「片づけなさい!」と厳しく躾けされて、子供の頃のトラウマはあったかな?と思います。



それに、ストレスが加わった。



実家は、「汚部屋」になりました。


介護から解放された後も、その状態が続きましたので、時間が無くなったことが原因ではないんですね。



勝間先生の本を読むまで、小さい頃の写真に写っている部屋がすごくキレイなのが理解できていませんでした。

だって、記憶に新しいのは、「汚部屋」ですから。

でも、やっと理解できました。



母は、元々小さな「片づけのトラウマ」があったところに、

祖父の介護という大きなストレスがきっかけとなって、

『片づけられネーゼ』

になってしまったのです。



私自身の転機もこの頃に起こります。


私は、両親、祖父母不在の家をずっと留守番する立場になりました。

兄は小学校高学年だったので、習い事に出かけていることが多く、1人の時が多かったと思います。


留守番を言いつけられていたので、友達と遊ぶことが極端に減りました。


仲の良かった友達が言います。


友人「遊ぼうよ。」

私「でも、お留守番しな あかんねん。」

友人「じゃあさ~、makideerちゃんのおうちであそべばいいんじゃない?」

私「え~、でも今さ、家散らかってんねん。みんないそがしくてさ。」

友人「じゃあ、片づければいいんじゃない?手伝うわ。その後でみんな呼ぼうよ。」



二人で片づけて、友達みんなで遊ぶことになりましたアップ


久しぶりに遊べる♪

ウキウキしながら、二人で片づけました。


よく分からない大人の資料たち(母の仕事関係や祖父の病院関係のものだっただろうな~と思います)は、

別室にかためて、

みんなで遊ぶ部屋をキレイにして、掃除機かけて、机や棚も拭いて・・・

結構完璧だったと思いますキラキラ



だいたい終わったところで、友人は友達を数人誘いに行ってくれました。

本当に久しぶりに友達と思う存分遊んで、

本当に本当に楽しかった。



祖父が病気だということも、忘れるくらい楽しいひと時でした。



私は、母が留守の間に掃除をしたこと、結構気持ち良かったように思います。

そうか、こうやって掃除しよう。

みんな忙しいもんな~。私にできること、やろう。

喜んでくれるかなぁ・・・・



ところが、

母の反応は違いました。



母「え~!なにこれ!?ここにあったの(書類とか)どうしたん?」

私「片づけてんで!すごいでしょ?

 今日さ~、○○ちゃんが一緒に遊ぼうって、誘ってくれたから、

 みんなで一緒に遊んでん。

 ここにあったのは、隣の部屋にあるよ。○○ちゃんが手づだってくれてんで~。」

母「何考えてるの~!!!!!

  大人が誰もいない時に、よその子を家に上げたらいけません!!!」

私「えぇ~・・・」

母「何か大事なものがなくなったりしたら、その子のせいかなって疑ってかからなあかんやろ!」


というような内容で、随分長く怒られました。

子どもの頃の感覚なんで、大げさかもしれないですけど、1時間くらい怒られていた気がします。


食事の準備の間と、食事中もだったかも。

食後も「ちょっと来なさい。」って正座させられて30分くらい怒られていた気がします。



これいつ終わるんだろ。。。。こんな時間嫌だ。

毎日寂しいのに、

せっかく帰ってきたお母さんとの時間が、こんな時間なんて、もう家から逃げ出したい。○○ちゃんの家に行ったら、泊らせてくれるかな・・・でもそんなことしたら、また怒られるだろな。



そんな気持ちでした。



「片づけた」

「褒められると思ってた!」



なのに、怒られた


これは、完全な片づけのトラウマです。



私は、これがきっかけの一つだったのではないかと思っています。


そして、もうひとつ心当たりがあるものがあります。



同じく祖父が入退院を繰り返していた時期で、これは退院して家に居る時だったと思います。


私は、廊下をダス○ンでモップがけするのが小さい頃からの当番だったのですが、

いつものところに置かれていなくて祖母に尋ねました。


そしたら、

「掃除なんか、時間あるときにやってよ。いま忙しいのに!」

と言われてしまったのです。


これは強烈だったようで、

今でも私の中で、片づけ・掃除の優先順位は、最下位になってしまっています。


だって、片づけや掃除しているとヒマな人と思われてしまうかもしれないからです。



職業が洗剤の開発だったので、社会人になってからは、

『自社品と他社品の性能評価』という大義名分のおかげで、「掃除」を最優先事項にもっていくことはできるようになりましたが、


片づけや整理整頓って・・・

どうもヒマな人がやることっていう印象が払しょくできないんですよね~。


普通の人がこれ読んだら、そんなアホなって思うでしょうし、

この文を読むと、私自身もバカバカしい!そんな、こじつけやんって思うんですけど、


いざ、片づけ出すと、そういう気がしてくるんですよ。困ったことに。


他の仕事をしたくなるんですあせるウズウズ


だから、片づけって、やり始めるまでにすごくエネルギーが必要になってしまうんです。

「やらねば!やらねば!」

「こんなんじゃ、だらしない。」

「子どもに示しがつかないから!」

ただ、片づけ・掃除をするだけじゃない、無駄にエネルギーを使ってやるので、

ずっごい疲れる~汗


で、思うんですけど、

これって波があるんですよ。


異常に片づけられない時やなんかスイスイ片づけられる時があるんです。


それが、ストレスがある時とない時じゃないかな~と思います。



なので、

私の例なんか読んでいて、

さすがにコレはないなって思った方もいらっしゃるかもしれません。

子どもにこんなにキツく言ったりしてないわってね。



でも、

ごくごく小さなものでも、片づけのトラウマがあったとしたら、

ストレスがたまってきたときに、

それがきっかけで『片づけられネーゼ』になっちゃうかもしれないんですよね。ウチの母のように。




なので、私のような人になってしまわないように、

子どもに片づけのトラウマを作らないように接していきたいな

と思いますし、

片づけのトラウマやストレスの解消法を学んでおきたいなと思います。



恥ずかしながら、私の暴露話だったわけですが、


なんと~、今は家が綺麗になりつつありますからね~キラキラ



勝間先生のブログに出会ってから、少しずつ

脱★片づけられネーゼ

している私です!!



みなさんも、

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お片づけできる私になる お片づけできる子どもを育てる~メンタル編~



片付けられないのは、「だらしない」からとか性格の問題じゃなく、心の問題で、

片付けのトラウマやストレスなど

心の問題をなくせば片付けられるようになる!っていうお話です。


子どもを片付けられる人にするには、どう接したらいいか?のお話もあります★


子どもに片付けのトラウマを作ってしまわないように、要チェックグッド!


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 日時:   2014年12月13日(土)  14:00~16:00
 会場:   ウィンクあいち(名古屋駅から徒歩2分) 10階 1003
 参加費:  3,000円
 定員:   80名

(注)託児は、締め切りさせていただきました。


よろしくお願いいたします★