小学校決定と入学準備 その1~巡回教育相談~ | どんどんaoiドン

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2009年1月産まれのaoiはダウン症の男の子。
北海道の牧場でのびのびと育つ息子の記録です。

昨年の暮れ、aoiの小学校が決まりました。
現在に至るまでの流れを備忘録として残しておこうと思います。




都市部のように就学の選択肢がたくさんあるわけではないこの土地。

aoiの場合、選択肢は次の2つでした。


①地元小学校の支援級

②車で片道50分の養護学校




【昨年6月】

就学に向けて、北海道の巡回教育相談を受けました。
札幌から道の教育相談員が道内を巡回して、

特別配慮の必要がある子供を対象に面接や発達審査を実施してくれます。


教育相談員1人と私たち親子で面談と発達審査(田中ビネー式)を実施。

面談中、aoiはひと時たりとも座っていられません。

部屋中のものを確認して回ります。

発達審査は何とか受けれましたが、ふざけながら集中力も欠いていました。


《結果》

DQ40程度。

多動性もあり、広汎性発達障害が見受けられる。

こうした発達の面のみを見ると 『養護学校が妥当』 との結論になる。

しかし、住んでいる地域が地元の繋がりが濃く、

地域自体がどんな子も受け入れる姿勢を持っている為、

地域特徴も含めて就学先を検討してみると良い。



こんな結果を頂きました。

実は、aoiが2歳を過ぎた頃から私は個人的に「自閉傾向があるのでは?」と

いうことを気にかけていました。

気になり始めた時に療育先や医師に「自閉傾向があるように思う」と相談をしたのですが、

誰に聞いても「そんなことはない」との返事でした。

それでも「たぶんある。」という気持ちは消えないで3年が経過。

初めて第三者にしっかりとそう言ってもらえました。


すごくホッとしました。

「やっぱりそうなんだ。」と。

どう言われようと、何がわかろうと、aoiの育て方・aoiへの接し方は

今まで培ってきたものをベースにして何ら変わることはないのですが、

なんかね。なんででしょう。誰かに言ってもらえてすごく安心したのです。


それと同時に。

これまでは漠然と「地元の小学校に進むもんなんだろうなー。」と考えていたのですが、

「養護学校もしっかりと検討した方がいいのでは?」という考えが生まれました。

こちらの養護学校は知的障害・情緒障害分野に強く、

aoiの特性を考えると、こちらに通った方がaoiのためになるのでは?と思ったからです。




次の大きな動きは9月に実施される、就学委員会との面接です。

たった二つの選択肢でしたが一丁前に私は悩みました。

どうしよう。

どっちがaoiにとっていいだろう。

ふむむむむぅ~~~~~・・・・。









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