ありがとうございました。
『広島に原爆を落とす日』
無事、幕がおりました。
ご来場、応援、本当にありがとうございました。
そして、主宰の鈴木佐利さんをはじめ、出演者のみなさん、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
殺陣を始めたのが8月、殺陣の稽古が10月から、顔合わせが11月5日、ここ2週間くらいは、とてもとても濃い日々でした。
とてもとても楽しかったです。
座組が一丸となったのは、やはり主宰の人柄。想いが熱く、まっすぐで、純粋だったからだと思います。
『僕の中には、ジュンジョウネツしかないんですよ。(純情と情熱をかけた造語)』
主宰が言っていた言葉。
その想いを叶えようと一丸となる姿は、本当に美しいと思いました。
参加して、良かったです。
ご縁です。
楽しかったです。
ありがとうございました!!
ドイツの、ヒットラー、ヒルダ、ボルマンと。
恨一郎と百合子。
髪一族とは、泣き女として、葬儀の夜に夜伽をする女たち。しかし本当は、海軍の刺客の家だった。
まわりから差別され、蔑まれてきた百合子は、人間として唯一接してくれた恨一郎に恋をし、結婚の約束をするが、二人の恋は許されるわけがなかった。
それでもまっすぐに、想い続ける百合子。その想いは、世界を戦火に巻き込む程のものだった。
そして、原爆を故郷の広島に落とす任務を背負わされた恨一郎は、百合子に原爆を、自分の想いを、受け止めて欲しいと告げる。
とてつもないものを扱った作品でした。
とてつもない役でした。
恐ろしいものを作り出してしまった人間が救われるためには、それを受け止めるだけの、強靭な意志が必要なのだ。
愛するあなたと引き換えにして、日本の未来を問うのですから。
ドイツのために死ぬのではありません。あなたへの遂げられる熱い思いのために、命を落とすのです。
まわりの役の台詞を挙げてみましたが。
とても重いテーマを扱った作品で、私自身、とても考えさせられました。
観た人が、何かしら感じでいただいていれば幸いです。
苦しい役でしたが、素晴らしい役でした。
うまく言葉にできませんが、百合子を演じさせてもらい、本当によかったです。
最後の最後に、やっと百合子は笑うことができます。
最後の最後に、笑える、そんな人生でありたい。
打ち上げにて。佐利さんに、みんなの色紙をプレゼント。
(笑)
ありがとうございました!