アロマテラピーの入り口 | 魔女ラボ

魔女ラボ

藤原綾子所長を筆頭に、セラピーを通じてお客様はもちろん、セラピスト自身や家族も最高の人生を得ることを目標としたアロマセラピストのための研究所です。

こんにちは。

魔女ラボリレーブログの今週を担当します

アロマテラピーサロン&スクール Gerberoy~じぇるぶろわ~

河野(こうの) 百合子です。

 

私は今年から魔女ラボに入会しました。

アロマテラピーの資格を取得したのは、今から10年前になりますが

今年から本格的にアロマセラピストとして始動しました。

今までは、病院でメディカルソーシャルワーカーとして働いていました。

 

少しメディカルソーシャルワーカーの仕事を説明させていただくと

病院の中の「医療相談室」「地域連携室」と呼ばれるもので、病気

介護の相談や退院調整等々です。

時にはホームレスが救急搬送されて住民登録を探すことや

生活保護申請をすることもあります。

最後の3年間は在宅医療の場で、主に末期の相談を受けていました。

そんな私が、なぜアロマテラピーを習おうと思ったのか?

毎日、患者さんや家族の相談にのる中で、解決方法が見つかり

安堵されるケースばかりではありません。

方法が見つかったとしても生死や予後の状態を受け入れられない、

理解はしても心の受け入れは難しい。

そんな心の内を吐露し涙する姿を沢山見てきました。

 

『 患者さんはドクターが助ける。 じゃあ、目の前で辛いと涙する

  家族は誰が救うの? 』

 

もっと何か出来るはず。

もっと近い場所へ、もっと心に寄り添って。

出来れば泣く背中を抱きしめてさしあげたい。

 

でも、その方たちの人生に携われるのは最大3か月なのです。

在院日数というのがあって、早期に退院援助しないと病院の

ペナルティーが発生するんです。

※長期入院患者が増えると国から病院機能が下げられて、コストがもらえなくなる。

法や規制に縛られて歯がゆさを感じていました。

 

その距離を縮める方法を考えていた時に、フッとアロマテラピーを

習おう!と思ったのです。

おかしなことに、それまで精油を買ったこともなければ、トリートメントも

クラフト作りさえしたこともなかったのに。

どうしてアロマと思いついたのかさえ覚えていないのです(笑

アロマを習って、ホスピスのソーシャルワーカーとして働きながら

患者さんにも家族にもアロマを使えたらいいな!と妄想は膨らみ

その後、マツエクを受けるついでにアロマトリートメントを受けて

会話の流れからNARDアロマテラピー協会を知り、他の協会を調べることもなく

教室を訪ねました。

 

こんなアロマを知りもしない私でしたが、アロマの世界に魅了されたのでした。

とてつもない可能性を感じたのです。

今でも代替療法として西洋医学との融合を目指しています。

同じ想いを抱いているセラピストさんもいらっしゃいます。

今週は、医療の現状も交えた私なりのお話しをしていきたいと思っています。

 

皆さま、長い文章にお付き合いいただきありがとうございます。