本当に欲しかったものは すでに有った

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魂の調律セラピスト
いのうえちはるです



2009年にふと思い付いて、夫の心が自由になって、もっともっと人生を楽しめる為に始めた旅行計画が、


2010年の12月からは夫が計画して、夫婦で楽しむ旅行計画に変わって行きました



一年に一回だった旅行が、そのうち年二回になり、今年で5年目を迎えました



今回の旅行先は、山口県の香山公園

秋芳洞

秋吉台

萩の松下村塾や

松陰神社を巡り、

平和記念公園

宮島の厳島神社

仙酔島を散策して

鞆の浦の温泉に入って

帰って来ました


今回の大きな収穫は、
夫と一回もケンカしなかったことです(笑)


旅行一日目に8～9時間交代しながら運転した事も有って、夫は夜10時前には疲れ切って寝てしまいました


その寝顔を見ながら、
「この先何年こうやって元気に一緒に旅行に行けるんだろう。」とか思うと、

なんだかすごく愛おしい気持ちや、感謝の気持ちが込み上げて、涙が溢れて来たんです


その時ふとこんな言葉が降って来ました


本当に欲しかった物はすでに有ったんだ


そう幼い頃から体が弱い姉に遠慮して、母の愛情をわがままに受け取る事を、許可して来なかった私が、本当に欲しかったのは、


私だけを愛して大切にしてくれる人、

期待に応えなくても、役に立たなくても、わがままでも受け止めてくれる人


実は20年以上前から、
いや、高校時代から数えると30年以上も前から、私のそばにいて、私が気付くまでずっと待ってくれていたんです


それなのに私は数年前まで、その欠乏感を埋める為に、外の世界、まだ見ぬ未来に探し求めて、


私が渇望していた愛を、夫以外の人たちに与えようと忙しくして来た事に気付いたんです


その後、私の心に浮かんだ言葉は、

そんな夫を、私は幸せに出来ているんだろうかでした

そして、

これからの人生で、夫の幸せな顔をたくさん見られますように

と心から願ったんです



旅行2日目からの夫は、さらに会話も穏やかになりました。


そして、何よりびっくりしたのは、倹約家で有名な(笑)夫が、楽しそうにお金を使っていた事です



以前まで私が夫とケンカするネタは、たいがい


「私の会話を無視するか、否定から入ること。」


そして、


「私が喜ぶ事にお金を使うのを渋っていると感じる時。」でした。



その時なぜ怒りを感じたのか冷静に考えると、


私には相槌を打ったり、お金を使う価値が無いからだと勝手に結びつけて、劣等感が刺激されていたと言う事が分かったんです


2009年夫の心が自由になって、もっともっと人生を楽しめる為に始めた旅行計画でしたが、


6年たった今、実は私の心が自由になって、もっともっと人生を楽しめるようになっていた事に驚きました



きっと私がすでにある幸せや喜びを感じれば感じるほど、夫の幸せな顔を見る機会が増えるってことでしょうね



仙酔島には1時間ほどしかいなかったけど、ずっとこんなたて虹が出ていて、私たちを祝福してくれているようでした

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最後までお読みいただき
ありがとうございました


世界が純粋な音で満たされますように





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