こんばんは!
皆さまは2001年の映画「アメリ」をご覧になったことがありますか?
もう14年も昔!と驚いてしまいますが、あの映画から現在までの間に、すっかりオドレイ・トトゥは大女優に成長しましたね。
確か、この映画の主演がきっかけでブレイクしたのですよね。
さて、この「アメリ」で登場したことで一躍有名になったのがJAZ社の時計。
アメリでベッドサイドに置いてあったのは、尾っぽが下向きのJAZ時計。
年代は古くないけれど、もう存在しないブランドだし、とても貴重!なにしろデザインがレトロで可愛いんです。
JAZ社は、パリに1919年に創業されました。
1940年まではシンプルにJAZとだけ記されたロゴでしたが(初期モデル)、第二次世界大戦中のナチスドイツ占領下ではアメリカの音楽である「JAZZ」に由来する社名は使用不可となり、代わりに黄連雀(キレンジャク)のロゴを使いました。
フランス語で Jaseur de Boheme (ジャズール・ド・ボエム)という名の鳥なので、その音を借用した形なのです。
尾っぽが下を向いているもののほうが古く、1941年~1967年までの製造。
上を向いているものは1967年~1975年となります。
(なお、70年代の後半にマトラー社に吸収されてしまいましたので、JAZ社の時計は以後作られていません)
私がフランスの蚤の市で前回見つけてきたのは、4つ。
この白いのが、ふたつ。(尾っぽは上向き。)
錆のきいたゴールド系がひとつ。(尾っぽは下向き。こちらの方が古いです)
あと、赤いのが一つありますが写真がまだでした・・・
残念ながら、この中で動くと思われるのは1つ。それもきちんと動作しているかどうか・・・時計の機能を果たすものには、今回出会えませんでした。というか、そもそもそんなに見つかりません。
なので、動かないものでも世界中にコレクターがいるのです。
稼働するものは、2~3万円の値がつきます。
動かないので、ディスプレイ用として手頃なお値段にしてあります。
動くものを是非見つけてきてほしい!というご希望があれば、次に行ったら見つけてきたいと思います
JAZ社の時計(白)の商品ページはこちら
JAZ社の時計(ゴールド)の商品ページはこちら
本日もお立ち寄りくださいましてありがとうございました。
ごきげんよう♪