父の故郷から、叔父たちが来訪中。
御一行は、昨日、故郷の京都府京丹後市を出発、岐阜の叔父宅に泊まって、亡き叔母の墓参りをしてから、本日、茨城まで、亡き父の墓参りに来てくれました。
当初は伯母たちも来る予定でしたが、なにしろ一番上の伯母が90歳になるという高齢者ばかりの団体になるため、家族の反対で伯母たちは断念、京都の叔父夫婦と岐阜の叔父が「墓参りツアー」にやってきたというわけです。
京都の叔父は、昨年心筋梗塞で倒れて緊急入院した身、一応身障者手帳を持ってるぐらいで、つえをついてゆっくり、ゆっくり歩きます。動作も遅くなってきて、予定の特急に乗れず、1本遅い便で勝田到着。
改札を出た所で、「そういえば、払い戻しせんならん」と言い出し、何かと思ったら、岐阜を出る時に峰山から勝田までのきっぷが見つからず、駅員さんに相談したら、とりあえず岐阜羽島から勝田までの乗車券を買って、元のきっぷが見つかったら到着地で払い戻して下さいと教えてくださったそうで、きっぷを買って乗車後、元のきっぷを見つけたんだそうな。
で、改札を出る前にそれを言ってくれれば、元のきっぷと買い足したきっぷを持って緑の窓口へ行けばよかったんですが、すでに改札できっぷを渡してしまったというじゃありませんか。
慌てて改札に戻り、事情を話してきっぷを探してもらいました。
「どのぐらい前にきっぷを出しました?1時間ぐらい前??」
「いや、今改札を出たばかりです。峰山から勝田のきっぷです」
「みねやま?みねやまって、どこですか?」
「北近畿タンゴ鉄道です」
駅員さんも、さすがにローカル線の私鉄までは覚えきれないようで、説明をきいても、すぐには時刻表の路線図では「峰山」は見つからなかったみたいでした。
「北近畿・・・」
「京都から舞鶴の方に行って天橋立の先です」
「あ、ここだ」
それでも、きっぷはすぐに見つかり、今度は緑の窓口に並ぶこと十数分。やっと岐阜羽島から勝田の分を払い戻せました(手数料はかかりましたが、1万5千960円ですもんね)
峰山からのきっぷなんて、かなりレアなので、無効印を押してもらって記念に取っておきたかったのですが、そういう事情なのできっぷはもらうわけにはいきませんでした。
それにしても、旅行会社で作ってもらったという帰りの日程が、これは絶対無理。乗り継ぎ時間がすごく短いのです。叔父たちが無事に家に戻れるのは、いつになるのか…
いっそのこと、送りがてらに遊びに行っちゃいたいのだけど。
峰山は遠いです…