中華そば いのたに | これが私の生きる道Ⅱ

中華そば いのたに

年に何度か仕事で訪問する徳島で


今回も美味しいラーメンを堪能してきたぞん

これが私の生きる道Ⅱ

かれこれ徳島遠征は俺が若い時からじゃけん


もう15年も前から


そのたびにボツボツではあるんやけどいろんなラーメン屋を攻めてきた


昔は食べるだけが単に好きじゃったが


いまはその成り立ちやそれぞれの店舗の個性


その独特な地域性をお勉強するようになってだいぶお利口さんになってきたぞ




いのたにの店内

これが私の生きる道Ⅱ

著名人や有名人のサイン色紙が並ぶ


卓上アイテム

これが私の生きる道Ⅱ

卓上アイテムは非常にシンプル


お店のおかんに尋ねたら中華そばいのたに創業45年というてくれた


「いのたに」さん


1999年に新横浜ラーメン博物館に期間限定で出店


以後全国的に徳島ラーメンが知られるようになったんじゃと


ほじゃけんいのたにさんは徳島のラーメンの草分け的存在やな



券売機

これが私の生きる道Ⅱ

徳島ラーメンは大きく分けて3種類


白濁の豚骨スープを濃口醤油で味付けした「黒系」


白濁の豚骨スープを薄口醤油で味付けをした「白系」小松島系とも言う


清湯をベースとした中華風の「黄系」




いのたにさんは黒系

これが私の生きる道Ⅱ

自家製麺で非常にレベルが高い麺
これが私の生きる道Ⅱ

チャーシューはさらにスープより濃く味付けされている
これが私の生きる道Ⅱ

ラストライス
これが私の生きる道Ⅱ


これが私の生きる道Ⅱ


徳島の地元では、徳島ラーメンと呼ぶ習慣が無い


中華そば、そばなどと言う


そもそもが支那そば、中華そばというのが何処の地域も起源


ここ徳島も例外ではない


ご当地ラーメンブームが全国的に浸透した日本で


地名を前面に出したラーメンが多く存在する中


徳島でも同じように発生し


ここ10数年のあいだで徳島ラーメンブランドを確立してきた


市内には新しい新興ラーメン屋が軒を並べ


観光客の多いメインストリートに出店する一方


老舗中華そば店は郊外もしくは中心部よりやや離れた位置に昔から存在する


どちらも県外からの集客は凄まじいものがあり経済効果は非常に高いと推測される


地域性を活かした冠のあるラーメンが功を奏した成功モデル地区やと俺は思う




先日訪問した徳島市内の鮨屋では


大将やお弟子さん、またお客さんは口々に食べたことが無いとか


有名店に行った事が無いという話しを聞いた


たまたまそのような方が多かったのかもしれんが


地元の人は徳島ラーメンに対して「味」も含め


少々冷ややかな印象をもっていることに驚いた



徳島ラーメンは徳島の人にとってどのような存在なのか興味深い



まあとにかく美味しかったぜ!


いのたにの中華そば





いのたにラーメン / 徳島駅佐古駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5