さて先日、


東アジア・シニアリーダーズフォーラム


というものに言ってきました!


これは中曽根元首相をはじめとする、


首相、大統領経験者によるシンポジウムでした!


みなさん共通して言われていたのは、


世間でも言われているように21世紀はアジアの時代であると!


アジアでの地域共同体を形成する必要があるということです。


ただそこで一番大きな問題の一つが安全保障です。


EUはNATOという組織に支えられていますが、


アジアにはそれに相応する組織や共同体ありません。


そこでアジア各国で新たな安全保障を確立する必要があります。


ただ、現在のアジアの安全保障はアメリカに支えられているのが現状です。


日米、韓米など各国が様々な条約等を結んで安全保障を確立しています。


そう、いわゆるパックス・アメリカーナです!


アメリカが世界の警察的な役割をしているのが現実です。


これをアジア中心にする、


パックス・アジアパシフィカ


という構想がこのフォーラムで出てきました。


アジアでの共同体を形成するには必要な考えでしょう。


これには各国の方々も賛成でした。


ただ中曽根さんはこれについて現実を見るならば、


アメリカもここにいれなければ、という意見でした。


確かに現時点ではアメリカの参加もやむをえないでしょう。


ただ長期的にみるとアメリカの傘下からはずれて


アジア独自の安全保障の枠組みが不可欠であると思います。


僕個人としては、理想論になってしまうかもしれませんが


各地域ごとの共同体は通過点で最終的には、


世界が一つの共同体となる、


そんな時代がこればと思ってます。


そのための問題は無数にあるでしょう。


でも、各地域共同体が出来つつある今


それを現実的に考えてもいいようにも思います。